キッキングキャンプ始まる



いきなり訂正ですが、昨日までずっと、
今年のNFLヨーロッパの開幕戦は「3月13日」と書いていたのですが、
間違っておりまして、正しくは「3月18日」でした。


お詫びして訂正させていただきます。


というわけで、昨日、「面白そうなニュースがあったら、また取り上げますね」、
とか書いておいて、早速、翌日にこの話題になっているわけですが、
あったのです、「面白そうなニュース」が。


なんでも、現地(と言ってもヨーロッパではなくアメリカの)火曜日から、
キッカーパンターを集めた「キッキングキャンプ」が始まったようで。


総勢21人が、「12個」(キッカー6人・パンター6人)の枠を巡って、
激しいロースター争いを繰り広げている、とのことです。


いやぁ、キッカーパンターは、そもそも各チームに1人いればいいわけですから、
ロースター入りも大変ですねぇ。


合言葉は、「目指せ、第2のトッド・フランス」。
・・・なんか、フランスがここでは伝説的(?)存在になっていて、ちょっと面白いです。


21人の名前を眺めてみると、知った名前は少ないのですが、
まず、目に付いたのが、Kオラ・キムリン


今シーズン、プレシーズンまではテネシー・タイタンズで正キッカー争いをしており、
「選手紹介」もこの日記に書いたのですが、
残念ながら、最終的にカットされてしまった選手です。


その「選手紹介」でも書きましたが、キムリンスウェーデン人。
つまり、「ナショナルプレーヤー」です。


そもそもは、NFLヨーロッパでの活躍が認められてNFL入りしたわけですが、
戻ってきてしまった、という感じでしょうか。


またここをステップに、NFLに挑んでもらいたいですね。


それから、Kタイラー・ジョーンズ
今はワシントン・レッドスキンズから派遣されてきているのですが、
今シーズンは、シカゴ・ベアーズプラクティス・スクワッド入りしていました。


当初ベアーズの正キッカーだったKダグ・ブライエンが怪我をして、
その控えとして契約したジョーンズだったのですが、ところが、
その後、チームはKロビー・ゴウルドとも契約を交わし、
結局、正キッカーの座はゴウルドの手(足?)に・・・。


ゴウルドは結構活躍しましたから、それを悔しく見守っていたのが、
このジョーンズではないかと思います。


その悔しさを晴らす活躍を、このNFLヨーロッパで見たいところ。


あと、パンターナショナルプレーヤーに、
チャド・パリッシュというオーストラリア人選手がいます。


この人、「オーストラリアンフットボール」出身の選手なんですね。


以前、ミネソタ・ヴァイキングスPクリス・クラウが怪我をして、
ベテランPダレン・ベネットと契約をしたことをお伝えした際に、
パンターというポジションとオーストラリアンフットボールはつながりが深い」、
というようなことを書きましたが、
また新たに、そこからの挑戦者が現れた、ということになります。


他に、「オーストラリアンフットボール」出身の選手としては、
ニューヨーク・ジェッツPベン・グレアム
そして、ちょうど昨日ダラス・カウボーイズと契約を交わした、
Pマット・マクブライアーがいます。


果たして、パリッシュも彼らに続くことが出来るかどうか。


まずは、この「キッキングキャンプ」の結果を、楽しみに待ちたいですね。