キッカーランキング(第10週時点)
では次に、現在の「キッカーレーティング」によるランキングを。
1位(→) 49.0 ニール・ラッカーズ(カーディナルズ)
2位(↑) 37.5 マット・ブライアント(バッカニアーズ)
3位(→) 37.0 ジェイ・フィーリー(ジャイアンツ)
4位(↓) 36.9 ジョー・ネドニー(49ers)
5位(↑) 36.6 ジェフ・ウィルキンズ(ラムズ)
6位(↓) 36.0 ジョン・ケイシー(パンサーズ)
7位(↓) 35.7 ジョシュ・ブラウン(シーホークス)
8位(↑) 34.9 ロブ・ビロナス(タイタンズ)
9位(↑) 33.9 トッド・ピーターソン(ファルコンズ)
10位(→) 32.4 クリス・ブラウン(テキサンズ)
順位が細かく動いていますが、全体的には、値が落ちてきています。
「40.0」以上も、先週時点では3人いましたが、今週1人だけに。
まあ、回数が増えてくれば、大体そうなるものでしょう。
なのに、アリゾナ・カーディナルズのKニール・ラッカーズだけは、
ここに及んで、まだ値を上げてくるという状況。
もう、今シーズンのラッカーズは飛びぬけています。
このまま独走するのは間違いないでしょうね。
のみならず、素晴らしい記録が誕生する可能性もあります。
現在、フィールドゴールを全28回成功していますが、
シーズン100%成功したキッカーで、最も回数が多かったのは、
インディアナポリス・コルツのKマイク・ヴァンダージャットが、
2003年に記録した、「37回」という記録。
今年、このまま成功し続ければ、これを更新する可能性があります。
また、「100%成功」じゃなかった場合では、
マイアミ・ドルフィンズのKオリンド・マーレイが1999年、
セントルイス・ラムズのKジェフ・ウィルキンズが2003年に、
それぞれ記録している「39回」が、成功回数の最高記録。
これも更新する可能性があります。
さらに、「50ヤード以上のフィールドゴール」の成功回数は、
1995年に、当時のアトランタ・ファルコンズのKモーテン・アンダーセンが、
「8回」というのを記録していますが、
現在、ラッカーズは50ヤード以上のフィールドゴールを5回成功。
「キッカーレーティング」では、成功回数だけではなく、
その距離が重要になっているのですが、ラッカーズが飛びぬけて高い値なのは、
それだけ、長い距離のフィールドゴールを成功させ続けている、ということです。
ですので、最後の記録の更新も、視野に入ってきている、と言ってもいいでしょうね。
残り7試合。
非常に楽しみです。