第16週終了時点のパワーランキング



では、今週も、各テレビ局の「パワーランキング」にちょっと触れておきます。


大きく変わったのは、まず、サンディエゴ・チャージャーズが、
先週平均8位強から平均14位弱に大幅ダウン。


プレーオフ進出を逃したので、致し方ないところでしょう。


あと、ニューヨーク・ジャイアンツが、
先週平均5位から平均10位弱に、こちらも大幅ダウン。


プレーオフ進出を決めたとはいえ、不安を残す負け方だった、ということでしょうか。


あとは、シンシナティ・ベンガルズが、
先週平均4位弱から平均7位にダウン。


「今年は強い」と思われているのに、
バッファロー・ビルズに、あまりにもあっさり負けたのが、気がかりなところ。


そのビルズが、先週平均27位弱から平均22位強に大幅アップ。
下位には変わりありませんが。


それから、タンパベイ・バッカニアーズが先週平均14位弱から平均11位にアップ。
なんか、毎週のようにアップダウンを繰り返していますねぇ。


NFCプレーオフ争いでも、一歩先んじた位置にいますので、まあ妥当なところで。


そして、ピッツバーグ・スティーラーズが、
先週平均9位強から平均7位弱にアップ。


とてつもなく強いところを見せましたからねぇ。
また、「有力チーム」の位置に戻ってきました。(上から4番目に高い評価)


これで、プレーオフ進出を逃すようなことがあったら、悲しいことですが・・・。


といっても、その「枠」を争っているカンザスシティ・チーフスも、
先週平均13位弱から平均10位強にアップ。


順位的には、「プレーオフ候補」の位置であるだけに、
スティーラーズとどちらかがプレーオフから漏れるのは、辛いところですねぇ。


こういうところから見ても、全体的には、
NFCよりAFCのチームの方が評価が高くなっている感じかなぁ。


ちなみに、先ほどスティーラーズが「上から4番目」と書きましたが、
現時点でそれより評価が高い3チームは、
インディアナポリス・コルツシアトル・シーホークスデンバー・ブロンコス
・・・という順番に評価されています。


更に、「5番手」は、ベンガルズニューイングランド・ペイトリオッツ
それに次ぐのがジャクソンビル・ジャガーズ、と、このあたりは全てAFCのチーム。
つまり、「上位7チーム」のうち6チームがAFCのチームなわけで。


なので、やっぱりAFCの方が高い評価と言えそうですねぇ。


さて、「週間MVPノミネート累積人数」によるランキング。


 1位(47人) ピッツバーグ・スティーラーズ
 2位(44人) タンパベイ・バッカニアーズ
 3位(35人) カンザスシティ・チーフス
 4位(29人) インディアナポリス・コルツ
 5位(27人) ニューヨーク・ジャイアンツ
 6位(26人) ニューイングランド・ペイトリオッツワシントン・レッドスキンズ
 8位(24人) シカゴ・ベアーズ
 9位(22人) バッファロー・ビルズ
 10位(21人) シアトル・シーホークス


スティーラーズが、今週7人の大量ノミネート者を出し、
一気に、バッカニアーズを突き放しました。


しかし、7人って、凄いなぁ。
内訳は、オフェンス3人、ディフェンス3人、スペシャルチーム1人です。


なんか、各テレビ局の「パワーランキング」との差異が、
また徐々に無くなってきました。


あと1週。


バッカニアーズが独走状態で、それでいて成績が下がってきたときには、
「このランキングは、チームの強さを表してはいないんじゃないか?」、
とも思ったものですが、結局、今もプレーオフ争いに残っています。


この中で、ビルズ以外はプレーオフ進出を決定、もしくは争っているチームなので、
(少なくとも、スティーラーズかチーフスのどちらかは落ちてしまいますが)
やはり、それなりに「チームの強さ」を表しているランキングだったと、
言ってもよいのかもしれません。


途中、あんまり大きく動いたりしないランキングなので、
来シーズン以降、シーズン中盤あたりに見てみると、
「終盤戦の構図」が、透けて見えてくるのかもしれませんね。


そうであれば、面白いなぁ。