ボウルゲーム中盤戦から終盤戦の概要



さて、ボウルゲーム真っ只中。


昨日、「「中盤戦」の展望(のような、そうでないようなもの)を書きたい」、
と書きましたが、よくよく考えると、
「終盤戦」も間近で、直前に触れることは難しそうなので、
そのあたりも含めて、書いておきたいと思います。


とはいえ、「カレッジフットボール初心者」なので、
そんな詳しいことは書けませんが。


まず、中盤戦の日程をざっと。(もう終了しているものもありますが)


 12月27日 チャンプススポーツボウルインサイトボウル
 12月28日 MPCコンピューターズボウルアラモボウル
 12月29日 エメラルドボウルホリデーボウル
 12月30日 ミュージックシティボウルサンボウル
        インディペンデンスボウルピーチボウル
 12月31日 マイネケカーケアボウルリバティボウルヒューストンボウル


BCSランキング」で25位以内の「ランキング校」が出てくる、
と昨日書きましたが、この中盤戦に出てくる大学で、最も高い順位なのは、
ホリデーボウル」に登場するオレゴン大


レギュラーシーズン10勝1敗で、最終的な順位は、全米6位。
なのに、「4大ボウル」に出られない、かわいそうな大学、
・・・ということで紹介されていました。


このあたり、「4大ボウル」が、単なる「ベスト8決定戦」ではない、
ということがよく分かるエピソードでもあります。


相手は、「BCSランキングをめぐる一昨年の混乱」の話の際に出てきた、オクラホマ大
今年は成績振るわず7勝4敗で「ランキング外」なので、
大方の予想では、「オレゴン大圧勝」となっているようです。


他の試合では、「BCSランキングをめぐる一昨年の混乱」の話で出てきた他の1校、
LSUが「ピーチボウル」に登場。
レギュラーシーズン10勝2敗で、「BCSランキング」10位。


対するは、マイアミ大(フロリダ)
「暖かい方のマイアミ大」です。
こちらは、レギュラーシーズン9勝2敗で、「BCSランキング」9位。


中盤戦で、最も盛り上がりそうな対戦カードですね。


他には、昨年は、QBアレックス・スミス(現サンフランシスコ・49ers)の活躍で、
4大ボウル」の1つ「フィエスタボウル」に出場したユタ大が、
今年は6勝5敗と振るわず、「エメラルドボウル」に出場してきています。


今まで名前を書いたことがある大学が出てくる試合は、こんなところでしようか。


あ、「USC」なのに「USC」とは略されない「南カロライナ大」は、
インディペンデンスボウル」に出場します。
・・・だからどうした、という話ですが。


さて、年が明けるといよいよ終盤戦。


 1月2日 コットンボウルアウトバックボウルゲーターボウル
      キャピタルワンボウルフィエスタボウルシュガーボウル
 1月3日 オレンジボウル
 1月4日 ローズボウル


1月2日は、1日6試合ですか。
うーん、凄い日だ。


もちろん、注目は、「4大ボウル」。


その皮切りの「フィエスタボウル」は、ノートルダム大オハイオ州立大


BCSランキング」で5位対4位の試合・・・というのもありますが、
とにかく、今シーズンのノートルダム大は、
前にも書きましたとおり、かなり「ドラマチック」なチームですので、
試合を見るのが、非常に楽しみです。


そういえば、そのノートルダム大チャーリー・ワイズヘッドコーチが、
年間最優秀ヘッドコーチの候補になっている、と以前に書きましたが、
結局、年間最優秀ヘッドコーチには選ばれませんでした。


で、実際に選ばれたのは、ペン州立大ジョー・パターノヘッドコーチ。


ワイズヘッドコーチが「伝統校」ノートルダム大を復活させた以上に、
パターノヘッドコーチも「伝統校」ペン州立大を復活させた、ということで、
それが評価されてのもののようです。
ペン州立大は、レギュラーシーズン10勝1敗で、「BCSランキング」3位)


そのペン州立大は、「オレンジボウル」に登場。


相手のフロリダ州立大を率いるボビー・ボウデンヘッドコーチが、
NCAA 1-A」の歴代最多勝ヘッドコーチ、
そして、パターノヘッドコーチが、それに次ぐ「歴代2位」。
ですので、「ヘッドコーチ対決」として、この試合が注目されていたりもするようです。


そして、なんといっても、「ローズボウル」。
USCテキサス大の試合。


レギュラーシーズン12勝0敗同士、
BCSランキング」で「最終的に」1位対2位なのはもちろんのこと、
レギュラーシーズン中も常に「1位対2位」だったチーム同士の対戦、
更には、ハイズマン賞候補上位3人揃い踏み、
ハイズマン賞受賞者2人が同じチームでプレー、
そして、USCの「3連覇(ただしAP通信のランキングのみ)」がかかっている、
・・・と、とにかく、話題には事欠かない試合です。


他は差し置いても、とにかく、この試合だけは、見ないわけにはいきません。
(いや、他の試合も見るけれども)


歴史に残るような、素晴らしい試合であることを期待したいです。


以上、ボウルゲーム中盤戦以降の「展望(のような、そうでないようなもの)」でした。