第17週の結果(まとめ)
「ライスボウル」を現地観戦してきました。
関西学院大学と松下電工インパルス、どちらも特に思い入れの無いチームですが、
今シーズンは、大学の試合の方が馴染みが深かったので、関西学院大学側で観戦。
いやぁ、負けましたが、面白い試合でした。
前半で「3対31」になってしまったときには、
一体、どこまで広がってしまうんだ・・・という感じでしたが、
後半の怒涛の追い上げには大盛り上がり。
返す返す、前半最後のインターセプトリターンタッチダウンが悔やまれるなぁ。
あれさえなければ・・・と、言ってもしょうがないか。
それにしても、凄い人でした。
日本のアメフトの試合で、あれだけ大勢の人が来ていたのは、(多分)初めて見ましたよ。
試合途中で発表されていましたが、今日の入場者数は35000人弱だったそうです。
関西チーム同士の対戦が関東で行われたわけなので、
普通に考えたら、いつもより入場者数が少なくなりそう・・・とも思えるところですが、
さすが、そこは、関東より関西の方がアメフトが盛んということの表れなのでしょう。
あと、松下電工インパルスに関西学院大学出身選手が多い、ということも、
入場者数が多かった理由なのかな。
明らかに関西学院大学関係者と思われる人たちの中で観戦していましたが、
松下電工インパルスの一部の選手に対しては拍手を送ったりしていましたし。
・・・まあ、大活躍したQB高田鉄男(史上2人目の、学生時&社会人でMVP受賞)や、
WR長谷川昌泳に対しては、ライバル立命館大学出身ですから、ヤジが飛んでましたが・・・。
あとは、やっぱり、「アメリカンフットボールワールドカップ」の影響も、多少あるだろうなぁ。
これでアメフトに興味を持った人もいただろうし。
何はともあれ、アメフトを見てくれる人が増えたのは嬉しいことですし、
この傾向が、今後も続いてくれることを願いたいですね。
さて、NFLはレギュラーシーズンが終了しました。
第17週の結果を振り返ってみます。
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NE | NYG | NE | NE | |||||||
BUF | PHI | BUF | PHI | PHI | ||||||
CAR | TB | CAR | CAR | |||||||
CIN | MIA | MIA | CIN | CIN | ||||||
DAL | WAS | DAL | WAS | DAL | WAS | |||||
DET | GB | GB | GB | |||||||
JAC | HOU | HOU | JAC | HOU | ||||||
NO | CHI | NO | CHI | |||||||
PIT | BAL | PIT | BAL | |||||||
SEA | ATL | ATL | SEA | ATL | ||||||
SF | CLE | CLE | CLE | |||||||
TEN | IND | IND | TEN | |||||||
MIN | DEN | DEN | DEN | |||||||
SD | OAK | SD | SD | |||||||
STL | ARI | ARI | STL | ARI | ARI | |||||
KC | NYJ | KC | NYJ | KC | NYJ | |||||
9/16 | 10/16 | 9/16 | 9/16 | |||||||
137/256 | 142/256 | 138/256 | 138/256 | |||||||
53.5% | 55.5% | 53.9% | 53.9% |
結局、AFCの「最後の1席」はテネシー・タイタンズになっちゃったし、
NFCの「最後の1席」はワシントン・レッドスキンズになっちゃったし、
ホント、今シーズンは、僕の「希望」が、ことごとく崩されるよなぁ。
(いや、まあ、レッドスキンズについては、嬉しい面もありますけどもね)
・・・今シーズンは、こういうものと思って、諦めるしかないか・・・。
そして、最終的な「希望どおり」の数は、「直前」で138試合。
ちなみに、一昨年は136試合、昨年は134試合。
前にもチラッと書いたことがありましたが、
なぜか、この、「53%前後」のところに落ち着く結果となるようです。
・・・なぜだ・・・?
以上、第17週の結果のまとめでした。
キッカーランキング(第17週時点)
では今週も、「新能力指標」を「キッカーレーティング」から見ていきます。
順位(比) | 選手名 | レーティング | 挑戦回 | 成功回 |
---|---|---|---|---|
1位(→) | ライアン・ロングウェル (ミネソタ・ヴァイキングス) |
40.5 | 24 | 20 |
2位(→) | ジェイ・フィーリー (マイアミ・ドルフィンズ) |
36.1 | 23 | 21 |
3位(↑) | ロブ・ビロナス (テネシー・タイタンズ) |
33.9 | 39 | 35 |
4位(↓) | クリス・ブラウン (ヒューストン・テキサンズ) |
32.9 | 29 | 25 |
5位(→) | ジェイソン・ハンソン (デトロイト・ライオンズ) |
32.8 | 35 | 29 |
6位(↓) | ジョー・ネドニー (サンフランシスコ・49ers) |
32.6 | 19 | 17 |
7位(→) | ロビー・ゴウルド (シカゴ・ベアーズ) |
32.3 | 36 | 31 |
8位(↓) | セバスチャン・ジャニカウスキー (オークランド・レイダーズ) |
31.6 | 32 | 23 |
9位(↑) | ジェフ・リード (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
29.9 | 25 | 23 |
10位(↓) | ジョン・ケイシー (カロライナ・パンサーズ) |
29.8 | 28 | 24 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
結局、あまりインパクトは強くなかったのですが、
かなり高い値で、ロングウェルが1位を守り通しました。
レーティング「40.0」以上は、「歴代5位レベル」と位置づけていますので、
かなり素晴らしい出来だったと言えます。
ロングウェルは、4本のフィールドゴールに失敗していますが、
48ヤード・52ヤード・53ヤード・57ヤードと、いずれも長い距離のものであり、
そして成功した20本の平均距離も約40ヤードという長距離。
ヴァイキングスは、惜しくもプレーオフ進出を逃してしまいましたが、
良いところまでいった一因は、RBエイドリアン・ピーターソンの存在だけではなく、
もしかしたら、ロングウェルにもあると言えるのかもしれませんね。
しかし、キッカーの活躍は重要だけども、キッカーの活躍だけでは勝てないんだよなぁ、
・・・というのは、2位がドルフィンズのフィーリーであることからも、よく分かるところです。
そして、「プロボウラー」ビロナスが、今シーズン最高位の3位でフィニッシュ。
今週も週間MVPを受賞していましたし、
とにかく、ビロナスにとって、素晴らしいシーズンとなりました。
先ほど書きましたように、「キッカーの活躍だけ」で勝てないのは事実ですが、
しかし、今シーズンのタイタンズがプレーオフ進出できたのは、
紛れも無く、ビロナスのおかげであると断言できるのではないでしょうかね。
果たして、プレーオフでも、活躍を見せてくれるのでしょうか。
さて、これでレギュラーシーズン終了ですから、もちろん、
「規定回数」(16回)に達している全選手を掲載したいと思います。
順位 | 選手名 | レーティング | 挑戦回 | 成功回 |
---|---|---|---|---|
11位 | ライアン・リンデル (バッファロー・ビルズ) |
28.6 | 27 | 24 |
12位 | メイソン・クロスビー (グリーンベイ・パッカーズ) |
28.5 | 39 | 31 |
13位 | ジェイソン・イーラム (デンバー・ブロンコス) |
28.3 | 31 | 27 |
14位 | ジョシュ・ブラウン (シアトル・シーホークス) |
27.7 | 34 | 28 |
15位 | ネイト・キーディング (サンディエゴ・チャージャーズ) |
27.2 | 27 | 24 |
16位 | ショーン・スイシャム (ワシントン・レッドスキンズ) |
27.1 | 35 | 29 |
17位 | モーテン・アンダーセン (アトランタ・ファルコンズ) |
26.5 | 28 | 25 |
18位 | ニック・フォーク (ダラス・カウボーイズ) |
26.2 | 31 | 26 |
19位 | マット・ブライアント (タンパベイ・バッカニアーズ) |
25.4 | 33 | 28 |
20位 | シェイン・グレアム (シンシナティ・ベンガルズ) |
25.4 | 34 | 31 |
21位 | フィル・ドーソン (クリーブランド・ブラウンズ) |
25.2 | 30 | 26 |
22位 | マット・ストーヴァー (ボルチモア・レイヴンズ) |
24.9 | 32 | 27 |
23位 | ジェフ・ウィルキンズ (セントルイス・ラムズ) |
23.8 | 32 | 24 |
24位 | ローレンス・タインス (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
22.1 | 27 | 23 |
25位 | スティーブン・ゴストウスキー (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
21.1 | 24 | 21 |
26位 | マイク・ニュージェント (ニューヨーク・ジェッツ) |
20.1 | 35 | 28 |
27位 | ニール・ラッカーズ (アリゾナ・カーディナルズ) |
19.9 | 30 | 21 |
28位 | デイヴィッド・エイカーズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
16.1 | 32 | 24 |
29位 | デイヴ・レイナー (カンザスシティ・チーフス) |
13.7 | 22 | 15 |
30位 | オリンド・マーレイ (ニューオリンズ・セインツ) |
9.2 | 17 | 10 |
31位 | アダム・ヴィナティエリ (インディアナポリス・コルツ) |
8.5 | 29 | 23 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
第13週のときに「大きく下がった」と書いていたブラウンが、
最終的には再浮上で14位にまで戻ってきました。
うん、やっぱり、実力はあるはずなんだよな。
第13週時点と比べて大きく下がったのは当時9位で最終的には18位のフォークでしょうか。
フォークは、新人選手としては、素晴らしい活躍を見せたと言えそうですが、
ちょっと、まだまだ、プロボウルに選出されるほどではないような・・・、
・・・という気がしてしまいます。
まあ、応援していないわけではないので、選出は素直に嬉しいところですけども。
最下位はヴィナティエリで、第13週時点と変わらず。
プレーオフの大事な場面で、この「絶不調さ」が出なければよいのですが・・・。
なお、ジャガーズは、Kジョシュ・スコビーとKジョン・カーニー(現チーフス)が、
ほぼ半分ずつ分け合ってキックしたような結果となり、
両者とも「規定回数」に達せず、ランキングには1人も入っていない状況となりました。
というわけで、ランキングには「31人」となっています。
以上、レギュラーシーズン終了時点の「キッカーレーティング」でした。
パンターランキング(第17週時点)
さて、続けて、「パンターパワーヤード」。
順位(比) | 選手名 | PPY | 回数 | 平均 | NET平均 |
---|---|---|---|---|---|
1位(→) | シェイン・レクラー (オークランド・レイダーズ) |
6.3 | 73 | 49.1 | 42.9 |
2位(→) | アンディ・リー (サンフランシスコ・49ers) |
6.0 | 105 | 47.3 | 42.5 |
3位(→) | クリス・クラウ (ミネソタ・ヴァイキングス) |
5.3 | 81 | 44.7 | 38.7 |
4位(→) | ドニー・ジョーンズ (セントルイス・ラムズ) |
5.2 | 77 | 47.2 | 42.0 |
5位(↓) | マット・マクブライアー (ダラス・カウボーイズ) |
4.9 | 63 | 47.1 | 40.6 |
6位(→) | マイク・シフレス (サンディエゴ・チャージャーズ) |
4.7 | 82 | 45.6 | 41.8 |
7位(→) | ジョシュ・ビドウェル (タンパベイ・バッカニアーズ) |
4.4 | 78 | 43.4 | 39.6 |
8位(→) | ニック・ハリス (デトロイト・ライオンズ) |
3.8 | 68 | 44.3 | 37.7 |
9位(→) | マイケル・ケイネン (アトランタ・ファルコンズ) |
3.2 | 88 | 43.5 | 39.5 |
10位(→) | トッド・サウワーブラン (デンバー・ブロンコス) |
3.1 | 49 | 44.9 | 38.5 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
このランキングは、最後まで動きが少なく。
「最終週の動き」としても、先週4位タイだったマクブライアーが5位に下がった、
・・・ということだけが、ベスト10内での動きでした。
そして1位は、結局、先週入れ替わったままで決着して、レクラー。
最後に2位に落ちてしまったリーも、値は「6.0」ですから、2人とも立派なものです。
昨シーズンは、1位だったマクブライアーだけが飛びぬけて良くて「6.4」だったのですが、
そのときの2位コルキットは「4.5」でしたから、
そういう意味では、「調子が特に良い人が多かった」シーズンと言えるのかもしれませんね。
さて、こちらも、「規定回数」(40回)に達している選手を、全員見てみましょう。
順位 | 選手名 | PPY | 回数 | 平均 | NET平均 |
---|---|---|---|---|---|
11位 | ダスティン・コルキット (カンザスシティ・チーフス) |
3.0 | 96 | 45.0 | 40.8 |
12位 | ダニエル・セプルヴェダ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
2.7 | 68 | 42.4 | 38.4 |
12位 | ハンター・スミス (インディアナポリス・コルツ) |
2.7 | 52 | 41.9 | 34.8 |
14位 | マット・ターク (ヒューストン・テキサンズ) |
2.6 | 55 | 41.8 | 39.0 |
14位 | スティーヴ・ウェザーフォード (ニューオリンズ・セインツ) |
2.6 | 63 | 43.5 | 37.4 |
16位 | クレイグ・ヘントリック (テネシー・タイタンズ) |
2.3 | 70 | 41.9 | 37.7 |
17位 | ジェイソン・ベイカー (カロライナ・パンサーズ) |
2.2 | 90 | 44.1 | 38.4 |
18位 | ベン・グレアム (ニューヨーク・ジェッツ) |
2.1 | 67 | 42.6 | 37.3 |
19位 | サム・クック (ボルチモア・レイヴンズ) |
1.7 | 79 | 43.0 | 38.1 |
20位 | カイル・ラーソン (シンシナティ・ベンガルズ) |
1.6 | 59 | 41.1 | 36.0 |
20位 | サヴェリオ・ロッカ (フィラデルフィア・イーグルス) |
1.6 | 73 | 42.0 | 36.4 |
22位 | ブランドン・フィールズ (マイアミ・ドルフィンズ) |
1.5 | 76 | 43.2 | 38.2 |
22位 | ブライアン・ムーアマン (バッファロー・ビルズ) |
1.5 | 81 | 40.7 | 38.2 |
24位 | ライアン・プラックマイアー (シアトル・シーホークス) |
1.3 | 86 | 40.0 | 34.9 |
25位 | デリック・フロスト (ワシントン・レッドスキンズ) |
1.1 | 75 | 40.9 | 38.0 |
26位 | アダム・ポドレッシュ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
1.0 | 54 | 41.7 | 37.6 |
26位 | ブラッド・メイナード (シカゴ・ベアーズ) |
1.0 | 88 | 41.8 | 39.3 |
26位 | ジェフ・フィーグルズ (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
1.0 | 72 | 39.8 | 37.3 |
29位 | ジョン・ライアン (グリーンベイ・パッカーズ) |
0.5 | 62 | 43.0 | 41.0 |
30位 | デイヴ・ザストゥディル (クリーブランド・ブラウンズ) |
0.4 | 49 | 41.8 | 35.9 |
31位 | マイク・バー (アリゾナ・カーディナルズ) |
0.3 | 59 | 39.5 | 34.1 |
32位 | クリス・ハンソン (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
-0.5 | 45 | 40.5 | 38.7 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
第13週時点では、ハンソンが「規定回数」に達していませんでしたが、
最後、ペイトリオッツオフェンスがやや不振で、パンターの出番が目に見えて増えたので、
最終的には、32チームのパンター全員が揃いました。
・・・しかし、そのハンソンは、相変わらず低い値ですが・・・。
ちなみに、ハンソンは、昨シーズンはジャガーズ所属でしたが、
そのときの値は「-0.1」で、ランキングは31位。
・・・どこのチームに行こうとも、このあたりが「実力」なのか・・・?
以上、レギュラーシーズン終了時点の「パンターパワーヤード」でした。