まずはAFCプレーオフ争いの決着
本日は、3つのテレビ放映試合を見ましたが、(うち2つは録画)
見方・・・というか、見る順番に苦慮しました。
GAORAで放映されたニューヨーク・ジャイアンツ対オークランド・レイダーズを、
最初に見るのは、まあ、よいとして、(12月31日の試合なので)
次に、シンシナティ・ベンガルズ対カンザスシティ・チーフスの試合を見たら、
デトロイト・ライオンズ対ピッツバーグ・スティーラーズの試合の途中経過を、
どんどん言ってきていたんですよね。
ライオンズ対スティーラーズは、深夜にNHKのBS1で放映される楽しみな試合。
なので、結果を言われるのは、ちょっと困ります。
まあ、チーフスとスティーラーズがプレーオフ争いをしていて、
同時間帯に行われた試合なので、予想できたことではあったのですが。
ただ、じゃあ、そこで見るのをやめようかとも思ったのですが、
ライオンズ対スティーラーズを先に見たところで、
どうせ、その中でベンガルズ対チーフスの途中経過は言われてしまうだろう、
・・・と思い、そのままベンガルズ対チーフスを見ることに。
結局、第3クォーター終了まで見たところで、
ベンガルズ対チーフスの試合の大勢が決していたので、
そこで、その試合は見るのをストップ。(今もまだ見ていません)
そして、深夜のNHKのBS1の試合を待ちました。
・・・失敗しました・・・。
ベンガルズ対チーフスの試合の途中経過は、ほとんど言ってないし・・・。
(終盤では、ところどころ触れていましたが)
先にこっちを見るべきだったなぁ。
それが、ケチのつき始めだったかのように、
それと平行して、そのほかの試合を「Play-by-Play」観戦していたら、
もう、その中で「望ましくない」ことばかり起きてまして。
・・・って、先週も同じことを言っていなかったか?
というわけで、個人的に「良かったこと」を中心に、今週の各試合の感想を。
まずは、「祝、リッキー・ウィリアムズ、100ヤードラッシュ」!!
・・・いや、すいません。
先週と同じことを言っています。
ただ、ウソではありません。
嬉しいですねぇ、ウィリアムズの2週連続100ヤードラッシュ。
マイアミ・ドルフィンズ対ニューイングランド・ペイトリオッツの試合。
先週に引き続きドルフィンズのスターターランニングバックはウィリアムズ。
今週は、RBロニー・ブラウンも出場してきていましたが、
やはりまだ怪我で本調子でないのか、大半はウィリアムズが走ってました。
そして、1タッチダウンを含んで108ヤード獲得の活躍で、
ドルフィンズ勝利に素晴らしく貢献をしておりました。
(まあ、ペイトリオッツは途中から控えメンバー中心になっていたのですが)
来シーズンもドルフィンズに残留することを希望しているウィリアムズとしては、
この2週間の活躍は、良いアピールになったことでしょう。
来シーズンの更なる活躍を期待したいと思います。
そして、この試合、ペイトリオッツが敗れたことで、
ペイトリオッツのプレーオフシード順位は、「4位」で確定しました。
これで、まず、ワイルドカードプレーオフではペイトリオッツを応援できそうです。
さて、そんなプレーオフ争い。
NFCについては、明日以降にNHKのBS1で、
タンパベイ・バッカニアーズやワシントン・レッドスキンズの試合の放映がありますので、
本日は、AFCについてだけ触れておきます。
まず関係がある試合は、12月31日に行われた2試合のうちの1つ、
デンバー・ブロンコス対サンディエゴ・チャージャーズの試合。
ここで、チャージャーズが勝っていれば、スティーラーズのプレーオフ進出が確定し、
そもそも、最初の「どちらの試合を先に見るか」という悩みが、
無くても済んだのですが・・・。
まあ、ただ、おかげで、チーフスやスティーラーズの気合の入った試合が見られて、
そういう意味では良かったのかもしれませんけどね。
さて、チャージャーズのスタータークォーターバックは、
もちろんドリュー・ブリーズだったわけですが、第2クォーターの終盤で、
サックを受けた際に負傷し、控えQBフィリップ・リバーズに交代しておりました。
本日のブリーズの成績は、
「酷い」というほどではなかったですが、さほど良い出来でもなく、
(交代時点では、チャージャーズはまだ無得点でしたし)
怪我もそうですが、あまり良くない形で今シーズンを終えてしまったことは、
来シーズンに向けて、ちょっと気がかりですね。
個人的には、リバーズも応援していないわけではないのですが・・・。
果たして、来シーズンのチャージャーズのスタータークォーターバックは、
ブリーズで安泰なのかどうか。
・・・と、今から9ヵ月後のことを心配してもしょうがないですが。(でも心配)
さて、そしてチャージャーズの敗戦を受けての、「プレーオフ争い」2試合。
ベンガルズ対チーフスの試合は、ベンガルズを応援して見ていたわけですが、
チーフスも応援しているチームではあるので、
まあ、こういう試合展開なら、これでもいいかな、と。
(最初にも書きましたとおり、まだ、第4クォーターは見ていませんが)
チーフスのディック・ヴァミールヘッドコーチは、
今シーズン限りで勇退されるんですねぇ。
ここ数日、NFLのニュースを全く追っていなかったので、
そんな話になっているとは知りませんでした。
ヴァミールヘッドコーチといえば、鬼のような形相が、非常に印象的な方ですが、
この試合の映像では、穏やかな表情もあったりして、
やっぱり、最後の試合で、思うところはあるんだろうなぁ、という感じでした。
そういう意味で言うと、ここでプレーオフに進出できなかったことは、
残念なことではありますが。
チーフスといえば、僕はほとんどWRダンテ・ホールにしか、
注目していなかったりするチームだったのですが、
(あと、Kローレンス・タインスも、ちょっと注目してますが)
RBラリー・ジョンソンにも、非常に興味が湧きました。
いや、シーズン後半戦、ここまで活躍していて、
今更かよ、という感じではありますが、まあ、今更でもなんでも、
「ああ、良いなぁ」と思えたので。
チーフスのランニングバックには、怪我をしたプリースト・ホームズがいるわけですが、
来シーズンに向けて、ジョンソンとの「両立」がどうなるのか、
今後、注目していきたいところです。
ベンガルズは、途中でQBカーソン・パーマーが下がって、QBジョン・キトナが登場。
前にも書きましたとおり、キトナも割と応援しているクォーターバックなので、
これはこれで嬉しかったのですが、
成績は酷いものだったので、残念な限り。
キトナの来シーズンについては、いろいろ言われていますが、
このまま「パーマーの教育係」というポジションが、
キトナには良いのかもしれませんねぇ。
本人は不本意かもしれませんが、以前からよく言われているように、
パーマーが成長したのは、キトナの存在が絶対に大きいと思いますし。
このあたりの動向も、今後、注目されるところです。
さて、もう1試合のライオンズ対スティーラーズ。
スティーラーズが勝利したことが、何より良かったことですが、
個人的には、ライオンズQBジョーイ・ハリントンの活躍が嬉しかったです。
ハリントンについては、いろいろ言われていますが、
ここ数試合、着実に良くなっているように思います。
試合中継でも触れられていましたが、
やはり、髭を生やしたことが大きいのでしょうか?
・・・いや、シカゴ・ベアーズのQBカイル・オートンも「髭効果」(?)があったし。
これが、あながち冗談ではなく、
ハリントンは、顔が「甘えっ子」みたいな感じで、ちょっと威厳が足りないので、
チームを率いるクォーターバックとしては、もうちょっと、
「自信を持った顔」であった方が良いかも、とは以前から思っていました。
ホント、「髭」は悪くないかもしれません。
ただ、第3クォーターに、WRロイ・ウィリアムズにタッチダウンパスを通したときに、
そのウィリアムズに近づいていったのですが、
後ろから、ちょっと話しかけるのに躊躇している様子や、
話しかけても、あまり反応してもらえなかった様子から、
チーム内での、ハリントンの位置付けが分かるような気がしました。
あんまり良くないですよね・・・。
このあたりが、ハリントンがブレーク出来ない要因なんだろうなぁ。
もちろん、来シーズンもハリントンにはライオンズで頑張ってもらいたいですが、
あんまりチーム内に居所が無いようであれば、
他のチームに移籍したほうが、本人のためにもチームのためにも、
良いのかもしれません。
・・・なんか、髭もそうなのですが、
ハリントンとオートンは、重なる部分が多いなぁ。
(ハリントンは、ファンには好かれているみたいですが)
さて、では、その「髭つながり」(?)で。
シカゴ・ベアーズ対ミネソタ・ヴァイキングスの試合。
ベアーズのスタータークォーターバックは、オートンでした。
これは、プレーオフに向けての「QBレックス・グロスマンの温存」ではありますが、
嫌な形で降ろされてしまったオートンとしては、アピールのチャンス。
・・・なのに、結局、パッとしない出来で。
第4クォーターに、QBジェフ・ブレイクと交代させられてしまいました。
うわぁ、ますます嫌な形になってしまった・・・。
ベアーズはプレーオフがありますから、この試合で今シーズン終了ではありませんが、
少なくとも、オートンとしては、これで「シーズン終了」でしょうから、
来シーズンに向けて、非常に心配が残ることになってしまいました。
・・・控えの座も危ういか・・・?
とにかく、オートンには「力」はあるはずだと思うので、
焦らずに、一歩一歩、プレーで信頼を取り戻していってもらいたいものです。
(状況的に、焦らずにはいられないんでしょうけども)
さて、次に。
テネシー・タイタンズ対ジャクソンビル・ジャガーズの試合。
ビックリしたのは、タイタンズのスタータークォーターバックが、
「第3クォーターバック」のマット・マックだったこと。
いや、QBスティーヴ・マクネアが、怪我のため、
また、来シーズンに向けてという意味も含めて、出場してこないことはあるとして、
代わりのスターターがQBビリー・ヴォレックではないとは・・・。
これが何を意味するのか。
ただ、マックはあまり良い出来ではなく、
後半になって、ヴォレックが登場。
明らかに、ヴォレックの方が良い出来でした。
(試合の大勢が決まっていた、ということもありますが)
来シーズンは、ヴォレックがスタータークォーターバック、ということなるのか。
ヴォレックもマックも、頑張ってもらいたいクォーターバックなので、
もし、この2人が中心になるのであれば、
来シーズンのタイタンズは、非常に強く応援したいところです。
さて、最後に、USCのRBレジー・ブッシュを賭けた「ブッシュボウル」、
ヒューストン・テキサンズ対サンフランシスコ・49ersについて。
これが、非常に激戦(?)となって、オーバータイムに突入するような試合に。
・・・で、これでも勝てないんだなぁ、テキサンズ。
この試合、テキサンズは後半に入って、
スターターQBデイヴィッド・カーからQBトニー・バンクスに変えたりしていましたが、
2人とも、結局1サックもされず。
「サックされまくり」だったこれまでの試合からすると、素晴らしいわけですが、
まあ、それだけ、49ersのディフェンスが良くない、ということなんでしょう。
対する49ersのQBアレックス・スミスは3サック。
テキサンズのディフェンスも頑張りました。
・・・なのに勝てないんだなぁ。
もう、「負け癖が付いている」としか言いようがありません。
来シーズンに向けて、立て直してきてもらいたいものです。
カー、残留できるのかなぁ。
もっともっとやれるクォーターバックだと思うんだけれども。
そして、この敗戦で、テキサンズは、今度のドラフト全体1位指名権を獲得。
巷で言われているように、ブッシュを指名するのかどうか。
というか、それ以前に、ブッシュは3年生で、
「アーリーエントリーする」とは、まだ発表していないんですけどね。
全ては、1月4日のローズボウルが終わってから、ということで。
ローズボウルで負けたら、その「悔しさ」から、
来年もカレッジに残る、ということもあり得そうなので、
そういう意味でも、ローズボウルは注目されます。
さて、本日はこんなところで。
NFCのプレーオフ争い関連については、明日以降に触れます。
そして、いよいよカレッジの「4大ボウル」の皮切り、
「フィエスタボウル」が数時間後に迫ってきましたので、
明日は、この試合の感想なども書きたいと思っております。
ホント、楽しみだなぁ。