まさかまさか・・・



毎週のように・・・というか、毎日のように、
いろいろな選手やチームを「好きだ」「応援している」と書いていますが、
半年前、この日記を始めたときに書きましたように、
一番好きで、一番応援しているのは、
クォーターバックペイトン・マニングであり、
その所属チームであるインディアナポリス・コルツです。


が、そのコルツの昨日の試合を「Play-by-Play」観戦していて、
前半を終えて、14対14の同点だったときには、
ヒューストン・テキサンズ、このまま勝っちゃえー!」
と思ってしまいました。
ごめんなさい。


・・・って、誰に謝ってるんだ?


いや、でも、ホント、テキサンズにとっては千載一遇のチャンスでした。
今まで全敗のテキサンズが、全勝のコルツに勝ってしまったら、
それはそれで、爽快なものがあっただろうなぁ。


まあ、結局最後は、コルツの爆発力にやられて、大差負けでしたけどね。


テキサンズ、来週こそは!


コルツは、来週がバイウィークでお休み。
「最低限、ニューイングランド・ペイトリオッツ戦までは無敗で」
ということが達成できて、まずは良かったです。


さて、テネシー・タイタンズアリゾナ・カーディナルズの試合。


カート・ウォーナーになるかジョシュ・マカウンのままでいくか注目された、
カーディナルズクォーターバックは、結局、マカウンに。
・・・残念。


というわけで、タイタンズがQBビリー・ヴォレックだったこともあり、
タイタンズを応援して見ていました。


最初のタッチダウンドライブなどは、「おお、さすが!」という感じでしたが、
後半になるにつれ、ちょっと精度が落ちてきたように見えました。
プレッシャーがかかったときの冷静な判断が、今後の課題でしょうかね。


そして、負傷退場。
その後もサイドラインにいたので、そんなにひどい怪我ではないとは思いますが、
残念でした。


ただ、これで、1ヶ月前にこの日記で、
ヴォレック移籍に備えてのロースター昇格か!?」と書いた、
第3クォーターバックマット・マックが登場することに。


タイタンズの首脳陣は高評価をしている、とのことだったので、
どんな選手なのか、ちょっと気になっていたのですが、
まさか、こんなに早く出番があるとは。
1ヶ月前には、まだプラクティス・スクワッドにいた選手ですからね。


本人も、そんなに早く出番があるとは思っていなかったでしょうが、
スティーヴ・マクネアの負傷とヴォレックの負傷。
何かが重なるときは重なるものですねぇ。


このマックが、どんなプレーをするものかと見ていたのですが、
なかなか落ち着いていて、いい感じですね。
確かに、将来的には楽しみな存在になりそうです。


もっとも、今はヴォレックに頑張ってもらいたいところなので、
マックの出番を望みたいところではないのですが。


というか、まあ、来週はマクネアが復帰しそうではありますね。


あと、この試合、キッカーロブ・ビロナスが、
53ヤードのフィールドゴールを成功させています。


いやぁ、よく成功させたなぁ、とも思いますが、
それよりも、よく挑戦させたなぁ、と。
このあたり、ジェフ・フィッシャーヘッドコーチから、
信頼されているんだなぁ、ということが感じられて、ちょっと嬉しいですね。


もう、「扱い」的には、ルーキーキッカーという感じではないでしょう。
今後の活躍も楽しみです。


しかし、昨日は、他にも長い距離のフィールドゴールが相次ぎましたが、
その中でも圧巻は、ミネソタ・ヴァイキングスKポール・エディンガー


グリーンベイ・パッカーズとの、この日の試合は、
前半を終わって17対0と、完全にパッカーズペース


パッカーズを応援していた僕としても、安心して見ていたのですが、
後半になって、じわじわ、じわじわとヴァイキングスが追い詰めていき、
残り時間3分強で、ついに逆転。
17対20。


ただ、ここからはパッカーズが粘って、
フィールドゴール圏内まで運び込み、20対20の同点。
残り時間30秒弱。


これでオーバータイム突入かと思われました。
次のヴァイキングスのオフェンスが、自陣36ヤード地点から始まったときには、
もう、残り時間17秒になってましたしね。


ところが、ここで、ヴァイキングスQBダンテ・カルペッパーが、
14ヤード・12ヤードのパスを連続して決めて、残り時間2秒。


それでも、まだ敵陣38ヤード地点。
フィールドゴールを蹴るには遠い位置です。


いやぁ、ビックリ。
56ヤードの決勝フィールドゴール
まさかまさか、という感じでした。


先週、エディンガーは、2本のフィールドゴールを外してしまっていたわけですが、
今週は、それを差し引いても余りある活躍でしたね。


今シーズンは「30代キッカー不振説」がありますが、
(僕が勝手にそう言っているだけです。念のため)
さすが、エディンガーは27歳。
まだ大丈夫でした。


あと、今週は、「最後に、まさかまさか」の試合も多かったわけですが、
デンバー・ブロンコスニューヨーク・ジャイアンツの試合も、その1つ。


今シーズン、ジャイアンツが「強さ」を見せるときは、
WRプラクシコ・バレスTEジェレミー・ショッキーの力が大きいと思っていましたが、
もちろん、昨日の試合でも、その2人の活躍はあったとはいえ、
最後の逆転ドライブは、QBイーライ・マニングの力だなぁ、と感じられました。


今シーズンは、シンシナティ・ベンガルズのQBカーソン・パーマーが大ブレークで、
のっているときには手が付けられない感じがしますが、
マニングにも、同じような印象を受けますね。


「兄」は応援していても、弟のほうはそんなに応援しているわけではないので、
「敵」として怖いなぁ、という目で見ています。
とりあえず、来週はワシントン・レッドスキンズとの同地区対決。
今年のNFC EASTは、ホント面白いので、この対決も楽しみですね。


さて、こちらも「まさかまさか」という展開だった、
サンディエゴ・チャージャーズフィラデルフィア・イーグルスの試合。
NHKBS1で見ました。


オフェンスラインが保たずにディフェンス選手が流れ込んできていたため、
キッカーの責任ではないとは言いつつも、
フィールドゴールブロックからリターンタッチダウンで逆転、という展開は、
チャージャーズKネイト・キーディングとしても、ショックはあるでしょうねぇ。


実は、そこまでキーディングを見ていて、
「いい面構えになったなぁ」と思っていたんですよ。
今シーズンは、ここまでずっと失敗がありませんでしたし、
その自信が、そういう顔にさせているんだろうな、と。


今週は不運ではありましたが、来週以降に引きずらないでもらいたいですね。


それにしてもチャージャーズ
最後のファンブルも含め、そんな負け方ありかよー、という感じで。


まあ、今日は、RBラデイニアン・トムリンソンが全般的に止められている中で、
ちょっとトムリンソンにこだわりすぎたかなぁ、という感じはありましたが。
それでも、イーグルスも全体的に調子悪かったし、「勝ち試合」だったよなぁ。


ちょっと、応援していた者としても、ショックの大きい負け方でした。


一進一退。
果たして、今年のチャージャーズは、強いのか弱いのか・・・。
(それでも僕は、強いと思っているのですが)


イーグルスWRテレール・オーウェンズの今日のタッチダウンパフォーマンスは、
いまいち面白くないなぁ、と思いましたが、
チャージャーズWRキーナン・マカーデルの、
「お返し」のパフォーマンスは、ナイスでした。


こういうパフォーマンスは、批判も多いですが、
時と場合と内容によりけり、でしょうね。
今日は、「2つ組み合わせ」で面白かったです。


ああ、そうだ。
デトロイト・ライオンズクォーターバック
ジョーイ・ハリントンが降ろされて、ジェフ・ガルシアになってしまいました。


ハリントン、新天地で頑張れ! (気が早い)


あ、あと、ピッツバーグ・スティーラーズの試合、
終盤の「12回連続、RBヴェロン・ヘインズのラン」には、笑いました。
(正確には、相手のオフェンスなどを挟んで、3回連続+9回連続)


その直前は、「6回連続、RBウィリー・パーカーのラン」でしたし、
スティーラーズは、やることが徹底してるなぁ。


結局、ヘインズは最後にファンブルをしてしまいましたが、
そこまで酷使していたら、責めるのは酷というものです。


お疲れ様でした。