評価に見合った活躍を!
さて、本日のキッカー紹介は、昨日も名前が出てきました、
オークランド・レイダーズのKセバスチャン・ジャニカウスキーです。
そこで書きましたとおり、ジャニカウスキーは、
2000年のドラフト1巡指名選手。
キッカーがいかにドラフトで指名されないかは、
もう散々書いてきていることなので、ここでは省きますが、
その中でも、1巡指名となると、1982年以降で、
なんと、ジャニカウスキー唯1人のこととなります。
しかしながら、この5年間、
ジャニカウスキーが残してきている成績は、
その、最初のとてつもない評価の割には、
あまり冴えないものであると言わざるを得ません。
フィールドゴール成功率80.8%、最長成功距離55ヤード、
トライフォーポイントのキックは、5年間で2回失敗。
どれもこれも、「一流」ではあるものの、
「超一流」とは言えない成績のように思えます。
2002年シーズンに、レイダーズはスーパーボウルに出場していますが、
ジャニカウスキーが、チームの成績を押し上げた、
というイメージもありません。(成績上でも)
・・・と、けちょんけちょんに言ってきておりますが、
とにもかくにも、彼は、世にも稀な「1巡指名」選手。
求めるものが必然的に大きくなるのは、仕方が無いと思います。
ここ2年は、成績が比較的高い位置で安定しているようなので、
その評価に見合った活躍を、今年こそ、見せてもらいたいものです。
なお、ジャニカウスキーは、1つ記録を持っていまして、
それは、「1クォーターで4回フィールドゴール成功」というもの。
・・・んー、まあ、素晴らしいといえば素晴らしいですが、
これって、4回もフィールドゴール圏内に進められたオフェンス力と、
時間をかけずに相手の攻撃を止めたディフェンス力の賜物なのでは・・・?
・・・いかんいかん、どうしても厳しくなってしまうようだ・・・。