笑いあり、涙あり(?)



さて、本日のキッカー紹介は、そのドルフィンズKオリンド・マーレイです。


前にも書きましたが、このキッカー紹介は、
AFCのチームをアルファベット順に並べて、毎日1人ずつ紹介しているのですが、
いろいろとタイミングが良いときに、ちょうどいい選手の紹介になりますねぇ。
(コルツのKマイク・ヴァンダージャットのときとか)
自分でもびっくり。


マーレイは、1996年に、ドラフト外ニューヨーク・ジャイアンツに入団。
しかし、その年の8月に、一旦解雇され、
プラクティス・スクワッド枠で再契約をして、このシーズンを終えることになります。
そして、シーズン後に放出。


翌年、ドルフィンズと契約すると、しっかりとした活躍を見せ、
そのままチームに定着しました。
途中、フリーエージェントになっても再契約を結び、現在に至ります。


マーレイのキャリアでのハイライトは、1999年になるでしょうね。
この年は、プロボウルにも選出されているのですが、
1シーズンで39回のフィールドゴールに成功するという、
NFL記録を樹立しています。
そして、それは今でも破られていません。


あと、マーレイの話題で忘れてならないのは、
以前もこの日記で取り上げましたが、昨年の第5週、
ニューイングランド・ペイトリオッツ戦の試合直前に、
ウォームアップでふくらはぎを痛めて欠場した、ということですね。


そのおかげ(?)で、WRウェス・ウェルカーの、
びっくりな活躍が見られたわけです。
(詳しくは、5月24日の日記をご覧ください)


まあ、マーレイ自身は、これで5戦も欠場することになってしまったわけで、
踏んだり蹴ったり(キッカーだけに・・・って、おい)だったわけですが、
面白い話題を提供していただきました。
感謝です。


さて、そんなマーレイも32歳。
キッカーは長く活躍できるポジションですから、
まだまだ若い方かとは思うのですが、
どうも近年、緩やかではあるのですが、成績が「右肩下がり」になっています。


1999年の活躍をもう1度、とは言いませんが、
プロボウラーらしい活躍を、見せてもらいたいところですね。


くれぐれも、昨年のような「話題提供者」にならないように・・・。