第4週:IND at TEN



さて、インディアナポリス・コルツテネシー・タイタンズ
僕の「ランキング(希望)」で言うと、1位と32位の対決になります。


もともと、同地区の強豪同士として、注目されていたカードだったのですが、
一昨年、コルツのQBペイトン・マニングと、
タイタンズのQBスティーヴ・マクネアが、
リーグMVPを2人で同時受賞したため、
昨年の第2週で対決したときには、
「史上初のMVP対決!」と騒がれたりしておりました。


しかしながら、昨年のタイタンズは大不振。
途中でマクネアが怪我のため出場しなくなったのも一因で、
シーズン途中から、引退が取りざたされたりもしておりました。


更に、タイタンズサラリーキャップに深刻な問題を抱えており、
今オフに入ってから、超過を防ぐために、
WRデリック・メイソンCBサマリ・ロールDTケヴィン・カーター
Tフレッド・ミラーFBロバート・ホルコムKジョー・ネドニーといった、
ベテラン勢をまとめて放出。


有力選手の解雇は、現在のNFLでは別段珍しくはないのですが、
これほど大量に一気に解雇するのは、なかなか珍しい状況で、
今季の大幅な戦力ダウンは避けられないと見られています。


そんな状況の中、マクネアは「今年も現役を続ける」と力強く宣言。
なかなか明るい話題が見つけられないタイタンズにとって、
ようやく、光明の見出せる話題が出てきたという感じでした。


毎年のようにプレーオフに進出していたチームから、
一気に「再建期」に突入してしまった感のあるタイタンズですが、
そんな中でどう奮闘していくのかが、今年の注目点になりますね。


個人的には、昨年、マクネアに代わり奮闘していた、
QBビリー・ヴォレックに注目したいところです。
・・・って、そうなるとマクネアはどうなる、って感じですが。
さてさて。


僕としては、当然、コルツを応援して見る試合ではあるのですが、
タイタンズにも注目したい点は多いですね。