今年もやります、「モックドラフトの集計」



今年のNFLドラフトまで、1ヶ月を切りましたね。


昨年、ドラフト前に、「モックドラフトの集計」ということをやっていました。


モックドラフト」というのは、ドラフトの指名を予想して一覧にしたもので、
スーパーボウルが終わった頃から、もういくつも出ていて、
この時期になると、紙媒体でもネットでも、数多くのものが出てきています。


この「モックドラフト」、人によって、それはもう千差万別ですから、
1つのものを見るだけでは、それが的を射ているのか、
それとも、かなり冒険をした予想なのか、なかなか分かりません。


ですので、いろいろなものを見比べるのが、良い見方と言えます。


例えば、どこかのチームのファンならば、
そのチームが誰を取ると予想されているのか、それを順に見ていくと良いでしょう。


で、この日記では、昨年同様今年も、全部をひっくるめて総合的に集計し、
果たして1巡指名が有力な選手は誰なのだろうか、ということを見ていきたいと思います。
そうやって、有力選手の名前を覚えておけば、
ドラフト当日、1つ1つの指名を見ていくときに、より楽しめますしね。


というわけで。


今回集計したのは、最近1週間に更新された形跡のある、33個の「モックドラフト」。
とりあえず、「1ヶ月前の状態」ということで、見ていきましょう。


本日は、昨年同様、有力選手をグループ分けしていきます。


まずは、「上位指名確実」な「A」グループ。



以上の7人は、33個ほとんどで、上位10位以内に入っています。
間違いなく、上位指名されると考えてよいでしょう。


当然のことながら、これまで何回か取り上げてきた中でも、
また、いろいろな媒体でも、よく見る名前ばかりですね。


一時期、クィンの評価ががた落ちになって、
1巡指名されないんじゃないか、なんて言われていたりもしましたが、
ここに来て、また評価が再浮上してきているようです。


さて、その7人に加えまして。



この5人は、上位指名ではなくとも、「1巡指名は確実」な「B」グループ。


以上の計12人は、33個全てで「1巡指名される」と予想されていました。


順当なもの・偏ったもの、いろいろある中で「1つ残らず全て」ですから、
まず間違いなく、この12人は1巡指名されることになるでしょう。


ちなみに、昨年は、ドラフトの半月ちょっと前に、最初の集計をしていましたが、
そのとき集計した34個全てで「1巡指名される」と予想されていたのは、15人でした。


もちろん、同じものを集計しているわけではないので一概には言えませんが、
なんとなく、昨年よりも有力選手がバラけている感があります。


さて次に、「十中八九1巡指名されそう」な「C」グループ。



以上の10人は、「1巡指名されない」とされているものもありましたが、
それは1個か2個だけ、という状況でした。


ブランチやブラウンなどは、上に掲載した「A」グループの選手たちを押しのけて、
かなり上位で指名されているものもありましたので、
今回は、たまたま外されているものがあった、というように考えた方が良いでしょう。


もちろん、「必ず上位で指名されている」という「A」グループの選手たちとは、
「有力度」に明らかな差がありますけどね。


次に、「1巡指名される可能性は一応高い」という「D」グループ。



このあたりになると、「1巡指名されない」と予想されているものの数が増えてきますが、
まだまだ、全体の3分の2以上のものに名前が出てきていますので、
十分に「有力選手」と言えます。


そして、「1巡指名されるかどうか半々」な「E」グループ。



言葉どおり、「半々」です。
「1巡指名されるかどうか」で考えると、微妙な位置付けになる選手たちですね。


もちろん、「全ドラフト候補選手」の中で考えれば、
「微妙」なんて言い方は失礼なほどの有力選手なんですけども。


以上、35人。


この中から1巡指名32人全員が出る・・・ということは無いでしょうが、
現時点での、1巡指名最有力候補であることは間違いないでしょう。


なお、他に、今回の33個の「モックドラフト」の中に名前が挙がっていたのは28人。
合計63人。


「上位指名32人」を予想して、出てきた名前が、ほぼ倍の63人、
・・・というのは、この時期にしては、あまり絞り込まれていない感があります。


ちなみに、昨年の「半月ちょっと前」時点の集計では56人でしたし、
ドラフト直前に45個集計したときも59人止まりでした。


それと比べると、やはり今年は、
昨年よりも有力選手がバラけているようですね。


・・・と、本日は、とりあえずここまで。


明日は、これを細かく見ていきます。