キッカーランキング(第16週時点)
では、現在の「キッカーレーティング」によるランキングを。
1位(↑) 43.5 ジェフ・ウィルキンズ(ラムズ)
2位(↓) 43.3 ニール・ラッカーズ(カーディナルズ)
3位(→) 41.4 ジョー・ネドニー(49ers)
4位(→) 31.7 マット・ブライアント(バッカニアーズ)
5位(→) 31.3 ネイト・キーディング(チャージャーズ)
6位(→) 30.6 マット・ストーヴァー(レイヴンズ)
7位(↑) 30.0 ジョン・ホール(レッドスキンズ)
8位(↑) 26.6 ロブ・ビロナス(タイタンズ)
9位(↑) 26.0 ジョシュ・ブラウン(シーホークス)
10位(↑) 25.9 ジェイ・フィーリー(ジャイアンツ)
衝撃!!
アリゾナ・カーディナルズのKニール・ラッカーズが、
1位から陥落しました。
ビックリです。
確かに、ちょっとラッカーズの「値」が下がったこともありますが、
それよりも、セントルイス・ラムズのKジェフ・ウィルキンズの値が上がったため、
順位の入れ替わりが起こった、と考えた方がよいでしょう。
何が凄いって、ウィルキンズは、今週、
50ヤード台のフィールドゴールを2本成功させていますが、
なんと、この3週間で、50ヤード台の成功は、これで4本に。
ここにきて、恐るべきハイペースになっています。
ウィルキンズは、選手紹介のときに書きましたが、
当代一の「記録に残るキッカー」。
ラッカーズが新たに記録を作ろうとしているときに、
「記録なら俺の出番だ!」と奮起したのでしょうか。
そして、順位こそ先週までと変わりませんが、
サンフランシスコ・49ersのKジョー・ネドニーも、
今週、56ヤードというかなり長い距離のフィールドゴールを成功させ、
「値」を上げてきました。
4位のタンパベイ・バッカニアーズKマット・ブライアントが、
先週より値を下げてきていますから、
これで、3位と4位の差が、約10ポイントにまで広がってしまいました。
先週も書きましたが、もう、上位3人は、レベルが高すぎです。
例年だったら、みんな、1位になっていておかしくないです。
ラッカーズの序盤戦の印象が強すぎるので、
ウィルキンズやネドニーは、ちょっとかわいそうなんですけどね。
3人ともNFC WESTの所属チームで、
それでいて、この地区で強いのは、その3人のいないシアトル・シーホークス、
というのは、皮肉というか、ある意味「必然」というか・・・。
(いや、シーホークスのKジョシュ・ブラウンも9位にいますが)
ホント、今シーズンは、なんというシーズンなんでしょうねぇ。
少なくとも、「キッカー界」においては、
なかなかエキサイティングなシーズンだった、と言えそうな感じです。