週間オフェンスラインMVP(第3週)
さて、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第3週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
|
---|---|---|---|---|---|
LT | クリス・サミュエルズ (ワシントン・レッドスキンズ) |
38 | 21 | -21 | 38 |
LG | デリック・ドッカリー (ワシントン・レッドスキンズ) |
34 | 10.5 | 0 | 44.5 |
C | ケイシー・ラバック (ワシントン・レッドスキンズ) |
30 | 10.5 | -7 | 33.5 |
RG | ランディ・トーマス (ワシントン・レッドスキンズ) |
22 | 10.5 | 0 | 32.5 |
RT | ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
12 | 10 | 0 | 22 |
見ての通り、今週は「レッドスキンズデー」。
QBマーク・ブルネルは連続パス成功記録を作ってますし、
RBクリントン・ポーティスとRBラデール・ベッツは合わせて210ヤード3タッチダウン。
パス、ラン、共に文句なしです。
反則の多さが少し目立ちますが、それを差し引いても良いスタッツとなっています。
そして、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、その中から、
反則も無く、素晴らしく高い値をマークした、左ガードのドッカリーです。
記録を見返してみたら、昨シーズンの第17週にも、
「ベストオフェンスライン選手」となってましたね。
ドッカリーは、2003年にレッドスキンズにドラフト3順指名されNFL入り。
その年から全試合に出場、うち13試合がスターター出場でした。
翌年からは、全試合にスターター出場。
今年、制限付きフリーエージェントになりましたが、
再契約で残留を果たし、現在に至っております。
エースランニングバックのポーティスがレッドスキンズに加入したのが2004年。
昨年まで連続して1000ヤードラッシュを達成し、
今シーズンも、良い滑り出しとなっていますが、
その活躍の陰に、ドッカリーの活躍があるのは間違いないでしょう。
今シーズンも、安定した活躍を見せてくれそうですね。
ポーティスの活躍の際には、是非、ドッカリーの存在にも注目していきたいところです。
さて、第3週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | LG デリック・ドッカリー (ワシントン・レッドスキンズ) |
56 | 6.5 | -7 | 55.5 |
2位 | RG ランディ・トーマス (ワシントン・レッドスキンズ) |
44 | 6.5 | 0 | 50.5 |
3位 | LT カーリフ・バーンズ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
36 | 21 | -7 | 50 |
3位 | RG ボビー・ウィリアムズ (シンシナティ・ベンガルズ) |
60 | -3 | -7 | 50 |
5位 | C ケイシー・ラバック (ワシントン・レッドスキンズ) |
48 | 6.5 | -7 | 47.5 |
6位 | C エリック・ヘイトマン (サンフランシスコ・49ers) |
54 | 2.5 | -14 | 42.5 |
7位 | RG ロベルト・ガーザ (シカゴ・ベアーズ) |
26 | 13 | 0 | 39 |
8位 | RT シェイン・オリヴィア (サンディエゴ・チャージャーズ) |
24 | 19 | -7 | 36 |
8位 | LG デイヴィッド・ディール (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
44 | 6 | -14 | 36 |
10位 | RG ジリー・エヴァンズ (ニューオリンズ・セインツ) |
28 | 6 | 0 | 34 |
今週の「週間オフェンスラインMVP」のドッカリーが一気に1位になったほか、
レッドスキンズから3人がベスト10入りしています。
他に新たにベスト10入りしたのは、先週11位から8位タイにアップしたディールと、
そして、先週55位から10位に大幅アップしたセインツのエヴァンズ。
今週の「ベストオフェンスライン選手」にも、ただ1人、
レッドスキンズ以外の選手として、セインツのスティンチコムが入ってましたが、
やはり今週のセインツのオフェンスを見ていて感じたような「堅実性」が、
このスタッツにも表れているのかな。
以上、第3週の「オフェンスラインスタッツ」でした。
ディフェンス選手ランキング(第3週時点)
さて次は、試しに載せていっている「ディフェンスインパクトポイント」です。
まずは、第3週で高い値となった選手を、
ディフェンスライン・ラインバッカー・ディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。
選手名 | ポイント | タックル | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|
DE シメオン・ライス (タンパベイ・バッカニアーズ) |
52 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 |
LB クラーク・ハガンズ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
41 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 |
SS ケリー・ローズ (ニューヨーク・ジェッツ) |
66 | 8 | 2 | 0 | 0 | 2 |
1番高い値のローズは、今週のAFC週間MVPを受賞してます。
ライスは、カロライナ・パンサーズ戦で第3クォーターに、
QBジェイク・デロームをサックしてファンブルさせるは、
RBデショーン・フォスターにタックルしてファンブルさせるはと、
20対7から、一気に20対21に逆転する原動力となってましたね。
ハガンズの活躍は、結果としてあまり相手にインパクトを与えられず。
ただ、サック2回にファンブルフォース1回は、なかなかだと思います。
さて、第3週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ポイント | タックル | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | SS ケリー・ローズ (ニューヨーク・ジェッツ) |
122 | 21 | 3 | 0 | 1 | 3 |
2位 | DE アーロン・キャンプマン (グリーンベイ・パッカーズ) |
85 | 9 | 4 | 0 | 0 | 2 |
3位 | LB キース・バラック (テネシー・タイタンズ) |
79 | 30 | 1 | 0 | 0 | 2 |
4位 | DE シメオン・ライス (タンパベイ・バッカニアーズ) |
76 | 7 | 1 | 0 | 0 | 3 |
5位 | FS ケン・ハムリン (シアトル・シーホークス) |
74 | 17 | 1 | 0 | 2 | 1 |
6位 | LB バート・スコット (ボルチモア・レイヴンズ) |
72 | 12 | 6 | 1 | 0 | 0 |
7位 | SS ジャメイン・フィリップス (タンパベイ・バッカニアーズ) |
71 | 25 | 0 | 1 | 0 | 2 |
8位 | CB デイヴィッド・バレット (ニューヨーク・ジェッツ) |
67 | 19 | 0 | 0 | 2 | 1 |
9位 | LB クラーク・ハガンズ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
66 | 14 | 2 | 0 | 1 | 1 |
10位 | CB ウォルト・ハリス (サンフランシスコ・49ers) |
65 | 16 | 1 | 0 | 0 | 2 |
10位 | LB スコット・フジタ (ニューオリンズ・セインツ) |
65 | 22 | 1 | 0 | 1 | 1 |
ローズが、今週の活躍そのままに1位。
「オフェンスラインスタッツ」もそうですが、こういった「積み上げ式」の場合、
シーズン序盤は、1週の活躍がそのままダイレクトに反映されますね。
NFC週間MVPを受賞したフジタも、10位タイに入っています。
先週1位のキャンプマンは2位。
怪我で欠場中のアトランタ・ファルコンズDEジョン・エイブレアムは、
17位と、ベスト10外に去ってしまいました。
あと、今週は、結構「各ポジション、バランスよく」ランキングに入ってますね。
このままのバランスでいってくれるといいなぁ。
以上、第3週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。
第4週の希望(まとめ)
では最後に、第4週の「希望」のまとめを。
第4週の「勝利チーム希望」は、以下のような感じです。
なお、「第1弾」=「ドラフト直後Ver.」、「第2弾」=「プレシーズン直前Ver.」、
「第3弾」=「開幕直前Ver.」で、「直前」=「現在の気持ち」で、
希望が前と変わらなかった場合は、省略してあります。
希望 | ||||||||
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | |||
ARI | ATL | ARI | ||||||
DAL | TEN | DAL | TEN | DAL | ||||
IND | NYJ | IND | ||||||
MIA | HOU | HOU | ||||||
MIN | BUF | BUF | ||||||
NO | CAR | CAR | ||||||
SD | BAL | SD | ||||||
SF | KC | SF | KC | |||||
DET | STL | STL | ||||||
CLE | OAK | CLE | ||||||
JAC | WAS | WAS | ||||||
NE | CIN | CIN | NE | |||||
SEA | CHI | SEA | CHI | SEA | ||||
GB | PHI | GB |
今週も、テネシー・タイタンズの試合以外は、「第3弾」と変わっていません。
いや、ニューオリンズ・セインツ対カロライナ・パンサーズとか、
結構悩んだんですけどねぇ。
セインツには、勢いに乗って連勝していってもらいたい気持ちもありますが、
僕としては、パンサーズにも頑張ってもらいたいところ。
ここで「1勝3敗」となってしまうと厳しいので、やはりパンサーズの「勝利希望」で。
なお、以前に書いていた、この週の「補足」は、こちらになります。
http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20060620
このときに、初めて「クリーブランド・ブラウンズに注目」ということを書きました。
ここまでのところ、残念な成績に終わっており、
期待した1人であるWRブレイロン・エドワーズは、無事怪我からの復帰は出来ているものの、
パスドロップが目立っていたりして、いまいち活躍できていません。
いままでの鬱憤を晴らすかのような大活躍を、
今週は、ブラウンズ選手全員に見せてもらいたいものです。
特に、QBチャーリー・フライ、頑張れ!
・・・と、本日は、こんなところで。