週間オフェンスラインMVP(第14週)
今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第14週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
|
---|---|---|---|---|---|
LT | ウォルター・ジョーンズ (シアトル・シーホークス) |
22 | 3 | 0 | 25 |
LG | マット・レアー (アトランタ・ファルコンズ) |
38 | -0.5 | 0 | 37.5 |
C | トッド・マクルア (アトランタ・ファルコンズ) |
38 | -0.5 | 0 | 37.5 |
RG | ケンドール・シモンズ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
42 | 0.5 | 0 | 42.5 |
RG | ジリー・エヴァンズ (ニューオリンズ・セインツ) |
36 | 6.5 | 0 | 42.5 |
RT | ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
28 | 13 | 0 | 41 |
RT | マックス・スタークス (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
40 | 1 | 0 | 41 |
今週は、「スティーラーズ&セインツ&ファルコンズデー」。
・・・って、偏ってるのか偏ってないのか、よく分からないんだけども。
右側のガードとタックルで、偶然にも、スティーラーズ選手とセインツ選手が並んだのが、
なんとも面白いところです。
で、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、その中から、右ガードで並んだ2人、
シモンズとエヴァンズになります。
シモンズは、昨シーズンのスーパーボウルのときに、「週間オフェンスラインMVP」でした。
紹介はそのときにしているので、ここでは割愛しますが、
今シーズンは、チラッとここでも書きましたように、
10月に怪我で欠場(2試合)しておりました。
今シーズンのスティーラーズは、シーズン前半、成績も上がらず、
そんな中で、オフェンスラインのスターター選手も怪我でいなくなったのは、
「泣きっ面に蜂」だったわけですが、その後、シモンズが復帰し、
11月以降は、4勝2敗と、まずまずの成績で乗り切ってきています。
残り3試合、プレーオフに出られないとしても、
いい形でシーズンを締めくくってもらいたいですね。
さて、一方のエヴァンズですが、こちらは、
今年のドラフト4巡でセインツ入りしたという新人選手。
ブルームスバーグ大という「NCAA 2」ディビジョンの、あまり聞かない大学出身ながら、
(ちなみに、この24年間で、ドラフト指名された出身者は2人目)
しっかりと開幕スターターとなり、そして、全試合に出場しております。
セインツは、WRマーケス・コルストンもそうですが、
こういう無名の選手が活躍して、良い成績を残しているのが、
なんとも素晴らしいところですね。
セインツは、オフェンスが絶好調なので、この「オフェンスラインスタッツ」でも、
よく選手が出てくるのですが、エヴァンズ自身も、
第10週のときに「ベストオフェンスライン選手」となっていました。
このまま、絶好調のセインツオフェンスを、しっかりと支えていってもらいましょう。
さて、第14週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | RT ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
66 | 117 | -21 | 162 |
2位 | LT マーカス・マクニール (サンディエゴ・チャージャーズ) |
118 | 45 | -14 | 149 |
3位 | C ケイシー・ウィーグマン (カンザスシティ・チーフス) |
150 | -4.5 | 0 | 145.5 |
4位 | LG ヴィンス・マヌワイ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
160 | -1 | -14 | 145 |
5位 | RT ウィリー・アンダーソン (シンシナティ・ベンガルズ) |
116 | 36 | -21 | 131 |
6位 | RG マイク・ゴフ (サンディエゴ・チャージャーズ) |
96 | 22.5 | 0 | 118.5 |
7位 | LT タリック・グレン (インディアナポリス・コルツ) |
84 | 90 | -56 | 118 |
8位 | LG ディラン・ギャンディ (インディアナポリス・コルツ) |
74 | 36.5 | 0 | 110.5 |
9位 | RG アダム・ティマーマン (セントルイス・ラムズ) |
136 | 6 | -35 | 107 |
10位 | RT ヴァーノン・ケアリー (マイアミ・ドルフィンズ) |
116 | 0 | -14 | 102 |
先週、第6週以降の「1位」の座が、
「スティンチコム→グレン→ゴフ→スティンチコム→グレン→ゴフ」、
ということになった・・・ということを書きましたが、
その順番どおり、今週は、スティンチコムが1位となりました。
・・・狙ってるのか?
そうなると、次はグレンの番なので、コルツオフェンスが爆発する番なのか!?
(まあ、「次」が来週とは限らないんだけども・・・)
今週は、ティマーマンが先週17位から9位に上がり、
ケアリーが先週21位から10位に上がりと、
最近見かけなかったチームの選手が上がってきました。
さすがに、チャージャーズの「一党独裁」(?)体制は、最後までは続かないのかな。
以上、第14週の「オフェンスラインスタッツ」でした。