第6週対戦カードの紹介



NFLヨーロッパ第6週の対戦カードを、今週も簡単に紹介したいと思います。


今週は、土曜日2試合と日曜日1試合です。


まずは、アムステルダム・アドミラルズライン・ファイヤー


・・・って、2週連続、同じ対戦カードですか!?


うーん・・・、それって、どうなんだろう・・・?


しかも、よりによって、今一番注目される対戦カード。
まあ、確かに、ファイヤーファンは、先週のリベンジを早速!
・・・と、盛り上がるところなのかもしれませんが。


あと、例えば、ファイヤーが第4週まで無敗で来ることを予想していて、
第5週・第6週と連敗して、シーズンの行方が混沌としてくる。
・・・なんてことを狙ったスケジュールだとしたら、それはそれで凄いんですけども。


まあ、「事前」にどう考えられていたかは置いておいても、
とりあえずは、そちら(ファイヤー連敗)の方向を期待したいところですね。


先週紹介できなかった過去の対戦成績ですが、今週は載ってました。
現在、アドミラルズの14勝9敗。
ただし、ファイヤーの本拠地では、ファイヤーの7勝4敗です。


「仮想ワールドボウル」第2戦。


今度もやはり、アドミラルズのオフェンスが爆発してハイスコアゲームになるのか。
それとも、ファイヤーのディフェンス陣が頑張って、返り討ちにするのか。


非常に楽しみな1戦です。


次に、ベルリン・サンダーフランクフルト・ギャラクシー


先ほど、「仮想ワールドボウル」と書きましたが、
まだまだ分かりません。


というのも、アドミラルズとファイヤー、負けた方は「2敗」になります。
そして、サンダーギャラクシー、勝った方が「2敗」となります。
(ただし、サンダーだった場合は、「3勝2敗1分」ですが)


つまり、この4チーム、成績上は、どこがワールドボウルに進出したとしても、
全くおかしくない状態にあるわけです。


・・・まあ、試合内容まで見ると、どうかな、と思うところはありますが・・・。


しかし、ギャラクシーは今週、大きく陣容を変えてきました。


まず、スタータークォーターバックをQBジェフ・オーティスから、
QBクレイグ・オクスに替えてきました。


確かに、オーティスよりオクスの方が良い成績を残していますが、
それでも、これまで「3勝2敗」という無難な成績で来ていた陣容を変える、
というのは、なかなかの意気込みを感じます。


それから、今まで「ワイドレシーバー3人」が基本隊形だったのですが、
これを「ワイドレシーバー2人」に替えてきました。


タイトエンドだったマーティン・ラトカフルバックとしてスターターとなり、
そのバックアップは、J・R・ニクロスが務める、という体制。


そして、ランニングバックスターターには、
先週、脳震盪の影響で欠場していたRBロジャー・ロビンソンが帰ってきました。


・・・といったところから分かるのは、とにかく、ギャラクシーの「良さ」は、
ロビンソンを中心としたランオフェンスだ、ということを認識した上で、
その「良さ」を生かす隊形を取ってきた、ということではないでしょうか。


クォーターバックの交代も、その一環にあるのかもしれません。


先週も書いてましたとおり、ギャラクシーは、
ロビンソンの出来の良し悪しで、勝敗の分かれるチームとなっていると思います。
ですので、この変更、僕は「吉」と出るのではないかと見ています。


今週の試合でどうなるか、もちろん、見てみないことには分かりませんが、
案外、圧勝して、アドミラルズやファイヤーに強敵出現!
・・・というようになるような気がしています。


期待したいですね。


過去の対戦成績は、サンダーの8勝6敗。
一昨年のワールドボウルで対戦し、そのときもサンダーが勝利。
しかし、ギャラクシーの本拠地では、ギャラクシーの4勝3敗です。


実は、ここのところ、サンダーが5連勝中。
しかし、これは、昨年までの「強いサンダー」が相手だった場合、ですからね。


今年のサンダーが相手なら、連敗をストップできるのではないでしょうか。


レギュラーシーズン終盤戦の行方を占う上で、
この1戦も、非常に楽しみなものとなりました。


最後に、日曜日は、ハンブルグ・シーデビルズケルン・センチュリオンズ


・・・まあ、楽しみな試合が2試合続いた、ということは、
最後に、その「しわ寄せ」が来るわけで・・・。


今シーズン、どうにもならないまま、未勝利街道まっしぐらのシーデビルズと、
いまいち歯車が噛み合わずに、1勝しか挙げられていないセンチュリオンズ。


そんな対戦カードです。


で、そのセンチュリオンズが挙げた「1勝」というのが、
このシーデビルズが相手だった第1週の試合のときでした。


こういうチームこそ、大きく何かを変えてくるべきだと思うのですが、
どちらも、特に大きな変更があるわけではなく。


まあ、先週までの流れそのままの試合となりそうです。


過去の対戦成績は、センチュリオンズの2勝1敗。
センチュリオンズの本拠地では、センチュリオンズの1勝0敗。


・・・というのは、まあ、なんの参考にもならないかとは思いますが、
さすがにこの試合は、センチュリオンズが勝つのではないでしょうか。


・・・というか、頼むから、負けるなよぉ・・・。


以上、NFLヨーロッパ第6週の対戦カードの紹介でした。