キッカーランキング(第12週時点)



では、現在の「キッカーレーティング」によるランキングを。


今週は、フィールドゴールの失敗が相次いだので、
果たしてどうなっているか。


 1位(→) 46.5 ニール・ラッカーズカーディナルズ
 2位(↑) 40.1 ジェフ・ウィルキンズラムズ
 3位(↑) 36.0 ジョー・ネドニー49ers
 4位(↑) 33.6 ロブ・ビロナスタイタンズ
 5位(↑) 33.2 ジョシュ・ブラウンシーホークス
 6位(↓) 33.1 マット・ブライアントバッカニアーズ
 7位(−) 32.4 ジョン・ホールレッドスキンズ
 8位(↑) 30.5 ライアン・ロングウェルパッカーズ
 9位(↑) 29.9 マット・ストーヴァー(レイヴンズ)
 10位(↓) 29.6 ジェイ・フィーリージャイアンツ)


まず、ワシントン・レッドスキンズKジョン・ホールが、
挑戦回数が規定回数(10回)に達したため、ランクインしています。
怪我で、長く戦列を離れていましたからね。


アリゾナ・カーディナルズKニール・ラッカーズは、
今週、ついにフィールドゴールを失敗してしまいましたが、
これまでの実績が段違いですから、多少値は落ちても、
まだ高いレベルでの1位キープです。


対照的に、タンパベイ・バッカニアーズKマット・ブライアントは、
一気に落ちて6位に。


この結果を見ても、如何にラッカーズがずば抜けているかが、
よく分かるように思います。


今週は、セントルイス・ラムズKジェフ・ウィルキンズが、
「40.0台」に乗せてきましたが、
ブライアントと同じく、ちょっとの失敗ですぐに落ちる可能性はあります。


ニューヨーク・ジャイアンツKジェイ・フィーリーは、
先週5位から10位へのダウンですが、
フィールドゴール3本失敗したにしては、
よく踏みとどまった、という感じでしょうか。


そして、特筆すべきは、9位にランクアップしてきた、
ボルチモア・レイヴンズKマット・ストーヴァー


いやぁ、開幕戦での3本連続失敗、そして怪我での戦線離脱と、
シーズン序盤に起こったことを考えると、
よくぞ、ここまで盛り返してきたものです。


素晴らしいですね。


これまた対照的に、シーズン序盤で1位だった、
カロライナ・パンサーズKジョン・ケイシーは、
ついに、ベスト10外(13位)に落ちてしまいました。


シーズン通して好調を維持することが、如何に難しいか。
この点でも、ラッカーズの素晴らしさが光ります。


あと、個人的には、テネシー・タイタンズKロブ・ビロナスが、
密かに(?)4位にまで上がってきていることに注目。
過去最高位です。


最近、あまり取り上げていませんでしたが、
「新鋭キッカー」としては、やはり、今シーズンナンバー1でしょうね。


サンディエゴ・チャージャーズKネイト・キーディングや、
ニューヨーク・ジェッツKマイク・ニュージェントといった、
ドラフト上位指名され鳴り物入りNFL入りした面々を押しのけて、
ドラフト外でNFL入りしたビロナスが活躍するのは、
何か、ちょっと嬉しいものがあります。


「発展途上キッカー」。
今後、どこまで成長してくれるのか、非常に楽しみです。