週間オフェンスラインMVP(第8週)
次は、「オフェンスラインスタッツ」を用いた「週間オフェンスラインMVP」を。
まず、第8週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | オフェンスライン ポイント |
ラン | パス | 反則 | |
---|---|---|---|---|---|
LT | マット・ライト (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
42 | 24 | 18 | 0 |
LG | クリス・ディールマン (サンディエゴ・チャージャーズ) |
32 | 32 | 0 | 0 |
C | ダン・コッペン (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
32 | 30 | 9 | -7 |
RG | セス・マッキニー (クリーブランド・ブラウンズ) |
32.5 | 30 | 2.5 | 0 |
RT | ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
25 | 2 | 23 | 0 |
今週は、ペイトリオッツから2人が入っていますが、
その中でも、今シーズンのランキングで1位を独走し続けているライトが、
ダントツに高い値で、今週の「週間オフェンスラインMVP」。
なんというか、「あ、もう、今シーズンの1位は決まった」という感じでしょうかね。
ライトの経歴は、第2週に紹介しておりました。
「ベストオフェンスライン選手」に入ること自体、そのとき以来なのですが、
常に高いレベルでコンスタントな活躍をしており、
先ほども書きましたように、ランキングでは独走状態。
やはり、「今、最も勢いのあるオフェンスライン選手」ということで、間違いはなさそうです。
今週末の試合でも、注目ですね。
さて、第8週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位(比) | 選手名 | オフェンスライン ポイント |
試合数 | ラン | パス | 反則 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位(→) | LT マット・ライト (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
233 | 8 | 134 | 106 | -7 |
2位(↑) | LG ライアン・リルヤ (インディアナポリス・コルツ) |
163 | 7 | 146 | 31 | -14 |
3位(↓) | C ジェフ・サタデイ (インディアナポリス・コルツ) |
156 | 7 | 132 | 31 | -7 |
4位(↓) | RG ジェイク・スコット (インディアナポリス・コルツ) |
141 | 7 | 138 | 31 | -28 |
5位(→) | LT トニー・ユーゴー (インディアナポリス・コルツ) |
137 | 6 | 90 | 61 | -14 |
6位(→) | RT カリーム・マッケンジー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
129 | 8 | 118 | 11 | 0 |
7位(↑) | LG ローガン・マンキンズ (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
121 | 8 | 96 | 53 | -28 |
7位(↑) | RT ニック・ケイザー (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
121 | 8 | 22 | 106 | -7 |
9位(↓) | RT ライアン・ディーム (インディアナポリス・コルツ) |
111 | 7 | 84 | 62 | -35 |
10位(↑) | LT ウィリアム・トーマス (フィラデルフィア・イーグルス) |
110 | 5 | 98 | 12 | 0 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
ライトの「週間オフェンスラインMVP」となる活躍で、
1位と2位の差は、約1.5倍にまで開いてしまいました。
とにかく、「パスプロテクションポイント」の値の高さが尋常ではありません。
コルツだって、パス好調なことには違いないのに、この差ですから。
(なお、内訳を比べるときは、同じポジションの選手同士で比べるとよいと思います)
ちなみに、ペイトリオッツのオフェンスラインの反対サイド(右側)は、
ランがそんなに好調ではないのですが、
それでも、パスの値の高さに引っ張り上げられたケイザーが、7位タイとなっています。
なお、コルツ勢では、2位から4位の間で若干の入れ替わりがあり、
5位のユーゴーは、怪我のため欠場。
そして、ディームは、値を下げて9位となっています。
ちとここに来て、両タックル選手に不安あり、ということになるのでしょうか。
以上、第8週の「オフェンスラインスタッツ」でした。