大きな出来事があった週



カレッジフットボール第11週の結果と感想を。


カレッジの世間一般的には、かなり大きな出来事がありましたが、
この日記では、まず、この試合から。

  1st 2nd 3rd 4th  
中央テネシー州立大Sun Belt 10 0 14 14 38
アーカンソー州立大Sun Belt 0 3 0 7 10



「ほぼ優勝決定戦」だったアカンソー州立大。
やっぱり、負けてしまいました・・・。


・・・まあ、ここ2週間、完封負けだったことを考えると、
よく抵抗した方か・・・? (「優勝決定戦」でその感想はどうなんだ?)


まあ、とにもかくにも、これで、「Sun Belt」カンファレンス優勝は、
中央テネシー州立大に決定したと言ってもよいでしょう。


しかし、やっぱり、注目されないカンファレンスだなぁ。


さて、では、「世間一般的」な話題へ。(ちょっと「角度」は違うけど)

  1st 2nd 3rd 4th  
シンシナティ大Big East 3 0 7 14 24
西バージニア大Big East 0 21 21 0 42



いや、この試合結果自体は、別にいいんです。


西バージニア大は、先週、ルイビル大との全勝対決に敗れ、
「全米ナンバー1」の望みが絶たれたのみならず、
カンファレンス優勝の目も危うくなっていました。


で、前回、最新の「カンファレンス状況」の中で、こんなことを書いていました。


西バージニア大については、今週、ルイビル大に負けましたが、
>来週、もし、ラトガース大ルイビル大に勝つようなことがあれば、
>最終週に西バージニア大ラトガース大に勝つことによって、
>3チームが「1敗」で並ぶことになります。

>その場合の「順位決定方法」は分からないのですが、
>ともかく、チャンスがあるとすれば、そういう展開になった場合のみでしょう。


そして、今週、ルイビル大ラトガース大の全勝対決が行われ、
なんと、「格下」と思われていたラトガース大が、
劇的な逆転勝利を収めたのでした。


ちなみに、ラトガース大は、全勝だったのに「BCSランキング」で15位でしたので、
次回の「BCSランキング」発表では、相当な混乱が見られるものと思います。


・・・とまあ、この試合は、「全米ナンバー1」を目指す争いの中で、
重要な出来事となったわけなんですけども、それは次回に置いておいて。


これで、西バージニア大にカンファレンス優勝の目が戻ってきました。


もちろん、これから勝ち続けることが前提ですが、
最終週、つまり、3週間後のラトガース大戦が、非常に楽しみになってきましたね。


期待しましょう。


さて、では、ほかの試合を。

  1st 2nd 3rd 4th  
南カロライナ大SEC 7 0 0 9 16
フロリダ大SEC 0 7 0 10 17



これは、なかなか凄い試合となりました。


第4クォーター、「10対10」の同点の場面から、
まず、残り時間8分弱、南カロライナ大タッチダウンを奪います。


しかし、なんと、トライフォーポイントのキックをブロック
「7点」ではなく、「6点」に終わります。


そして、残り時間3分弱、フロリダ大タッチダウン
こちらは、トライフォーポイントのキックをしっかり決めて、
「16対17」と逆転することに成功します。


しかし、まだ時間はあります。


次の南カロライナ大のオフェンスが、じわじわと進んで、
敵陣31ヤード地点に達しました。


そして、最後のプレー。
48ヤードのフィールドゴール挑戦。


・・・これが、なんと、またもブロック


そして、フロリダ大の勝利となったのでした。


いやぁ、これは面白い展開だなぁ。


ところで、フロリダ大は、これで「1敗」を守ったわけですが、
全勝にして「BCSランキング」3位のルイビル大が敗れたことで、
「1敗」チームでも「全米ナンバー1」を再び目指せる可能性が出てきました。


そして、フロリダ大は、先週時点で、ランキング4位。
「もっとも近い位置にいる」チームと言えます。


ただ、そんな中で、「格下」チーム相手に、
こういう危ない試合をしてしまったのは、
ちょっと、評価が落ちてしまうところかもしれません。


今後の「BCSランキング」の行方を見守りたいところです。


さて、試合展開的には、ちょっと似たような試合が。

  1st 2nd 3rd 4th  
UCFC-USA 14 3 3 6 26
メンフィス大C-USA 7 10 0 7 24



この試合も、残り時間3分弱でUCFが逆転。
(こちらはフィールドゴールでしたが)


そして、最後、メンフィス大に、34ヤード地点まで攻め込まれますが、
なんとかかんとか逃げ切りました。


・・・うーん、さっきの劇的な展開を見た後だと、インパクトも薄いか・・・。


チーム的にも、もはや、「優勝争い」とかしていないからなぁ。


では、もう1つだけ、紹介。

  1st 2nd 3rd 4th  
バッファロー大MAC 3 7 0 6 16
アクロン大MAC 14 10 0 7 31



久々に、アクロン大のQBルーク・ゲッツィのことを書きますが、
この試合では、ゲッツィは4タッチダウンと久々の大活躍。


チーム成績も5勝5敗の五分に戻りました。


ゲッツィは、昨シーズンからもっとも注目していた選手なだけに、
もっともっと頑張って、「NFLのスカウトの目に留まる」ような活躍を、
見せてもらいたいところなんですけどねぇ。


なんとか、ボウルゲームに出てきてくれないものかなぁ。


さて、残りの試合はまとめて。

  1st 2nd 3rd 4th  
ノートルダム大独立校 20 7 6 6 39
空軍士官学校MWC 3 0 7 7 17


  1st 2nd 3rd 4th  
マイアミ大(フロリダ)ACC 0 10 0 3 13
メリーランド大ACC 7 7 0 0 14


  1st 2nd 3rd 4th  
テキサス工科大Big 12 7 17 0 0 24
オクラホマ大Big 12 3 14 3 14 34


  1st 2nd 3rd 4th  
オハイオ州立大Big Ten 21 12 14 7 54
ノースウエスタン大Big Ten 0 10 0 0 10


  1st 2nd 3rd 4th  
コロラド州立大MWC 0 13 3 6 22
ユタ大MWC 7 14 7 7 35


  1st 2nd 3rd 4th  
オレゴン大Pac-10 0 0 3 7 10
USCPac-10 0 14 14 7 35


  1st 2nd 3rd 4th  
ユタ州立大WAC 0 0 0 0 0
ネバダ大WAC 7 7 21 7 42



この中では、マイアミ大(フロリダ)が敗戦。
・・・やっぱり、落ちていくばかりか・・・。


注目しているノートルダム大+「11校」の今週の成績は「10勝2敗」と、
今週は、なかなかの好成績でした。


カンファレンス優勝の目が残っているチームがいくつもありますから、
まずは、そのあたりのチームが勝っているのは嬉しいことですね。
アーカンソー州立大は負けてしまいましたが・・・)


以上、カレッジフットボール第11週の結果と感想でした。