立ち直ってもらいたいキッカー



さて、本日のキッカー紹介は、
サンディエゴ・チャージャーズKネイト・キーディングです。


たびたび、この日記にも登場してきているのですが、
昨年ドラフト3巡指名された、プロ2年目の選手となります。


フィールドゴール成功率80.0%、トライフォーポイントのキックは成功率98.2%。
最長フィールドゴール成功距離は53ヤード。


同じ2年目の、ジャクソンビル・ジャガーズKジョシュ・スコビー
カンザスシティ・チーフスKローレンス・タインスのときと、
同じように書いてみたので、比べてみますと、
概ね、スコビーと同じくらいか、やや上、というくらいの成績でしょうか。


これは、悪くはないですが、「ドラフト3巡指名選手」としては、
やや不満が残るところかもしれません。


まあ、なんといっても、言及しなければならないのは、
昨年のワイルドカードプレーオフニューヨーク・ジェッツ戦。
あの試合は、「キーディングの失敗で負けた試合」と言われても、
仕方が無い試合でした。


本当は、一概にそう言ってしまうのはおかしいのですが、
(そこまでのプロセスがあるわけですし)
「成功して当たり前、失敗したら非難の的」となりがちな、
キッカーの宿命というところでしょう。


問題は、キーディング自身が、あの失敗を引きずっていないかどうか。


あの失敗を糧に成長しているのであれば、素晴らしいキッカーとなるでしょうが、
あの失敗の記憶に、いつまでも囚われているようだと、
残念ながら、NFLでは生き残っていけないでしょう。


なんとか、立ち直っていてもらいたいものです。