面白いこといっぱい!の1日



いやぁ、非常に面白い試合でした!
シカゴ・ベアーズデトロイト・ライオンズの一戦。


今週も、いろいろと面白いことがあったので、どの話題から触れようかと思いましたが、
やっぱり、これが「1番」ですね。


基本的にはディフェンス合戦で、決着のプレーまで含めて、
両チームともあまりオフェンスで良いところは見られませんでしたが、
それでも、ベアーズQBカイル・オートンの第2クォーターの活躍は、
「これは!」と思わせるものがありましたね。


解説で、オートンを評して「非常に波のある選手ですね」と言われていたのですが、
そうなると、末はジェイク・デロームカロライナ・パンサーズQB)か?
・・・それはそれで楽しみなような、心配なような。


まあ、今の「波」は、まだNFLレベルに必死についていっている段階で、
時々「ポカ」が出ているのだと思うので、
慣れてきたときには、安定してくるんじゃないかなぁ、と個人的には思っています。


ちょうど、今、シンシナティ・ベンガルズのQBカーソン・パーマーが、
非常に良い成績を残していますが、そんな感じになるような。


ドラフト4巡指名」という低い指名順位に目を奪われがちで、
現時点では世間の評価もそれに引きずられている感がありますが、
前にも書きましたとおり、大学時代には、
ハイズマン賞候補」の呼び声もあったほどの実力の持ち主ですから、
それぐらいの存在になっても、全く不思議ではありません。


今後の活躍も期待したいです。


先ほど名前の出てきたデロームパーマーを含め、
応援しているクォーターバックはいっぱいいますが、
今日の試合で、改めて確信したのは、オートン、むちゃくちゃ「イチオシ」です。


現在の僕の中の、「クォーターバック応援ランキング」(?)は、
 1.ペイトン・マニング(コルツ)
 2.ベン・ロスリスバーガースティーラーズ
 3.カイル・オートン(ベアーズ)
になってます。


勝手な思い込みですが、実力もこの順で「ベスト3」に、
今はまだまだでも、2・3年後にはなっていると信じています。


それにしても、この試合、GAORAの生中継のものを見たのですが、
でかでかと、他の試合結果を載せるのは勘弁してほしいです・・・。


右上に表示される「試合途中経過」を、なんとか見ないように頑張っていたのに、
ドンっと真ん中に「GREEN BAY 14 CINCINNATI 21 FINAL」の文字が出たときには、
もう、どうしてやろうかと・・・。


いや、もちろん、GAORAにはどうすることも出来るはずもなく、
全ては、地元テレビ局の「FOX」の編集が(僕にとっては)ダメなわけで。


アメリカでは、それぞれの地域で、
それぞれ地元の試合が生中継されているわけですが、
(もちろん、全米中継のサンデーナイトゲーム・マンデーナイトゲームを除いて)
他の試合の映像も、専門チャンネルで見られるはずですから、
他の試合結果は知りたくない、
っていうニーズがあってもおかしくないと思うんだけどなぁ。


・・・うーん、みんな地元のチームを応援するから、そういうのはないのか?
というか、「ニーズ」としては、やっぱり速報を知りたい方が強いのか・・・。


今後、生中継の試合が長引いたときには、気をつけることにしたいと思います。
・・・でも、どうやって気をつければよいのだか・・・。


そんなわけで、結果を知ってしまってから見た、
グリーンベイ・パッカーズシンシナティ・ベンガルズの試合。


結果を知らなかったら、最後、ワクワクして見ることが出来ただろうに、と思うと、
返す返すも残念。


パッカーズQBブレット・ファーヴが大乱調だった試合ですが、
ワイドレシーバーの「それは捕ってあげてよ」というプレーが、
ちょっと多かったようにも思いました。


ベンガルズとしては、15年ぶりの勝ち越し、そしてプレーオフ進出が、
そろそろ見えてきた勝利となったかもしれませんね。


それにしても、パーマーは、本当に良いクォーターバックになりましたねぇ。


今となっては、あまり言及されることがなくなりましたが、
一昨年好調だったQBジョン・キトナを、
ほとんど「降ろす理由」がないのに降ろして、
パーマーを昨年からスターターとしたのは、
マーヴィン・ルイスヘッドコーチの大英断であり、
そして、それが結果として、大成功となりましたね。


これで、パーマーが「鳴かず飛ばず」だったら、
ルイスヘッドコーチが大批判されていたことでしょうし。


第4週の「補足」でも書きましたが、パーマーが活躍するかどうかで、
「今後のハイズマン賞受賞者の未来をも決定する」ことになりかねない、
そんな立場にもあったりするわけで。


応援する・しないの枠を超えて、このまま活躍を続けてもらいたい存在ですね。


で。


祝、ヒューストン・テキサンズ初勝利!!


いやぁ、この話題を1番に持っていこうか悩んだくらい嬉しい出来事でした。


QBデイヴィッド・カーも2回しかサックされませんでしたし。
・・・って、それを「少ない」と思えるのも、どうかと思いますが。


サックされてもファンブルしなかったのが、良かったですね。
相手クリーブランド・ブラウンズQBトレント・ディルファーも、
同じく2回サックされていましたが、
うち1回は、敵陣17ヤード地点まで攻め込んだときのもので、
そこでファンブルしてしまい、テキサンズに押さえられターンオーバー。


結果として、これが勝敗を分けるポイントだったように思います。


カーも、「伊達にいっぱいサックされてるわけじゃない!」ってところで。
・・・いや、まあ、サックされないに越したことはないですが。


今後のオフェンスラインの改善に期待しつつ、
テキサンズには頑張っていってもらいたいです。


サックといえば、今日の「被サック王」は、
タンパベイ・バッカニアーズのQBクリス・シムズでした。
その数6回。


ブライアン・グリーシーが怪我をしたため、
スタータークォーターバックが代わっての1試合目だったわけですが、
オフェンスラインは代わってないのに、ちょっとサックされすぎのように思います。


映像を見ていないのでなんとも言えませんが、
サックされたときのロスヤードが大きい場合が多いので、
ちょっとボールを長く持ちすぎているのかもしれません。


もしかしたら、バッカニアーズクォーターバック事情、
何か動きが起こるかもしれませんね。
そんな感想を持ってしまった試合でした。


次はキッカーの話題。


第4週が終わった後に、毎週続いているトライフォーポイントキックの失敗が、
いったいどこまで続くのか・・・、ということを書いていましたが、
実は、それ以来、パッタリと止まっていました。


・・・というか、それが普通なんですけどね。


で、今週、久々に失敗が出ました。
テネシー・タイタンズKロブ・ビロナスが、やってしまいました。


最終的には、この失敗が試合結果に響いたとは思いませんが、
信頼を得ている途中なので、ちょっと痛い失敗ですね。


まあ、その後、フィールドゴールを2本成功させたりしていますから、
今後に響くことはないでしょう。


キッカーといえば、アリゾナ・カーディナルズKニール・ラッカーズ
もう、今シーズンは、何か神がかってますね。


ただ失敗しないだけではなく、
今週のように、52ヤード・47ヤードという長い距離も含めながらの、
全22本成功ですから、これは素晴らしいです。


昨年までは、長い距離は得意としていても、
そんなに成功率が良いわけではなかったので、
今年いったい何が起こったのか、そんな感じです。


惜しむらくは、チーム成績が、昨年も今年も良くないので、
あまり注目されない(テレビ露出が少ない)ことなのですが、
この好調がどこまで続くのか、見守っていきたいですね。


あと昨日の試合で気になったのは・・・、
そうそう、マイアミ・ドルフィンズRBリッキー・ウィリアムズ
いよいよ、調子が上がってきた感がありますね。


スタッツ的に見ると、RBロニー・ブラウンと比べて見劣りしそうですが、
良いところで、必要なランを、しっかりと出していました。
今後の「大爆発」を期待したいです。


・・・と、最近、ドルフィンズの試合を見るときは、
どうしても、ブラウンを目の敵にしてしまうのが、
自分でも良くないなぁ、と思っている点ではありますが・・・。


ニューイングランド・ペイトリオッツは、押されまくりの展開ながら、
何の根拠もなく、「いやぁ、最後には逆転するでしょう」と思っていたら、
本当に逆転してしまったのは、さすがだなぁ、という感じ。


来週のインディアナポリス・コルツ戦が、今から楽しみです。


ああ、そうだ。
昨日の試合で、ミネソタ・ヴァイキングスのQBダンテ・カルペッパーが負傷。
どうも、今シーズン絶望となりそうとのことです。


本当に今シーズンは、主力クォーターバックの怪我が目立ちます。
今、絶好調のコルツですが、マニングがいなくなったら、
もう、目も当てられない事態になりそうな・・・。


とにかく、怪我のない試合を望みたいところです。


ワシントン・レッドスキンズの大敗には、あまり触れない方向で。
・・・どこをどうやったら、あんなになるんだ?


昨日の試合からは、そんなところで。