第9週:SD at NYJ



いよいよ第9週。
折り返し地点に差し掛かりました。


サンディエゴ・チャージャーズニューヨーク・ジェッツ
前に、別の話題のときにチラッと書きましたが、
昨年のワイルドカードプレーオフの対戦カードです。


昨年のその試合は、なかなか劇的なものでした。


第4クォーターに入ったときには、17対7で負けていたチャージャーズ
しかし、そこからまずフィールドゴールを返し、7点差に。


そして、終了間際、残り24秒。
ゴールラインまで残り2ヤードでフォースダウン
ここで、QBドリュー・ブリーズの投げたボールは無情にも失敗。


これで試合終了かと思われたそのとき、
なんとジェッツLBエリック・バートンが、
ラフィングザパサーの反則を犯してしまいます。
これにより、ファーストダウン残り1ヤードに。


ここで、ブリーズは落ち着いてTEアントニオ・ゲイツタッチダウンパス。
劇的な展開で、オーバータイム突入となりました。


そして、そのオーバータイム。
2回目のチャージャーズの攻撃で、敵陣22ヤードまで攻め込みます。
もう完全に、フィールドゴール圏内。


ここで、新人キッカーネイト・キーディングが登場。
新人ながらに、レギュラーシーズンでは、
しっかりと結果を残してきていたキーディングでしたから、
ここも確実に決めてくるものと思われました。


しかし、そこはやはりプレーオフの、しかも、こんな大事な場面。
見るからに、緊張している様子。
そして、キックしたボールは、
無情にもゴールポストを外れて飛んでいきました・・・。


勢いに乗ったジェッツは、次の攻撃で一気に敵陣10ヤードまで攻め込み、
最後は、Kダグ・ブライエンフィールドゴールを決めて試合終了。
ディビジョナルプレーオフ進出を決めました。


その再戦。


期待はやはり、キーディングのリベンジでしょう。
いやな思い出を、払拭して、
「あれも良い経験だった」と言えるようになってもらいたいです。


対するジェッツも、今年のドラフトでKマイク・ニュージェントを指名。
新人キッカーで、シーズンに挑む公算です。


キッカーは、40歳超のベテランまで普通にいるポジションなのですが、
そんな中、なかなか珍しい「フレッシュなキッカー」対決。
いろいろな意味で注目したい一戦ですね。