第9週の結果(まとめ)



NHKBS1で、ダラス・カウボーイズフィラデルフィア・イーグルスの試合が放送されました。


いやぁ、カウボーイズRBマリオン・バーバー
いよいよ脚光を浴び始めましたね。


昨シーズン、「ナンバー1ランニングバック」として推していた者としては、嬉しい限り。
どうぞ、今後も、この調子で。


そして、QBトニー・ロモも絶好調ですし、
カウボーイズは、ラン・パスの両輪が非常に上手く回っていることがよく分かる試合でした。


でも、このチームでも、ニューイングランド・ペイトリオッツに負けたんだよなぁ。


・・・うーん、恐るべきはペイトリオッツ


カウボーイズは、今週負けたインディアナポリス・コルツと、
ちょうど同じくらいの実力と言えるのかもしれません。


この2チームの対戦は非常に面白そうなので見てみたいんだけど、
今シーズンは、対戦が組まれていないんですよねぇ。


よし、じゃあ、スーパーボウルは、この対戦カードで。(一足飛び)


さて、第9週の結果を振り返ってみます。

                     
アウェイ ホーム 第1弾 第2弾 第3弾 直前 結果
ARI TB ARI       TB
CAR TEN CAR       TEN
CIN BUF BUF       BUF
DEN DET DEN       DET
GB KC GB       GB
JAC NO NO       NO
SD MIN SD       MIN
SF ATL ATL       ATL
WAS NYJ NYJ WAS     WAS
SEA CLE CLE     SEA CLE
HOU OAK OAK HOU     HOU
NE IND IND       NE
DAL PHI DAL       DAL
BAL PIT PIT       PIT
    7/14 9/14 9/14 8/14  
             
    70/130 72/130 70/130 67/130  
    53.8% 55.4% 53.8% 51.5%  



それなりに、それなり。
可もなく、不可もなく。


・・・そんな感じ。


コルツが負けたのも残念でしたが、それよりも残念だったのは、
デンバー・ブロンコスサンディエゴ・チャージャーズの敗戦かなぁ。


ちなみに、この両チームが所属する「AFC WEST」の4チームは、今週、全敗。


うーん、今シーズン、この地区は一体どうしちゃったんだか。


全体的に低調な地区なので、ブロンコスチャージャーズも、
まだまだ地区優勝の「有力候補」と言えるわけですけども、
この地区から、プレーオフワイルドカードチームが出ることは無いでしょうね。


うーん、両チームともに残ってもらいたいと願ってるんだけどもなぁ。


盛り返していってもらいたいものです。


「低調な地区」と言えば、「NFC SOUTH」もそうなのですが、
今週は、カロライナ・パンサーズ以外の3チームが勝利。


ニューオリンズ・セインツの「復活」(4連敗の後、4連勝)とともに、
地区全体が盛り上がってきたのかもしれません。


・・・いや、アトランタ・ファルコンズ(2勝6敗)も入れておいてよ、一応。


シーズン折り返しで、全体としては「ああ、ペイトリオッツが1番強いな」ということが、
はっきりしているシーズンではありますけれども、
各地区に目を転じると、まだまだ行方の分からないところが多くて、面白いところです。


シーズン後半も、いろいろと楽しんでいきたいですね。


以上、第9週の結果のまとめでした。

キッカーランキング(第9週時点)



では今週も、「新能力指標」を「キッカーレーティング」から見ていきます。

順位(比) 選手名 レーティング 挑戦回 成功回
1位(→) ライアン・ロングウェル
ミネソタ・ヴァイキングス
39.3 14 11
2位(↑) ジェイ・フィーリー
マイアミ・ドルフィンズ
35.2 14 13
3位(↑) ジョー・ネドニー
サンフランシスコ・49ers
34.7 12 11
4位(↓) ジェフ・リード
ピッツバーグ・スティーラーズ
34.3 12 11
5位(↓) ジョシュ・ブラウン
シアトル・シーホークス
33.8 17 16
6位(↑) ニール・ラッカーズ
アリゾナ・カーディナルズ
31.7 16 11
7位(↓) クリス・ブラウン
ヒューストン・テキサンズ
31.3 20 18
8位(↑) ロブ・ビロナス
テネシー・タイタンズ
30.0 22 20
9位(↓) ニック・フォーク
ダラス・カウボーイズ
29.9 16 14
10位(↑) ショーン・スイシャム
ワシントン・レッドスキンズ
29.7 15 12

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1位のロングウェルは、今週、1本フィールドゴールに失敗していますが、
57ヤードという長距離だったので、さほど評価が落ちるものではありません。


ちなみに、この「失敗」が、サンディエゴ・チャージャーズCBアントニオ・クロマティの、
「109ヤードリターンタッチダウン」という大記録につながっています。


先週2位・3位だった、リードとブラウンは、
今週、それぞれ、1本・3本のフィールドゴールに成功していますが、
そんなに長くない距離だったこともあって、値的には少々落ちました。


で、このあたりの順位は、非常に値が接近していたので、この2人は4位・5位に落ちて、
今週試合のなかったフィーリーが2位に上がりました。


また、今週3本のフィールドゴールを成功させたネドニーが、3位に浮上したりもしています。


そうそう、他には、
今シーズン、1試合8本のフィールドゴール成功というNFL新記録を達成したりして、
絶好調のビロナスが、相変わらずの好調ぶりで、8位に浮上してきました。


今週も47ヤードと53ヤードという長距離。


タイタンズの「6勝」のうちの半分くらいは、
ビロナスのおかげの勝利なんじゃないか、と思えるくらいです。(ちょっと言いすぎか)


今後も、活躍を期待したいですね。


それから、今週は、スイシャムが、フィールドゴール全5本成功の大活躍。


最後の1本は、オーバータイムでの46ヤード決勝フィールドゴールで、
週間MVPも受賞しました。


この活躍で、ランキングでも10位に上がってきています。


さて、今週は第9週。
シーズン折り返しの「区切り」の週です。


というわけで、「規定回数」(今週は「8回」)に達している全選手を掲載しましょう。

順位 選手名 レーティング 挑戦回 成功回
11位 ジェイソン・ハンソン
デトロイト・ライオンズ
29.0 20 16
12位 ジョン・ケイシー
カロライナ・パンサーズ
28.7 14 11
13位 シェイン・グレアム
シンシナティ・ベンガルズ
28.4 13 12
14位 ロビー・ゴウルド
シカゴ・ベアーズ
28.3 16 13
15位 メイソン・クロスビー
グリーンベイ・パッカーズ
27.6 20 16
16位 ネイト・キーディング
サンディエゴ・チャージャーズ
26.7 9 7
17位 マット・ストーヴァー
ボルチモア・レイヴンズ
26.0 21 18
18位 フィル・ドーソン
クリーブランド・ブラウンズ
25.9 14 13
19位 セバスチャン・ジャニカウスキー
オークランド・レイダーズ
24.4 15 10
20位 ライアン・リンデル
バッファロー・ビルズ
24.0 15 13
21位 モーテン・アンダーセン
アトランタ・ファルコンズ
20.4 17 14
22位 マット・ブライアント
タンパベイ・バッカニアーズ
20.3 17 13
23位 スティーブン・ゴストウスキー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
20.2 12 11
24位 ローレンス・タインス
ニューヨーク・ジャイアンツ
19.2 15 12
25位 デイヴィッド・エイカーズ
フィラデルフィア・イーグルス
18.3 21 17
26位 アダム・ヴィナティエリ
インディアナポリス・コルツ
17.2 18 16
27位 デイヴ・レイナー
カンザスシティ・チーフス
17.0 13 10
28位 ジェイソン・イーラム
デンバー・ブロンコス
16.2 16 12
29位 ジェフ・ウィルキンズ
セントルイス・ラムズ
15.5 20 14
30位 マイク・ニュージェント
ニューヨーク・ジェッツ
13.6 18 13
31位 ジョン・カーニー
ジャクソンビル・ジャガーズ
13.4 11 9
32位 オリンド・マーレイ
ニューオリンズ・セインツ
-3.2 12 6

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第5週のときと比べると、当時1位だったゴウルドが14位、
当時3位だったケイシーが12位と、かなり落ちてしまっています。


15位のクロスビーも、当時は6位だったので、ちょっと落ち気味。
期待の新人だけに、もうちょっと頑張ってもらいたいなぁ。


順位が上がっている方では、
目立っているのは、当時28位から19位に上がっているジャニカウスキー


今週の試合では、「64ヤードフィールドゴール挑戦」という、
謎の「無茶蹴り」がありましたが、
先週の試合で50ヤード以上のフィールドゴールを2本成功していたりと、
なかなか調子は良さそうです。(だから、ヘッドコーチも「無茶蹴り」させたのか?)


最下位のマーレイは、当時からマイナスの値でしたが、
当時は「-14.6」だったので、改善の兆しはあります。


第5週のときに、「セインツは新たなキッカー探しに動いている」という話を書きましたが、
どうやら、その危機を乗り越えて、調子を取り戻しつつあるのかな。


セインツは現在4連勝中ですし、その後押しとなる活躍をしていってもらいたいものです。


以上、第9週時点の「キッカーレーティング」でした。

パンターランキング(第9週時点)



さて、続けて、「パンターパワーヤード」。

順位(比) 選手名 PPY 回数 平均 NET平均
1位(→) ドニー・ジョーンズ
セントルイス・ラムズ
7.9 34 50.6 43.7
2位(↑) シェイン・レクラー
オークランド・レイダーズ
7.7 34 50.3 45.1
3位(↑) アンディ・リー
サンフランシスコ・49ers
7.2 53 49.9 46.5
4位(↓) マット・マクブライアー
ダラス・カウボーイズ
7.0 28 49.1 41.3
5位(↓) トッド・サウワーブラン
デンバー・ブロンコス
6.5 24 49.0 42.7
6位(↑) クリス・クラウ
ミネソタ・ヴァイキングス
5.3 47 44.7 37.6
7位(↑) ダニエル・セプルヴェダ
ピッツバーグ・スティーラーズ
4.5 33 44.4 39.7
8位(↑) マイク・シフレス
サンディエゴ・チャージャーズ
4.3 40 45.8 42.2
8位(↓) マット・ターク
ヒューストン・テキサンズ
4.3 28 42.6 39.2
10位(↑) ハンター・スミス
インディアナポリス・コルツ
4.1 23 43.7 35.7
10位(↓) ブライアン・ムーアマン
バッファロー・ビルズ
4.1 38 43.0 39.6

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1位のジョーンズは、今週は試合なし。


先週2位タイだったマクブライアーサウワーブランは、仲良く(?)降下。


マクブライアーは、敵陣39ヤード地点から蹴ってタッチバック・・・ということがあったので、
これが下がった原因となってしまいました。


今週、大幅に上昇してきたのは、先週24位から8位タイにまで上がってきたシフレス


60ヤード以上のパントが3回(最大65ヤード)で、57ヤード・59ヤードもあったりして、
8回蹴って平均54.9ヤード、敵陣20ヤード以内には5回という大活躍でした。


パンターとしては、とんでもなく素晴らしい活躍と言えると思うのですが、
それが、なかなか「チームの勝利」につながらないところが、
パンターというポジションの悲しいところです。
(そもそも8回も蹴っていること自体が、イコール「チームの不調」ですし・・・)


あと、個人的には、ムーアマンの値が下がり気味なのが気になるなぁ。


1ヶ月前くらいには、かなりインパクトのある活躍を見せていたものだったのですが。


とはいえ、ビルズのチーム成績自体は良くなりつつあったりしているわけで、
こんなあたりも、パンターというポジションの悲しさか・・・。


さて、こちらも、「規定回数」(20回)に達している選手を、全員見てみましょう。

順位 選手名 PPY 回数 平均 NET平均
12位 ベン・グレアム
ニューヨーク・ジェッツ
3.8 35 42.7 35.9
13位 スティーヴ・ウェザーフォード
ニューオリンズ・セインツ
3.8 32 43.8 37.1
14位 ダスティン・コルキット
カンザスシティ・チーフス
3.7 51 46.4 39.9
15位 ブランドン・フィールズ
マイアミ・ドルフィンズ
3.2 29 43.7 38.7
16位 ジェイソン・ベイカー
カロライナ・パンサーズ
3.2 46 44.1 38.2
17位 ニック・ハリス
デトロイト・ライオンズ
3.0 32 44.5 37.1
18位 クレイグ・ヘントリック
テネシー・タイタンズ
2.8 31 41.1 38.8
18位 ジョシュ・ビドウェル
タンパベイ・バッカニアーズ
2.8 44 43.3 38.8
18位 マイケル・ケイネン
アトランタ・ファルコンズ
2.8 42 42.5 37.9
21位 サム・クック
ボルチモア・レイヴンズ
2.5 42 45.0 40.1
22位 ジェフ・フィーグルズ
ニューヨーク・ジャイアンツ
2.4 33 39.7 36.2
22位 ライアン・プラックマイアー
シアトル・シーホークス
2.4 44 41.4 35.4
24位 ジョン・ライアン
グリーンベイ・パッカーズ
2.0 36 45.1 42.1
24位 カイル・ラーソン
シンシナティ・ベンガルズ
2.0 34 42.3 35.8
26位 マイク・バー
アリゾナ・カーディナルズ
1.9 42 41.5 37.0
27位 ブラッド・メイナード
シカゴ・ベアーズ
1.8 35 43.3 40.9
28位 サヴェリオ・ロッカ
フィラデルフィア・イーグルス
1.2 36 42.0 38.3
29位 デリック・フロスト
ワシントン・レッドスキンズ
1.1 42 41.4 39.1
30位 クリス・ハンソン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
0.4 21 41.1 40.0
31位 アダム・ポドレッシュ
ジャクソンビル・ジャガーズ
0.3 29 41.7 38.2

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第5週と比べてみて、目だって落ちてきているのは、
当時10位だったフロスト(29位)と、当時11位だったフィーグルズ(22位)くらいかな。


30位のハンソンは、当時の「-6.0」という値から、随分改善されてきました。


さて、ここで問題です。


上記の表には、31人のパンターの名前がありますが、
唯一、「規定回数」に達しているパンターが1人もいないチームは、どこでしょうか。


・・・って、第5週のときと全く同じ問題ですが。


ただ、実は、答えは違います。


第5週のときの答えは「テネシー・タイタンズ」だったのですが、
今回、タイタンズからは、ヘントリックが18位タイに入っています。


そうなると、どこのチームなんでしょうか?


ヒントは、「第5週時点と現在ではパンターが替わっている」ということと、
「現在のパンターは第2週の試合には出場していた」ってことですかね。


・・・って、そのチームのファンの人以外には、あんまりヒントになってないかも・・・。


以上、第9週時点の「パンターパワーヤード」でした。