ダブル永久欠番
さて、ここでも以前取り上げたのですが、
昨年12月に急逝した、往年の名選手レジー・ホワイトが、
グリーンベイ・パッカーズ時代に付けていた背番号「92」が、
永久欠番になる、というニュースがありました。
そして本日、そのホワイトが、
フィラデルフィア・イーグルス時代に付けていた背番号「92」も、
同じく永久欠番となることが発表されました。
永久欠番自体、そんなに頻繁に発生することではないのですが、
2チームでの永久欠番というと、かなり珍しい状況ですね。
と言いますか、おそらく初めてのことなのではないでしょうか?
ざっと永久欠番リストを見た感じ、
同じ名前は無いように見えましたので。(間違ってたら、すいません)
永久欠番を受けるような名選手が、チーム移籍していることは多いですが、
いくら名選手とはいえ、1年や2年いただけでは、
そのチームの永久欠番になんてなりません。
2つのチームで、それぞれ永久欠番を受けるくらいの活躍を残す。
そんな稀有な存在でないといけないわけです。
ホワイトは、1985年から1992年までの8年間、イーグルスに在籍し、
1993年から1998年までの6年間、パッカーズに在籍しています。
(他には、2000年にカロライナ・パンサーズに在籍)
それぞれのチームで、長期にわたって活躍しているからこその、
今回の決定となったわけですね。
あと、伝え聞くところによると、人柄も素晴らしい人物であったとのこと。
「あの人だったら永久欠番になるべきだ」ということを、
多くの人が思っているからこそ、という面もあるでしょう。
ホワイトの偉大さの一端を見ているような思いです。
何はともあれ、めでたいことですね。