日曜日の試合の「余波」



昨日、最後に、アリゾナ・カーディナルズデトロイト・ライオンズについて、
クォーターバック事情がどうなるか、今後に注目です」と書きましたが、
早速、そんな話題が。


なんでも、「ライオンズのクォーターバックは、やっぱりジェフ・ガルシア
・・・だそうで。


今週の試合で、231ヤード3タッチダウン、QBレーティング120.7と、
大活躍でチームを勝利に導いたのに、
まだ信頼は取り戻せないんですね、ジョーイ・ハリントン・・・。


まあ、なんとなく、そんな論調になるような気がしていたので、
「・・・双方とも」と、昨日書いたのですが。


確かに、相手がカーディナルズという不調のチームだっただけに、
この成績を鵜呑みには出来ない、ということは分かりますけどね。


ガルシアが怪我で戻ってこられないうちに、
なんとか実績を積み重ねないと。


来週は、強敵ダラス・カウボーイズが相手で、
ここで、こてんぱんにやられてしまうようだと、
「ああ、やっぱり」となってしまうので、なんとか健闘してもらいたいものです。


・・・って、最初から、「勝利に導いてもらいたい」と書かないところからして、
僕ももう弱気なのですが。


対して、カーディナルズのQBカート・ウォーナーはどうかというと、
これが、「即、交代」という話にはなっていないようです。


まあ、これもなんとなく、そんな感じになるかなぁ、と。


負けたとはいえ、ウォーナー自身は、359ヤード1タッチダウンで、
インターセプト無しと、まずまずの成績でしたしね。


逆に言えば、これだけの成績を残しながら勝てないところが、
今のウォーナーの「勝負弱さ」を表しているようにも思うのですが。


・・・いや、「ウォーナーの」というより「カーディナルズの」か。


クォーターバックを変えれば一気に状況が好転する、とも思えないので、
こちらは当面、ウォーナーのままでしょうね。


今週の試合ではライオンズが勝ったのに、
クォーターバックの状況は、そういった「逆転現象」が起こっているのが、
なんとも皮肉な感じです。


さて、話題変わって。


カロライナ・パンサーズCBケン・ルーカスが、
「ジェッツは試合途中でもう得点を奪えないと、勝利を諦めている感じだったね」
と、「暴言」を吐いたために、問題となっているようです。


うーん・・・、これ、暴言か?
率直な「感想」だと思うんですけどねぇ。


昨日書きましたように、僕もそんなふうに思いましたし。


事態の収拾にパンサーズのジョン・フォックスヘッドコーチが乗り出して、
なんとか事なきを得た、ということですが、
いまいち、なんでそこまで大ごとになるのか、理解できません。


最後の、あのヤケっぱちのようなランプレーの連続で、
本当に逆転勝ちするつもりでいたのでしょうか、ジェッツは。


残り時間5分30秒弱で27点差。
少なくとも、4回は点数を取らなきゃいけないのにねぇ。


ホント、よく分かりません。


まあ、本当のところ、ルーカスがどんなニュアンスで言ったのかは、
知らないのですが。(言葉自体は分かっても、そのニュアンスが分からない)


Lucas told reporters he felt like the Jets “quit”
・・・だそうで、どうも、前述のコメント自体よりも、
その後に言った「quit」(やめる)って言葉が、問題になっているような感じ。


うーん、これが、相手を侮辱していることになってるのか?
やっぱり、ただの「感想」のような気がするけどなぁ。


まあ、考えてもしょうがないので、そういうもんだと思っておきます。


前後も含めた、正確なルーカスのコメントは、
 http://www.nfl.com/teams/story/CAR/9043754
ここに載っていますので、英語の得意な方は、
是非、ニュアンスを掴んでみてください。


ところで、昨日書き忘れていたのですが、
日曜日の試合では、とにかく、キッカーフィールドゴール失敗が目立ちました。


10回のミスと、2回のブロックで、計12回のフィールドゴール失敗。
しかも、20ヤード台とか30ヤード台とか、
比較的短い距離のものが多かったり。


そんな中、極めつけは、カンザスシティ・チーフスバッファロー・ビルズの試合。


チーフスのKローレンス・タインスが35ヤードのフィールドゴールを成功させた後、
まず、タインスが44ヤードを失敗。
それから、ビルズKライアン・リンデルが28ヤードを失敗。


さらに、タインスが43ヤードを失敗。
さらにさらに、リンデルが31ヤードを失敗。


2人で合わせて4回連続失敗。
・・・初めて見ましたよ、こんなの。


まあ、この試合は、風が強い中で行われていたようではあるのですが、
それにしても・・・ねぇ。


ああ、あと、それから、昨日「映像を見たい」と書いたプレーを、
ダイジェスト映像で見ました。


ピッツバーグ・スティーラーズWRアントワン・ランドルエルのプレーは、
正確には、「フリーフリッカー」ではなかったですね。
すいません。


RBデュース・ステイリーからランドルエルへも、
バックワードパスではなく、ボールは手渡しでしたので。


シカゴ・ベアーズCBネイサン・ヴァシャーの、
「108ヤードリターンタッチダウン」も見ました。


何度も止められそうになりながら、粘って粘って・・・という感じ。
決して、きれいに道が開いていたわけではないので、
エンドゾーンから「走ろう」と決めた、ヴァシャーの決断が光りますね。


フィールドゴール挑戦のときに、エンドゾーンに守備を1人置いておくのは、
実は「セオリー」なんでしょうか。
それとも、ベアーズスペシャルチームの作戦が素晴らしいのでしょうか。


今まで、全く気にしてませんでしたが、今度、注意して見てみたいと思います。