週間オフェンスラインMVP(第1週)
では、引き続き、「新能力指標」のランキング。
本日はまず、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第1週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
|
---|---|---|---|---|---|
LT | ルーク・ペティグー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
26 | 6 | 0 | 32 |
LG | トッド・ヘリマンズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
18 | 5 | 0 | 23 |
C | マイク・フライン (ボルチモア・レイヴンズ) |
28 | 2.5 | 0 | 30.5 |
RG | ロベルト・ガーザ (シカゴ・ベアーズ) |
20 | 4 | 0 | 24 |
RT | カリーム・マッケンジー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
24 | 6 | 0 | 30 |
今週は、ジャイアンツの両タックルが素晴らしかったですねぇ。
タックル選手は、このスタッツ上、パスプレーが良いと値が高くなりやすいのですが、
今回に限っては、ランプレーの良さが全てでしょう。
ジャイアンツの2枚看板、RBティキ・バーバーとRBブランドン・ジェイコブズは、
非常に安定して、前進出来ておりました。
今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
その、ジャイアンツのTルーク・ペティグーです。
ペティグーは、1999年にドラフト1巡(全体19位)指名でジャイアンツ入りし、
その年の途中からスターターとして定着。
翌年、ジャイアンツはスーパーボウルに出場。
もちろん、それにはペティグーの貢献もあったことでしょう。
2003年にフリーエージェントになった際には、即、再契約を結んでいます。
その2003年は、シーズン中に怪我でインジャリーリザーブ入りしており、
また、昨シーズンも、怪我で1試合に欠場していますが、
それ以外は、完全にスターターとして定着して、現在に至っています。
今年のプレシーズン中にも、古傷なのか、
やや背中の痛みに悩まされていたようですが、
第1週から、素晴らしい活躍が出来ました。
前述のバーバーは、1997年にNFL入りしておりますが、
初めてシーズン1000ヤードを達成したのは、2000年シーズンのこと。
昨シーズンは、リーグ2位の1860ヤードを走りました。
これには、ペティグーの貢献もあったりするのではないでしょうか。
また、本職(?)のパスプロテクションでも、
QBイーライ・マニングが、昨シーズン、NFCトップのパスヤードを記録しており、
左側(ブラインドサイド)を守るペティグーの存在は大きかったでしょう。
ジャイアンツのオフェンスの際には、ランにせよパスにせよ、
是非、注目しておきたい存在ですね。
さて、第1週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | LT ルーク・ペティグー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
26 | 6 | 0 | 32 |
2位 | C マイク・フライン (ボルチモア・レイヴンズ) |
28 | 2.5 | 0 | 30.5 |
3位 | RT カリーム・マッケンジー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
24 | 6 | 0 | 30 |
3位 | LT ウィリアム・トーマス (フィラデルフィア・イーグルス) |
20 | 10 | 0 | 30 |
5位 | RG ロベルト・ガーザ (シカゴ・ベアーズ) |
20 | 4 | 0 | 24 |
6位 | LG トッド・ヘリマンズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
18 | 5 | 0 | 23 |
7位 | RG キードリック・ヴィンセント (ボルチモア・レイヴンズ) |
20 | 2.5 | 0 | 22.5 |
7位 | LG ラリー・アレン (サンフランシスコ・49ers) |
20 | 2.5 | 0 | 22.5 |
9位 | LG エリック・スタインバック (シンシナティ・ベンガルズ) |
20 | 2 | 0 | 22 |
9位 | LG ルーベン・ブラウン (シカゴ・ベアーズ) |
18 | 4 | 0 | 22 |
当然、ペティグーが1位です。
ジャイアンツを初め、同じチームの名前がいくつか見受けられますが、
まあ、1週間(1試合)の結果だけですから、そうなるのでしょう。
ちなみに、昨シーズン、ちょっとだけ載せたことがありましたが、
ディフェンスも含めたチームの「ラインパワー」としては、
シカゴ・ベアーズが1位になっていました。
あ、そうそう、3位タイになっているイーグルスの「ウィリアム・トーマス」は、
昨シーズンまで「トレイ・トーマス」と名乗っていたプロボウラー選手です。
「トレイ」はニックネームだったらしいのですが
どうやら、今年から本名を名乗ることにした模様。
以上、第1週の「オフェンスラインスタッツ」でした。