第5週マンデーナイトの感想



ピッツバーグ・スティーラーズサンディエゴ・チャージャーズの試合。


スティーラーズランニングバックは、ウィリー・パーカーもいいですが、
やっぱり、ジェローム・ベティスが出てくると、何か「安心感」がありますね。


QBベン・ロスリスバーガーも、今日は、安定していましたし、
非常に安心して見ていられるオフェンスでした。


とはいえ、最後、30ヤードラインに到達するまでは、ドキドキでしたが。


それにしても、スティーラーズは勝ったとはいえ、
ロスリスバーガーの怪我が非常に心配です。
悪い結果とならなければ良いのですが・・・。


しかし、スティーラーズのQBトミー・マドックスが怪我のため、
「今週は控えクォーターバックチャーリー・バッチ」というニュースは、
週中から知っていたのですが、
「まあ、どちらにせよ出番は無いだろう」くらいに思ってました。


こういうときに限って・・・ということなんでしょうねぇ。
まあ、出番と言っても、ベティスにボールを渡すだけではありましたが。


注目していたチャージャーズオフェンスライン(特に左側)は、
今日は、あまり機能していなかったようです。
というか、やはりスティーラーズのランディフェンスは固かった、と言いますか。


RBラデイニアン・トムリンソンのランも、
全く出ていなかったわけでは無いと思うのですが、
「ここぞ」というところで、しっかり止められてしまった印象。


昨日、「オフェンスライン選手の名前と顔を覚えるのは、反則のときが良い機会」、
というようなことを書きましたが、
注目していたチャージャーズGクリス・ディールマンが、
まさしく、それでアップになってしまいました。


まあ、あのチョップブロックの反則は、ちょっと不運だった感じはありますが。
顔も見ることが出来たので、また次の試合からも改めて注目してみたいです。


Tローマン・オウベンも、やはり目立ってはいなかったですが、
1度、相手ディフェンスライン選手を大きく引き離して、
ディールマンとの間に2〜3メートルの「穴」を作ったときには、
「おおっ」と思いました。


そこまで大きな穴は、なかなか見られないですからねぇ。


そうそう、どうでもいい話ですが、
先日、チャージャーズに関するニュースのヘッドラインを見ていて、
LTは長いシーズンを見据えている」というようなものがあって、
「おっ、左タックル(=LT)のオウベンのニュースか?」と思って見てみたら、
ラデイニアン・トムリンソン(「LaDainian Tomlinson」=「LT」)のニュースでした。


・・・いや、後から考えてみると、そりゃそうだろ、という感じなのですが。
いかに自分の頭が、「オフェンスライン注目」に固定化されていたか、という、
自分でも笑える出来事でしたね。


ところで、この試合、最後のフィールドゴールの際、
残り時間10秒でスティーラーズタイムアウトを取ったときに、
「なんで10秒も残したのか」ということを、
解説で言われていましたが、そのことについて。


あれは多分、ボールをホールダーがうまくセットできなかった場合に、
もう1回やり直す時間を念のため残していた、ということだと思います。
サードダウンでしたし、ホールダーが外に投げ捨てれば、時間も止まります。
(キックして失敗してしまうと、10秒では、もうどうにもなりません)


これが、ギリギリ3秒しか残っていない状況だと、
何か起こった場合に、もうどうしようもない、ということになります。


確かに、時間を残すと、その後のキックオフリターンが心配になりますが、
どちらのリスクを取るか、ということで、
キックオフリターンのリスクは、(比較的)小さい」ということなのでしょう。


・・・と、偉そうに言ったものの、間違っていたらすいません。


まあ、アメフト最高峰のNFLの世界では、
時に、僕たちには考えもつかぬ戦略が出てきますので、
もっと深い理由があったとしてもなんら不思議ではない、
ということにしておいていただければ。