さすらいのパンター



一度誰かに注目しだすと、しばらくその人のニュースが続くようで。


たびたび登場しております、カロライナ・パンサーズPトッド・サウワーブラン
このたび、デンバー・ブロンコスへのトレードが決定した模様。
いろいろと話は出ていましたが、結局は大本命で決着。


トレード相手もパンターで、ジェイソン・ベイカー
(+来年のドラフト7巡指名権)
まあ、確かに、パンターは1チームに2人は要らないですからねぇ。
ちょうどいい感じのトレードとなりました。


しかし、以前に「さすらいのキッカー」という題名で日記を書きましたが、
このジェイソン・ベイカーほど、
「さすらい」という言葉がピッタリくる選手はいないでしょう。


大体、NFL.comのキャリア成績を見るだけでも、
1年目がサンフランシスコ・49ersドラフト外入団)、
2年目がフィラデルフィア・イーグルス
3年目がカンザスシティ・チーフス
そして、4年目の昨年がデンバー・ブロンコスと、
毎年、所属チームがバラバラ。


これだけでも相当なものなのですが、更に細かく見ていくと、
実は、昨年は10月までカンザスシティ・チーフスに在籍・出場していて、
散々な出来だったために解雇されていたりします。


11月に入ってインディアナポリス・コルツに、
キックオフ・スペシャリストとして加入。
(要するに、キックオフのキックだけ蹴る役割)
これは、コルツのKマイク・ヴァンダージャットの、
キックオフに不満があったための起用だったとか。


しかし、しかし、今度は12月に入って、
タンパベイ・バッカニアーズKマーティン・グラマティカが解雇されると、
コルツは、キックオフ・スペシャリストの役割を彼に与え、
ベイカーは解雇。


けれども、捨てる神あれば拾う神ありで、
ここでようやく、ブロンコスに加入。
そして、現在に至る・・・。


・・・が、またしてもパンサーズへトレードってわけで。
一体、どういう星のもとに生まれているのでしょうか・・・。


えー、本日は、「サウワーブラン、新天地でも頑張れ!」という、
話題のつもりでしたが、
ベイカー、今度こそ定着しろよ!」で、
まとめさせていただきたいと思います。