発展途上キッカー



さて、キッカー紹介は、32チーム一通り終わっていますが、
紹介した後に、正キッカーが替わったチームがありますので、
その紹介を追加しておきます。


まずは、テネシー・タイタンズKロブ・ビロナス


ビロナスは、2002年、ドラフト外グリーンベイ・パッカーズに入団。
しかし、プレシーズンでの試合出場も無いまま解雇。


翌年は、タンパベイ・バッカニアーズと契約。
ここでは、プレシーズンでキックオフ時に起用されていますが、
やはり、シーズン開幕前に解雇。


昨年は、ピッツバーグ・スティーラーズでと契約。
今度は、プレシーズンでフィールドゴールや、
トライフォーポイントのキックを成功させていますが、
シーズン前の「最終ロースターカット」で解雇。


そして今年、テネシー・タイタンズと契約しました。


今年のプレシーズン中の成績については、たまにここでも書いていましたが、
フィールドゴールを7回中4回しか成功させていないなど、
決して、良い出来とは言えないものでした。


今、「正キッカー」としてチームに残れているのは、
オラ・キムリンジェイ・テイラーといった、ビロナスと争っていた面々が、
ビロナスより成績が悪かっただけ、と言っても過言ではないでしょう。


とはいえ、チャンスを掴んだことに変わりはありません。


ここまでの経歴を見てみると、ゆっくりとではありますが、
前年より翌年のほうが「良い結果」を残してきています。


そして、ついに、レギュラーシーズンの試合に出場する機会を得た今年。


今年どんな結果を残すか、ということだけでなく、
来年、再来年と、どんな成長を続けていくのか。


そんな風に見ていきたいキッカーですね。