スーパーボウルの結果(まとめ)



では、スーパーボウルの結果を振り返ってみます。

               
アウェイ ホーム 希望 結果
IND CHI IND IND
    1/1  
       
    7/11  
    63.6%  



いや、まあ、感想は昨日書いたから、本当に「結果」だけですが。


昨シーズン、スーパーボウルの結果を振り返ったときの文章を再掲載すると、


>最終的には、プレーオフ通算で11試合中7試合が「希望通り」。
>まずまず、嬉しい結果ですね。

>何より、スーパーボウルが「希望通り」だったので、
>気持ちよくシーズンを終えることが出来て、嬉しい限りです。


・・・おお、なんだ、全く一緒の状況じゃないか。


まあ、今シーズンは、それに加えて、
インディアナポリス・コルツスーパーボウル制覇したのですから、
これ以上、言うことはないですね。


良いシーズンでした。


さて。


この日記は、昨年同様、シーズンオフも続けますが、
この「勝敗表(希望)の補足」カテゴリーは、これでしばらくお休み。
次回は、「ドラフト直後Ver.」の作成時です。


その前に、これも昨年同様、
来シーズンの「希望」の「前提」の候補を挙げておきましょうかねぇ。


改めて、この2年間の「前提」を振り返ってみると、


 ・2005年
   インディアナポリス・コルツスーパーボウルで勝つこと
 ・2006年
   ヒューストン・テキサンズAFCカンファレンスチャンピオンシップに出場すること


というものでした。


さて、次はどうしましょうかねぇ。


1年遅れで、「コルツのスーパーボウル制覇」が実現したので、
今度は、テキサンズの躍進が実現するような気がしないでもないですが。(え? 無い?)


実は(というほどでもないけど)、この2年間、「前提」も変わっているし、
その時々で、応援するチームもちょっとずつ変わってきているので、
ドラフト直後Ver.」「プレシーズン直前Ver.」「開幕直前Ver.」「プレーオフ直前Ver.」と、
それなりに、「希望」は変わってきているのですが、
1つだけ、全く変わっていなかったものがあります。


それは、「コルツがスーパーボウル制覇すること」。


これだけは、1度たりとも変えていませんでした。


もちろん、今、コルツが最も強く応援しているチームであることは変わりませんし、
1度スーパーボウル制覇を果たしたのならば、
2度3度と勝ってもらいたい気持ちはありますが、
しかし、ずっと代わり映えのしない「希望」というのは、
面白くないよなぁ、と思わないでもなく。


というわけで。


次回は、「スーパーボウル優勝希望チーム」を変更したいと思っています。


具体的には、まだ決めていないのですが、「前提」の候補を3つ挙げると、



・・・こんなあたりかなぁ。


いや、ビルズ、来シーズンは、かなりイチオシなんですよ。
クォーターバックJ・P・ロスマンの成長が著しくて、本当に楽しみ。


ビルズ悲願の「大仕事」をやってくれたら凄いなぁ、と期待してしまいます。


カーディナルズについても、今シーズンどおり、応援しているからですが、
こちらには、初の「スーパーボウル会場チームの出場」をかけて。


ああっ!


今、気が付いたのですが、スーパーボウルでの「ホームチーム扱い」は、
AFC所属チームとNFC所属チームで、毎年、交互に入れ替わっていくので、
来年のスーパーボウルは、AFC所属チームが「ホームチーム扱い」なんですよね。


すると、NFCカーディナルズは、自分の本拠地で試合するのに「アウェイ扱い」になるのか。
(考えてみると、今年も昨年も一昨年も、実現したらそういう状況だったんだけど)


ああ、凄く変な感じだ。
見てみたい・・・。


最後の1つは、かなりハードルが低いように思われるかもしれませんが、
いやいや、そんな簡単にはいかないでしょう。
QBジェイ・カトラーだって、まだまだ2年目なんだし。


でも、もし、これを選んで、実際にその通りになったら、
翌年は「ブロンコスカンファレンスチャンピオンシップに出場すること」、
翌年は「ブロンコススーパーボウルに出場すること」、
そして、その翌年に「ブロンコススーパーボウルで勝つこと」、
・・・というようにしたいなぁ。


そういうような成長を願っています。


・・・と、まあ、そんな感じで。


ただ、昨年は、この段階で、十中八九、気持ちは固まっていたのですが、
今年は、全く何も固まっていません。


これから3ヶ月の間に、全く別の「方向」に変わる可能性も大ですので、
とりあえずは、こんなところで。


ドラフトが終わるまでに、いろいろなことが起こってくれるといいなぁ。

週間オフェンスラインMVP(スーパーボウル)



では、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。


スーパーボウルの「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。

  選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
LT ジョン・タイト
シカゴ・ベアーズ
6 9 -7 8
LG ライアン・リルヤ
インディアナポリス・コルツ
32 3.5 -14 21.5
C ジェフ・サタデイ
インディアナポリス・コルツ
18 3.5 0 21.5
RG ロベルト・ガーザ
シカゴ・ベアーズ
14 4.5 0 18.5
RT フレッド・ミラー
シカゴ・ベアーズ
6 9 0 15



勝ったコルツから2人、負けたベアーズから3人。


なんか、コルツのオフェンスラインの面々は、反則の絡みもあったりして、
「良い」と「悪い」が大きく分かれてしまいました。


事前に、「Tタリック・グレンの反則の多さが心配」と書いていて、
そのとおり、第1クォーターに反則を喰らっていましたが、
Gジェイク・スコットも2回反則していて、更に、上の表に入ってますが、
レギュラーシーズン中には1度も反則していなかったリルヤまで2回反則。


ちょっと、コルツのオフェンスライン陣の反則が多すぎましたね。


ただ、ランでの「中央(ちょっと左寄り)突破」の威力は抜群。


反則を2回もしたリルヤが、サタデイと並んで、
今週の「週間オフェンスラインMVP」です。


実は、2人とも、以前にも「週間オフェンスラインMVP」となっていまして、
サタデイが昨シーズンの第9週、リルヤが昨シーズンの第14週でした。


そのときに、それぞれの経歴の紹介はしましたので、ここでは割愛しますが、
実は、この2人には共通点があります。


それは、どちらも「ドラフトで指名されなかった」こと。
そして、「当初は別のチームにいたけど、すぐに解雇されてしまっていたこと」です。


オフェンスラインスターター選手というのは、
基本的に、ドラフト上位で指名されている選手がそのまま活躍しているケースが多い中、
ドラフト外でスターターとなっていること自体、本当に素晴らしいところ。


更に、他のチームでは「要らない」と判断されたのに、スターターとして起用し、
そして、スーパーボウルでも活躍してしまうようになったところに、
今のコルツの凄さを感じます。(しかも2人も!)


お見事でした。


実は、リルヤは、この後、「制限付きフリーエージェント」となります。


恐らく、再契約するものと思われますが、まだまだ若いですし、
これからもしっかりと、コルツのオフェンスを支えていってもらいたいですね。


一方のサタデイは、2003年に6年契約を結んでいるから、まだ大丈夫かな。


来シーズンも、活躍に期待しましょう。


以上、スーパーボウルの「オフェンスラインスタッツ」でした。

ディフェンス選手ランキング(スーパーボウル)



さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。


スーパーボウルで高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル サック パスDef INT FUM
DT タンク・ジョンソン
シカゴ・ベアーズ
13 4 1 0 0 0
LB ランス・ブリグズ
シカゴ・ベアーズ
19 13 0 1 0 0
FS ボブ・サンダース
インディアナポリス・コルツ
37 3 0 0 1 1



こちらは、コルツから1人で、ベアーズから2人。


コルツは、ディフェンスバックで活躍した選手が多かったのですが、
全体的に見れば、やはり、ディフェンスはベアーズの方が目立ってましたね。
(ただ、両チームとも、ディフェンスライン選手は、あまり目立たず)


上記の2人以外にも、CBチャールズ・ティルマンCBネイサン・ヴァシャー
SSクリス・ハリス、そして、LBブライアン・アーラッカー
こんなあたりが、特に活躍していた面々です。


ブリグズアーラッカータックル数は、合わせて23回。
試合中に、この2人がタックルする光景は、何度も何度も見られましたね。


ヴァシャーは、パスディフェンス3回。
コルツWRマーヴィン・ハリソンに張り付いていて、
ハリソンに投げられて失敗したパス6回のうち3回が、ヴァシャーの活躍によるものです。


ただ、この試合のディフェンス選手で、最も大きな活躍をしたのは、サンダースでしょう。


リターンタッチダウンをしたコルツCBケルヴィン・ヘイドンに、
「おいしいところ」を全部持っていかれましたが、
サンダースは、ファンブルフォース1回とインターセプト1回。
勝利に大きく貢献しました。


・・・というわけで。


今シーズンの各種「新能力指標」も、これにて終了。


この「ディフェンスインパクトポイント」については、
以前にも書いていましたとおり、ちょっと微調整を加えたいなぁ、と思っていますので、
そのときには、計算式などを紹介したいと考えております。(簡単なものですが)


以上、スーパーボウルの「ディフェンスインパクトポイント」でした。