トレード期間終了
先週書きましたように、10月18日をもって、トレード可能期間が終了しました。
で、いくつか、「駆け込み」トレードがあったので、紹介しておきます。
まず、サンフランシスコ・49ersのQBティム・ラテイが、
タンパベイ・バッカニアーズへとトレードされました。
(トレード相手はドラフト指名権(何年の何巡目かは不明))
まあ、49ersは既にQBアレックス・スミスでいくことが決定していますので、
ラテイの出番は無くなったも同然。
これは、ラテイが志願したものでしょう。
加えて、バッカニアーズは、QBブライアン・グリーシーの怪我が結構深刻で、
悪ければ「シーズンエンド」というような状況。
とりあえず、先週の試合でも途中から出場したクリス・シムズが、
スタータークォーターバックとなる予定のようですが、
成績が芳しくないようなら、ラテイへと交代することになるでしょう。
・・・というか、それを期待しての、バッカニアーズへのトレードでしょうね。
意外とシムズが頑張りそうな気がしますが、果たしてどうなりますか。
クォーターバックのトレードがもう1つ。
マイアミ・ドルフィンズのA・J・フィーリーが、
サンディエゴ・チャージャーズの第3QBクリオ・レモンと交換トレード。
いや実は、正確に書くと、
「フィーリー+来年のドラフト6巡指名権」と「レモン」の交換トレード。
・・・フィーリー、安く見積もられましたねぇ。
ドルフィンズは、そんなにまでしてレモンを欲しかったのか、
それとも、そんなにまでしてフィーリーを放出したかったのか・・・?
チャージャーズはドリュー・ブリーズとフィリップ・リバーズが健在で、
今、フィーリーを獲得するメリットは無さそうだもんなぁ。
・・・あ、そうか。
もしかして、これは来年に向けての布石なのか?
ブリーズとリバーズ、どちらかを放出することになる(せざるを得ない)のは、
ほぼ確実ですし・・・。
この動向は、しばらく気になりそうです。
もう1つ。
チャージャーズのGトニウ・フォノーティが、ミネソタ・ヴァイキングスへ。
トレード相手は来年のドラフト7巡指名権。
前にちょっと紹介しましたが、
フォノーティは、3年前のドラフト2巡指名選手で、
昨年までスターター、そして、今年も開幕スターターだった選手。
こちらも、随分と安く見積もられたものです。
まあ、怪我をしていた上、契約交渉で揉めていた部分もあったようですから、
そういう意味も込めての放出でしょう。
加えて、これは、今スターターとなっているGクリス・ディールマンが、
十分、フォノーティの代わりになる、と判断されてのことでしょうね。
つまり、「ドラフト外」選手が「ドラフト2巡」選手を追い出した、と。
注目した矢先のことだったので、なんかちょっと嬉しかったり。
ディールマンには、ますます頑張ってもらいたいものです。