怪我とホールドアウト



昨日書いたニュースに、言葉足らずな点がありましたので、まずはその補足を。


セントルイス・ラムズRBマーシャル・フォークが、膝の怪我で今シーズン絶望」、
と書きましたが、新たに怪我をしたわけではなく、
怪我を抱える膝を手術するために今シーズンはプレー出来ない、ということです。


早速今日、結構いろいろなところ(日本語サイト)でニュースになってましたね。
さすがフォーク
ネームバリューが違うなぁ。


それから、ついでに書いた、
ニューオリンズ・セインツRBレジー・ブッシュが契約交渉のもつれでホールドアウトか」、
という件ですが、その件についての新たなニュースが。


思い通りの契約が結べなければホールドアウトする・・・ということに加え、
なんと、その場合には、来年のドラフトに再エントリーする考えがあるのだとか。


・・・そこまでやるか。


いや、あくまで噂話であり、ブッシュ本人が言ってるわけではないんですけどね。
(もちろん、契約交渉の段階で、選手本人が何かを話すことはないでしょう)


新人選手の契約交渉のもつれについては、ちょうど1年前にも触れていました。


 http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20050723


もう1度、声を大にして言いたい。


NFLで活躍する自信があるのなら、
まずは試合で活躍して、その後、大きな契約を勝ち取ったらどうですか?


ホールドアウトなんて、「百害あって、ちょっとの利」ですよ、ホント。
(「一利なし」とは言えないのですが・・・)


ふと思ったんですけども、最近の新人選手の契約交渉って、
ドラフトの下位選手から順番に進められていって、
同じくらいの指名順位の選手同士は、ほぼ同じ契約内容になっていっているようなので、
だったら、最初から「何位指名は何年契約いくら」ってことを、
リーグ側が決めちゃっておけばいいんじゃないでしょうかねぇ。


そうすれば、無用の混乱も起こらなくなるだろうし。


まあ、ドラフトの本来の意味が、「契約交渉権の獲得」ってことを考えると、
ドラフトの定義から覆す必要が出てきますが・・・。


あと、契約交渉で儲ける代理人たちからは、猛反対されるでしょうけども。


どうでしょうか、次期コミッショナー様? (まだ誰になるか分からんが)


今年、「何位指名は何年契約まで」っていう上限の規定が新たに設けられているので、
あながち、方向性としては間違ってないと思うけどなぁ。


あ、あと、もう1つニュース。


フィラデルフィア・イーグルスドラフト5巡指名された、
元オリンピックモーグル選手のWRジェレミー・ブルームが、
ハムストリングスを断裂しちゃったそうです。


・・・って、マジか!


うわぁ、こりゃ参った。


一応、これには「続報」がありまして、
ブルームの怪我については現在検査中」と、
アンディ・リードヘッドコーチからプレスカンファレンスが出ており、
「断裂」したかどうかについては、まだ正式発表はないようです。


でも、あんまり良くなさそうな雰囲気は漂っているなぁ・・・。


とにかく、酷い怪我でないことを祈りたいです。