ハッピーサンクスギビング! (1週間遅れ)
NHKのBS1で放映された、サンクスギビングデーゲーム、
アトランタ・ファルコンズ対デトロイト・ライオンズの試合。
試合結果も内容も、そして、その後に起こったことも知っていたので、
ライオンズ側を見る目が、なんとも微妙なものになってしまったり・・・。
ああ、スティーヴ・マリウーチヘッドコーチの、この派手なアクションも、
これが見納めか・・・とか、
QBジョーイ・ハリントン、前半からもうちょっと頑張らないと・・・とか。
でも、今日の試合、
必ずしもハリントンの出来が悪かったわけではないと思うんですけどねぇ。
インターセプトされたのはレシーバーの責任もあるでしょうし、
ファンブルしたのもハリントンの責任ではないし、
連続してサックされたのだって、
オフェンスラインが簡単に抜かれていたからだし・・・。
チーム全体として悪かった、という感じで。
なのに、前半途中から、「早くジェフ・ガルシアに替えろ」とばかりに、
ガルシアを頻繁に映していたのは、納得がいかないというか。
(結局、本当に替わりましたが)
まあ、この試合だけではなく、積もり積もったものがあるのでしょうが、
ハリントンが、ちょっと不憫に思えました。
ガルシアの出来も、似たり寄ったりというか、
もっと悪かったようにも思えましたし。
実は、放送ではカットされていましたが、最後には、
第3クォーターバックのダン・オーロヴスキーも登場していたんですよね。
(ちょっと映像でプレーぶりを見てみたかったのですが)
というわけで、ライオンズの惨敗。
で、放送の最後にもありましたが、
今週に入って、マリウーチヘッドコーチが解任され、
ディフェンスコーディネーターのディック・ジャローンが暫定ヘッドコーチに。
さらば、マリウーチ。
あなたの派手なアクションは忘れないよ。
そして、そのジャローン暫定ヘッドコーチは、
今週末の試合より、ガルシアをスターターとすることを発表しました。
・・・んー、まあ、予想できたことではありますからねぇ。
仕方ないところか。
気になるのは、今後のハリントンの処遇について。
今回の降格が、「しばらくサイドラインで見てなさい」ということなのか、
「さよなら、もう君は必要ないよ」なのか・・・。
ガルシアはベテランなので、今後ずっとガルシアというわけではなく、
いつか(来年?)は若手に切り替えることになると思いますが、
それがハリントンなのか、それとも、
今年ドラフト5巡指名した新人オーロヴスキーなのか。
どうも、後者のような気がするんですよね。
いろいろな記事を読んでいると、
チーム内でのハリントンへの信頼は、ほとんど地に堕ちた状態のようで。
ここで、またリーダーシップを発揮する、というのは難しいだろうなぁ、と。
そもそも、今年のドラフトでクォーターバックを指名したのも、
ハリントンからの切り替えを見込んでのもののように思えるんですよね。
まあ、どうなるか、今後の動向に注目したいですが、
ハリントンにも、(新天地で?)頑張ってもらいたいものです。
ところで、試合内容とは全く関係ありませんが、
今日の放送は、いつもに増して、試合外の映像が多かったですねぇ。
これはスーパーボウルかよ、と思うような。
まあ、試合内容があまりに「薄い」ものだったので、
明らかな時間埋めだなぁ、とは、最初の国歌斉唱のときから思っていたのですが。
まさか、ハーフタイムショーのマライア・キャリーも、フルで入れてくるとは。
NHK、思い切ったなぁ。(そうでもない?)
笑ったのは、マライア・キャリーの登場のときに、
オフィシャル(の格好をした人たち)が踊りながら笛を吹いていたところ。
あれは本物のオフィシャルか?
そうだったら凄いなぁ。
そして、マライア・キャリーは、明らかに「口パク」でした。(よね?)