クォーターバックの途中交代が多かった1日



本日は、時間の都合により、NHKBS1で放映する、
サンディエゴ・チャージャーズインディアナポリス・コルツの試合を見る前に。


でも、実は、この試合の結果は、既に知ってしまったんですけどね・・・。
(「どちらが勝ったか」だけで、試合内容は知りませんが)
この時期になると、夕刊(一般紙)すら、おちおち読めませんねぇ。


この試合については、明日、触れます。


さて、他の日曜日の試合から。


この日は、クォーターバックの途中交代が多い1日でした。


クォーターバックの交代は、普通の場合ですと「怪我のため」であったり、
「あまりにも大差で負けているため」、という理由が多いのですが、
「来期(将来)を見据えて」「プレーオフを見据えて(休養)」というものも、
この時期ですので、考えられてくるところです。


しかし、この試合は、そのいずれでもありませんでした。
いわば、「今期残り3週(今週含む)を見据えて」。


アトランタ・ファルコンズシカゴ・ベアーズの試合。


3対6でベアーズがリードして迎えた後半。
ベアーズのオフェンスで出てきたクォーターバックは、
スターターのQBカイル・オートンではなく、QBレックス・グロスマンでした。


・・・怪我をしていた、ということは無いようですので、
降ろされましたねぇ、これは。


前半を、わずかにリードして折り返したのだから、ここで交代させるか!?
・・・とも思ったのですが、それだけ、
不満が溜まりに溜まっていたということなんでしょうねぇ。


この試合も、ほとんどパスが成功せず。


ただ、僕は「オートンびいき」ですので、その「目」で彼を擁護しますと、
この日は、ファルコンズPマイケル・ケイネンが良すぎました。


ケイネンのパントによって、前半のベアーズのオフェンス開始位置が、
自陣2ヤード地点、2ヤード地点、10ヤード地点、8ヤード地点・・・。


そうなると、プレー選択も、やや必然的に、
ファーストダウンでラン、セカンドダウンでもラン、
そして、サードダウンロングのシチュエーションでパス。


そりゃ、ファルコンズもディフェンスしやすいですよ。


・・・まあ、そうじゃないところでもパスを決められず、
得点もフィールドゴール止まりになってしまったので、
それだけが全てではないと、分かってはいるんですけども・・・。


代わって出場してきたグロスマンは、インターセプトがありましたが、
基本的にパスが通ってましたから、
来週からは、グロスマンスターターになるでしょうね。


残念。


オートンには、これを糧にして、また頑張ってもらいたいです。


ただ、これでちょっと、ベアーズを応援したい気持ちが、
なくなってしまったなぁ。


スーパーボウルインディアナポリス・コルツシカゴ・ベアーズになれば、
と、最近思っていましたが、それも雲散霧消。


今日のファルコンズの敗戦で、当初の希望だった、
「コルツ対ファルコンズ」も実現は厳しくなってきたし・・・。


「特に応援しているチーム」でNFCプレーオフに残るのは、
カロライナ・パンサーズくらいになってしまいそうだから、
これはもう、パンサーズを応援するしかないか。


しかし、このファルコンズ対ベアーズの試合。
2チームで3人のクォーターバックが出ていたわけですが、
そのクォーターバックレーティングが、
アトランタ・ファルコンズQBマイケル・ヴィックの「25.8」を筆頭(?)に、
オートンが「39.6」、グロスマンですら「47.1」って・・・。


ランもさほど出てなかったし、(オフェンス的には)低調な試合でしたねぇ。


さて、クォーターバックの途中交代といえば、この試合。
アリゾナ・カーディナルズヒューストン・テキサンズ


カーディナルズは、第2クォーター終盤、残り2分を切った段階で、
スターターだったQBカート・ウォーナーからQBジョシュ・マカウンに交代。


そして、そのときマカウンインターセプトを喰らったためか、
更に、後半に入ったら、QBジョン・ナヴァーレに交代。


結局敗戦。


・・・と書くと、ウォーナーの出来が悪かったように思われますが、
ウォーナー自身は、パス10回全て成功し、1タッチダウン
文句の付けようの無い出来です。


ただし、試合は、カーディナルズWRレジー・スウィントンが、
キックオフリターン時にファンブルしたり、
相手リターナージョナサン・ウェルズにビッグリターンを許したりと、
そんなことも絡んで、10対21で負けていました。


ここでの交代はどういう意味なんだろう、と思ったのですが、
プレーオフも関係ないし、試合の流れも悪いし、これはもう、勝敗は度外視して、
「来期を見据えて」の交代だったのかな・・・と、このときは考えました。


実は、ウォーナーマカウンは、
今シーズン終了後に、どちらも契約が切れます。


で、そうなったら、どちらかを残して、どちらかを放出するだろう、と。
そのためにも、現在はウォーナースターターを務めていますが、
マカウンの「実戦テスト」もしておかなければ、というところかな、と。


しかし、後からニュースを見たら、違いました。


ウォーナー、怪我をしていたんですね。
しかも、今シーズン絶望とか・・・。


うーん、残念。


ただ、最後に良い成績を残せたのは、
来シーズンのためには、良かったのかもしれません。
マカウンの出来が悪かったこともありますし・・・。


後半出てきたナヴァーレも、なかなかの出来でしたので、
このままだと、来期は、
ウォーナースターターナヴァーレが控え、ということになるのかなぁ。
・・・いや、ナヴァーレスターター、ということも考えられるけども。


とりあえずは、「ウォーナー残留」であることを、
今から強く願っておきたいです。


というわけで、この試合の「交代理由」は、
「怪我のため」と、後半は「来期(将来)を見据えて」ということになるのかな。


そうそう、あと、この試合は、カーディナルズを応援して見ていましたが、
テキサンズも応援しているチームの1つ。
とにもかくにも2勝目、おめでとうございます。


テキサンズQBデイヴィッド・カーも、「首」の危うい選手の1人なんですよね。
ホント、カーは良いクォーターバックだと思うんですけども。
頑張ってもらいたいです。


さらに、クォーターバックが途中交代した試合を。


シンシナティ・ベンガルズデトロイト・ライオンズの試合。
この試合は、両チームとも、クォーターバックが替わりました。


かたや、「プレーオフを見据えて(休養)」。
こなた、「あまりにも大差で負けているため」。


というわけで、第4クォーター残り時間11分弱、
38対10でベンガルズが大量リード、という場面。


ライオンズは、QBジェフ・ガルシアからQBジョーイ・ハリントンに替えてきました。


お帰り、ハリントン
待っていたよ。


いやぁ、この試合は、ベンガルズを応援して見ていましたから、
「あー、勝った、勝った」と思っていたのですが、
この瞬間から、俄然、「ライオンズ応援」に切り替わりました。


まあ、「敗戦処理」的な登場ではあり、
ベンガルズディフェンスも、緩やかに守っていたとは思うのですが、
それでも、パス7回中6回成功77ヤード、1タッチダウンは、
短い時間の中では、良い出来だったのではないでしょうか。


まあ、これで来週からのスターターがどうこう、
という話にはならないと思いますが、こういうことを積み重ねて、
また、スターターの座に戻ってきてもらいたいものです。


ベンガルズは、その、ハリントンタッチダウンを奪った直後のオフェンスで、
スターターのQBカーソン・パーマーからQBジョン・キトナに替えてきました。


キトナ、久しぶりだなぁ。
レギュラーシーズンでの登場は、昨シーズンの第17週以来ですか。


一昨年のカムバック賞受賞者。
パーマーも応援していますが、キトナも結構応援しているので、
頑張ってもらいたいですね。


ベンガルズは、この勝利でプレーオフ進出を決めたので、
来週からは、キトナの登場場面が増えるかなぁ。


さて、まだまだ続く、クォーターバック交代試合。
お次は、フィラデルフィア・イーグルスセントルイス・ラムズの試合。


この試合、第4クォーター半ばを過ぎて、17対16でイーグルスリードと、
拮抗してはいましたが、
ラムズのQBライアン・フィッツパトリックは、先週に引き続き、低調な出来。


残り時間7分弱。
ラムズは、クォーターバックジェイミー・マーティンに替えてきました。


マーティンは、第12週でスターターとなったのに、その試合で怪我をして、
フィッツパトリックに取って代わられてしまっていたので、
ここで良いところを見せて、再びスターターの座を取り戻したいところ。


しかし、まずまずの出来でしたが、
得点を奪って逆転・・・というところまではいきませんでした。


うーん、来週のスターターはどちらになるんでしょうねぇ。


僕としては、マーク・バルジャー早く戻ってきてくれー、という気持ちですが・・・。
・・・でも、やっぱり、今シーズン中の復帰は難しいのかなぁ。


さて、次は、ニューヨーク・ジェッツマイアミ・ドルフィンズの試合。
この試合の交代理由は、「怪我のため」。


ドルフィンズQBガス・ファーロットは、前半最後のプレーで負傷。
そのため、後半は、控えQBセイジ・ローゼンフェルズが出てきました。


そして、10対10の同点で折り返したこの試合を、
ローゼンフェルズは勝利に導いたのでした。
素晴らしい。


ローゼンフェルズは、スターターとなった第11週の試合では、
散々な出来で、途中交代させられていますが、
第13週では、昨日と同じようにファーロットの怪我で途中出場し、
チームを大逆転勝利に導いています。


・・・リリーフ専門?


てなことはないでしょうが、もし来週スターターになるなら、
どうなるのか、変な意味で楽しみではあったり。


個人的には、今週もRBリッキー・ウィリアムズが、
タッチダウンを含め、そこそこ活躍してくれて嬉しい限り。
週を追うごとに良くなっていっていますよね。


そういう意味では、あと2週しかないのは残念な限りですが・・・。
来シーズンもドルフィンズに残りたい意向のようですので、
残り2週、更に活躍して、来シーズンを楽しみなものにしてもらいたいです。


クォーターバック交代試合」は、こんなところで。


残りの試合の中で、特に面白かったのは、
クリーブランド・ブラウンズオークランド・レイダーズの試合。
・・・といっても、ほとんど「最後だけ」なのだけれども。


この試合、ブラウンズを応援して見ていましたが、
これは、ブラウンズのクォーターバックチャーリー・フライになったからであり、
もしそうじゃなかったら、レイダーズを応援していたことと思います。


フライ、結構、いいですよね。
派手さはありませんが、今後が楽しみな選手の1人です。


この試合、6対7で迎えた、第4クォーター残り3分強からの、渾身のラストドライブ
いやぁ、手に汗握りました。


そして、フィールドゴール圏内に入って、「よっしゃー!」と思ったら、
なんと、時間つぶしでランをしたブラウンズRBルーベン・ドローンズファンブル
そして、ファンブルリカバーは、レイダーズ・・・。


なんてことだ!
・・・と思ったら、オフィシャルレビューで、これがひっくり返って、
なんとか、事なきを得ました。


もう、ランすら危ない、ということで、ニーダウンして、残りの時間つぶし。
そしてフィールドゴール成功で逆転。
試合終了。


もう、ドキドキしたことといったら、この上ないですよ。


とにかく、勝ててよかったです。


逆に、「そこまでいったら勝ってほしかった・・・」という試合が、
シアトル・シーホークステネシー・タイタンズの試合と、
サンフランシスコ・49ersジャクソンビル・ジャガーズの試合。


前者が28対24、後者が9対10。


シーホークスジャガーズも、
明らかにタイタンズ49ersよりも「強いチーム」のはずなので、
この苦戦は予想外だったはず。


僕はもちろん(?)、タイタンズ49ersを応援して見ていましたので、
悔しかったのなんの。


どちらも、第4クォーターに、一時、リードしていましたし、
そりゃ、夢を見ましたとも。


しかし、より悔しいのは、49ersの方。
というか、「49ersが負けた」ことより「ジャガーズが勝った」ことに対して。


僕が応援しているAFCのチームに、多くプレーオフに行ってもらうためには、
ジャガーズには負けてもらわないと難しいところですから・・・。


ジャガーズは、来週はテキサンズ戦、再来週はタイタンズ戦。
テキサンズタイタンズも頑張れー! (やや不純)


さて、残り。


カロライナ・パンサーズニューオリンズ・セインツの試合と、
ピッツバーグ・スティーラーズミネソタ・ヴァイキングスの試合は、
パンサーズとスティーラーズが勝って良かった、という試合でした。
以上。


・・・なんて簡単にまとめると、「どうでもいい」かのようですが、
どちらも「特に応援しているチーム」なので、むちゃくちゃ嬉しいですよ。


どちらも、このままプレーオフに向かって、突き進めー!


最後は、ダラス・カウボーイズワシントン・レッドスキンズの試合。


なんと言うか、「カウボーイズってこんなに弱いチームだったか?」というのと、
レッドスキンズってこんなに強いチームだったか?」というのが、
両方混ざり合った気持ちになった試合でした。


このまま、プレーオフに向かって、共倒れ、
・・・なんてことにならなければ良いのですが。


以上、勢いで、全試合に触れてしまいました。(初めてじゃないか?)