週間オフェンスラインMVP(第6週)



というわけで、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。


まず、第6週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。

  選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
LT ウォルター・ジョーンズ
シーホークス
28 -1 0 27
LG ケンディル・ジェイコックス
(セインツ)
38 2.5 0 40.5
C レチャールズ・ベントリー
(セインツ)
42 2.5 0 44.5
RG モントレイ・ホーランド
(セインツ)
38 2.5 0 40.5
RT マイケル・ロウス
タイタンズ
26 12 -7 31



今週は、ニューオリンズ・セインツだらけ。


試合には負けたものの、対戦相手アトランタ・ファルコンズを大きく上回る、
トータル456ヤードのオフェンスに貢献しました。


そんな中、先週の「週間オフェンスラインMVP」であるマイケル・ロウスが、
今週も右タックルで選出されているのは素晴らしいですね。


そして、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
ニューオリンズ・セインツCレチャールズ・ベントリーです。


ベントリーは、3年前にセインツにドラフト2巡で指名された選手。
一昨年、12月に大きな怪我をして残りのシーズンを棒に振ったものの、
それ以外では、常にスターターとして、セインツのオフェンスを支えています。


今週は、ランでも計211ヤードを記録しているセインツのオフェンスですが、
そのほとんどが、中央突破のランであり、
1回ノーゲインだったほかは、全て前に進めることに成功しています。


これが「勝利」につなげられていないのは辛いところですが、
この調子で、この後のシーズンも頑張っていけば、
おのずと、セインツのチーム状況も上り調子になってくるかもしれません。


是非、チームを引っ張っていってもらいたいですね。


さて、第6週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。

  選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
1位 C リッチ・ブレアム
ベンガルズ
78 30.5 -7 101.5
2位 RT ウィリー・アンダーソン
ベンガルズ
50 66 -21 95
3位 LG クリス・ディールマン
チャージャーズ
94 18 -21 91
4位 LT トラヴェル・ワートン
(パンサーズ)
94 2 -7 89
5位 RT ライアン・ディーム
(コルツ)
50 50 -21 79
6位 RG モントレイ・ホーランド
(セインツ)
68 3.5 0 71.5
7位 RT トム・アシュワース
ペイトリオッツ
36 40 -7 69
8位 C ジェフ・フェイン
(ブラウンズ)
56 9 -7 58
8位 RT マイケル・ロウス
タイタンズ
64 43 -49 58
10位 RG クリス・ヴィラリアル
(ビルズ)
68 -13.5 0 54.5



こちらは、シンシナティ・ベンガルズの2人が上位に。


リッチ・ブレアムは、1994年、アリゾナ・カーディナルズドラフト3巡指名され、
NFL入りしていますが、その年のうちにベンガルズに移り、
以来、ベンガルズ一筋。


ウィリー・アンダーソンは、1996年にベンガルズドラフト1巡指名され、
やはり、ベンガルズ一筋。


いわば、長年のベンガルズの「屋台骨」。
「弱小時代」に、RBコーリー・ディロン(現ニューイングランド・ペイトリオッツ)を、
しっかりと支えていたのも、この2人です。


いよいよ、「強いベンガルズ」を支えることになって、
誰よりも、やりがいを感じているところでしょう。


チームとともに、飛躍が期待され、非常に楽しみですね。