週間MVP受賞者(第10週)



いきなり全然関係ない話ですが、昨日、「電撃移籍」と書いたB・J・シモンズ
フランクフルト・ギャラクシークォーターバック」として、
NFL Europe.com」に紹介記事が載っていました。


・・・なんか、ちゃっかりしてる?


これでワールドボウルMVPなんか取っちゃったりしたら、どうしてやろうか。(どうもしないが)


では今週も、NFLヨーロッパの週間MVP受賞者を簡単に紹介したいと思います。

オフェンス部門 RB フレッド・ジャクソン
ライン・ファイヤー
ディフェンス部門 S ジェイソン・シヴァーズ
ハンブルグ・シーデビルズ
スペシャルチーム部門 P トラヴィス・ドーシュ
ライン・ファイヤー
ナショナルプレーヤー部門 LB フィリップ・ガーデン
ケルン・センチュリオンズ



オフェンス部門は、22回154ヤード獲得という、
今シーズンリーグ最長の記録を残したジャクソンが受賞。


特に、第1クォーター早々の80ヤードタッチダウンランが光ります。


ジャクソンは、今シーズン通算で731ヤードをランで獲得したことになりますが、
レシーブでも317ヤードを獲得しており、合計では1048ヤード。


今シーズン、合計獲得ヤードで1000ヤードを超えたのは、
フランクフルト・ギャラクシーRBロジャー・ロビンソン(1087+113)と、
このジャクソンの2人だけ、という活躍になりました。


・・・にしては、今まであんまり目立っていなかったような気もしますが・・・。
(この日記で登場したときも、あんまり良くないときだけだったし)


スペシャルチーム部門も、同じくファイヤーからパンタードーシュが受賞。


この試合、パント6回平均44.7ヤード(最長60ヤード)、
敵陣20ヤード以内を2回という活躍で、チームの勝利に貢献しております。


ドーシュといえば、第5週の試合のときに、
平均33.7ヤード(最長40ヤード)という散々な出来で、
「敗因」の1つにも挙げたことがありましたが、
それを思うと、目覚しい進歩を遂げた、という感じですねぇ。


シーズン通算では、「6人中5位」という記録に終わっていますから、
もうちょっと早く進歩出来ていれば、チームのワールドボウル進出に貢献できたかも、
・・・というところかもしれません。


ディフェンス部門は、アムステルダム・アドミラルズ戦の第4クォーター終盤、
ダメ押しの45ヤードファンブルリターンタッチダウンを記録したシヴァーズが受賞。


他にも、5タックル3パスディフェンスで、
チームの「3連勝」となる勝利に貢献しております。


シヴァーズは・・・うーん、あんまり印象に残ってないなぁ。
シーズン通算48タックルは、チーム内で2位ということらしいです。


ナショナルプレーヤー部門は、フランス人ガーデンが受賞。
第1週でも受賞しておりましたので、「最初と最後を締めた」って感じですね。


ガーデンは、今週のファイヤー戦でチーム最高の10タックルを記録。
これで、シーズン通算70タックルとなり、
今シーズンの「リーディングタックラー」に輝きました。


先週受賞したシーデビルズWRスコット・マクリーディや、
もちろん、アドミラルズWRノリアキ・キノシタなどもそうですが、
こういう「ナショナルプレーヤーの枠を超えたナショナルプレーヤー」というのは、
本当に素晴らしいですねぇ。


以上、NFLヨーロッパ第10週の週間MVP受賞者紹介でした。