第13週:JAC at CLE



「全然話題にしていないチームを取り上げて、NFLをもっと楽しもう!」企画。
・・・そんな大層な企画だったか?


第13週、ジャクソンビル・ジャガーズクリーブランド・ブラウンズ
実は、この2チームとも、まだ1度も取り上げていませんでした。


「補足」として取り上げていないだけでなく、
ニュース等の話題にも、ここまでほとんど出しておりませんで。


例えば、「ブラウンズ」という言葉が出てきたのは、
ドラフト全体1位指名の話題のときに、
「2000年はクリーブランド・ブラウンズディフェンスエンドコートニー・ブラウン
ってことで出てきたのと、1999年のQBティム・カウチが「元ブラウンズ」ってところ。


それから、ピッツバーグ・スティーラーズベン・ロスリスバーガーの話題のときに、
ブラウンズTEケレン・ウィンズロウが、バイク事故で怪我をした」
という話を出したところ。


あとは、デトロイト・ライオンズに、
ブラウンズの昨年エースだったジェフ・ガルシアが、バックアップとして加入した」
というところ。


・・・このたった3箇所だけでした。
というか、ほとんど「関連話題」として出てきているだけで、
ブラウンズ自体の話題になってませんねぇ。


ジャガーズなんてもっとひどくて、
パワーランキングの話題のときに、
「強い(と思われている)けれども応援していないチーム」の第2位として、
名前が挙がってきたのと、
昨年のスーパーボウルがジャクソンビル開催だった、
という話の中で出てきた2回だけ、という。


・・・2チームのファンの皆様、申し訳ありません。


で、まずはブラウンズの話題から。


今年の注目点は、まず、ヘッドコーチが変わったことでしょう。
それも、ディフェンスコーディネーターとして、
ニューイングランド・ペイトリオッツの強さを支えたロメオ・クレネル
遂にヘッドコーチになる、という話題付きで。


手腕は未知数ながら、今までの実績から、
期待する声も多くあります。
果たして過去2年連続して地区最下位だったチームを立て直すことが出来るか。


指揮官が変われば、司令塔も変わる。
前述のようにQBジェフ・ガルシアを放出して、
シアトル・シーホークストレント・ディルファーが加入。


2000年シーズンには、ボルチモア・レイヴンズを率いての、
スーパーボウル制覇を経験しているベテランです。
こちらも、期待と不安が入り混じる感じで、どうなるか楽しみですね。


次に、ジャガーズの話題。


こちらは、ドラフト1巡で、
ワイドレシーバーマット・ジョーンズを指名したことが1番の注目でしょうか。


ワイドレシーバーの」と書きましたが、
実は、大学ではずっとクォーターバックをしていたんですよね。
ところが、シーズン最後のオールスターゲームに、
ワイドレシーバーとして出場し、一躍注目を集めたという、
ちょっと変わった経歴を持っています。


恐らく、いきなりプロでは、クォーターバックとしては成功できない、
と考えての転向だったのではないかと思いますが、なかなか面白いですよね。


しかも、「いずれはクォーターバックもやりたい」と発言。
4・5年先が、かなり楽しみな存在です。


・・・と、そんな感じの2チーム。


今まであまり注目していなくても、
こうやって取り上げてみると、何か親近感が沸いてくるから不思議なものです。


第13週で対戦するときには、
「うーん、どっちも注目しているから、どっちを応援するか迷うなぁ」
という状況になっている可能性だって、あるかもしれませんよ。