オフェンスライン選手のスタッツ作り
さて、シーズン開幕直前に、
「オフェンスライン選手が目立たないのは、スタッツが無いせいだから、
スタッツを作ってしまって、オフェンスライン選手にも注目しよう」
と書いたのを、覚えていらっしゃるでしょうか。
現在、試行錯誤しながら、ちょっとずつ作っています。
方針は大体決まってきたのですが、
問題は、元となるデータが、公式ページの「Play-by-Play」しかないので、
ここから読み取れることしか、データとして利用できないんですよね。
で、使える情報が結構少ないので、苦労しています。
一応、第1弾として、「ランブロッキングポイント」なるものを作ってみました。
その名の通り、「ランオフェンスへの貢献度」です。
現時点で、いろいろ問題があるのは分かっているのですが、
とりあえず、えいやっ、と発表しちゃいます。
で、その後、「適切」かどうかを見ていこうかな、と。
まず、昨シーズンのベスト20は、こんな感じです。
(チーム名・ポジションは当時のもの)
1位 134 G ケイシー・ラバック(レイヴンズ)
2位 125 G ロベルト・ガーザ(ファルコンズ)
3位 123 G カイナン・フォーニー(ファルコンズ)
4位 101 C ジェフ・ハーティングズ(スティーラーズ)
5位 97 G キードリック・ヴィンセント(スティーラーズ)
6位 93 G ベニー・アンダーソン(レイヴンズ)
7位 89 T マーク・トーシャー(パッカーズ)
8位 86 G アラン・ファニーカ(スティーラーズ)
8位 86 C トッド・マクルア(ファルコンズ)
10位 79 G エドウィン・ムリターロ(レイヴンズ)
11位 70 G マイク・ゴフ(チャージャーズ)
12位 67 G ブライアン・ウォーターズ(チーフス)
13位 60 T タリック・グレン(コルツ)
14位 59 C ケヴィン・マワイ(ジェッツ)
14位 59 T ケヴィン・シャファー(ファルコンズ)
16位 57 T レヴィ・ジョーンズ(ベンガルズ)
17位 54 C ケイシー・ウィーグマン(チーフス)
18位 53 T シェイン・オリヴィア(チャージャーズ)
19位 52 T カリーム・マッケンジー(ジェッツ)
20位 50 G マーコ・リヴェラ(パッカーズ)
・・・うーん、オフェンスラインにはなじみが無いから、
妥当性があるかどうか、いまいち判断が付かないなぁ。
という状態なのを、「ああ、この選手はランブロックがいいよね」と、
言えるようになるのが、この「スタッツ作り」の最終的な目標で。
当然、ランオフェンスの強かったチームの選手が上位に来てますが、
ボルチモア・レイヴンズのランオフェンスは、昨年9位だったのに、
1位のラバックをはじめ、結構上位に何人もいるので、
それなりに、「違う視点」で見られているのかなぁ、という気はしています。
で、今シーズンの現時点でのベスト10は、こんな感じ。
1位 40 G クリス・ディールマン(チャージャーズ)
2位 38 T トラヴェル・ワートン(パンサーズ)
3位 32 T ローマン・オウベン(チャージャーズ)
4位 29 C リッチ・ブレアム(ベンガルズ)
4位 29 G ヴィンス・マヌワイ(ジャガーズ)
6位 28 T ジョーダン・グロス(パンサーズ)
7位 27 T マット・ラプシス(ブロンコス)
8位 25 C ブラッド・ミースター(ジャガーズ)
9位 24 G クリス・ヴィラリアル(ビルズ)
10位 22 G ケンドール・シモンズ(スティーラーズ)
・・・えー、すいません。
僕には、誰が誰だか、よく分かりません。
オフェンスライン選手に詳しい方、
「何言ってるんだ、全然的外れだよ」とか、
「おお、なかなか的を射ている」とか、いろいろ思っておいてください。
僕はこれから、オフェンスライン選手の勉強(?)をします。
・・・大変そうだ・・・。
こういったスタッツをいくつか作って、
最終的には、「オフェンスラインレーティング」みたいな形で、
まとめられたらいいな、と考えています。
オフェンスライン選手が分かるようになったら、
きっと、NFLをもっと楽しめるようになるだろうなぁ、と期待しています。