週間オフェンスラインMVP(第15週)



さて、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。


まず、第15週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。

  選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
LT クリス・サミュエルズ
レッドスキンズ
26 4 0 30
LG ヴィンス・マヌワイ
ジャガーズ
42 -2 0 40
C デニス・ノーマン
ジャガーズ
28 -2 0 26
RG ロン・ストーン
(レイダーズ)
38 -4 0 34
RT ショーン・ロックリア
シーホークス
26 12 0 38



なんか、このコーナーで、あまり見ない名前が並びました。


今週は、ジャクソンビル・ジャガーズから2人選出。


サンフランシスコ・49ers戦は、非常に苦労しての勝利に見えましたが、
それなりに、オフェンスは出ていた模様。


今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
そのジャガーズGヴィンス・マヌワイです。


マヌワイは、2003年に、ジャガーズドラフト3巡指名されてNFL入り。


その年、14試合にスターター出場すると、
翌年は、全試合にスターター出場。


そして、今年もスターター出場しています。


・・・と、「順風満帆」すぎて、これ以上何も書きようがないのですが。


ジャガーズは、昨年まで5年間、プレーオフから遠ざかっていましたから、
もし今年、プレーオフに進出すれば、
マヌワイは、プレーオフ初体験になるわけですね。


・・・とか、無理やりに話題を作ってみましたが、これ以上無理です。


まあ、それだけ「若手」ってことですので、
今後、「話題」が増えてくることに期待しましょう。


さて、第15週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。

  選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
1位 RT ライアン・ディーム
(コルツ)
108 102 -28 182
2位 LG クリス・ディールマン
チャージャーズ
168 38 -28 178
3位 LT マット・ラプシス
ブロンコス
148 26 -21 153
4位 LG モントレイ・ホーランド
(セインツ)
166 3.5 -28 141.5
5位 LG ライアン・リルヤ
(コルツ)
98 51 -14 135
6位 C レチャールズ・ベントリー
(セインツ)
178 -23.5 -21 133.5
7位 C ジェフ・サタデイ
(コルツ)
100 51 -21 130
8位 C リッチ・ブレアム
ベンガルズ
88 52 -14 126
9位 RG ウィル・シールズ
(チーフス)
110 16 -7 119
10位 LT リアンダー・ジョーダン
チャージャーズ
94 44 -21 117



「独走」時様態だったインディアナポリス・コルツTライアン・ディームが、
サンディエゴ・チャージャーズ戦の敗戦により急失速。


そのチャージャーズGクリス・ディールマンが、すぐ後ろまで迫ってきました。


チーム同士の「直接対決」も面白かったですが、
この2人の「対決」も、面白いものがありますね。


残り2週の展開に注目したいと思います。


そして、シンシナティ・ベンガルズCリッチ・ブレアムも急失速で8位に。
一時は、首位をうかがう勢いだったので、ここにきての、この順位の下げは、
ちょっと気になるところですね。


今シーズン猛威を振るったベンガルズのオフェンスにも、陰りが出てきたか!?


先週注目した、ニューオリンズ・セインツの2人は、今週も順調。
試合こそ勝てはしませんでしたが、
オフェンスは、それなりに安定している模様です。


ベスト10には名前が出てきても、
週間の「ベストオフェンスライン選手」には1度も名前が出てこない、というのは、
それだけ、決定打の足りないもどかしいオフェンスを展開している、
という表れなのかもしれませんね。


あと2週で、それを打開できるかどうか。