ヘッドコーチの解任、解任、解任・・・



というわけで、NFCプレーオフ進出チームについてですが、
ワシントン・レッドスキンズフィラデルフィア・イーグルスの試合が、
NHKBS1で明日放映されますので、詳しくは、それが終わってから。


ここでは、NFC SOUTHについてだけ。


まずは、応援しているカロライナ・パンサーズプレーオフ進出できて、
ホッとしております。


正直、2・3週間前の段階では、
「ああ、これならパンサーズ、プレーオフ進出は確実だろう」、
とか、高をくくっていたのですが、最後にきての連敗は予想外でした。


最後に、アトランタ・ファルコンズに大勝できたのは、
相手がモチベーションの上がらない状態だったとはいえ、
プレーオフに向けて、良い「勢い」になるのではないかと思います。


この日記を読んでいただければ、一目瞭然かとは思いますが、
僕は基本的に、「チーム」よりも、「選手」や「ヘッドコーチ」個人を応援しています。


パンサーズでいえば、QBジェイク・デロームジョン・フォックスヘッドコーチが、
僕の応援している選手・ヘッドコーチなわけですが、
ただ、割と、パンサーズはチーム的にも応援していたりします。


いや、特にこれといった理由は無いんですけどね。
なんとなく、僕の中でそういう「位置付け」になってまして。


なので、プレーオフでも特に応援していきたいと思います。
スーパーボウルまで進んでくれるといいなぁ。


ニューオリンズ・セインツタンパベイ・バッカニアーズの試合は、
NHKBS1で観戦しました。


まあ、特に言うことはないのですが、
バッカニアーズのQBクリス・シムズは、かなり堂々としてきましたねぇ。
インタビューを見て、そう思いました。


シーズン中に、テレビ解説者(元NFL選手)からそのプレーぶりを批判されて、
かなり憤慨していたようですが、それをバネに頑張っていることがよく分かります。


逆境は人を変えるんですねぇ、ホント。


そろそろ、「父親は元ニューヨーク・ジャイアンツのQBフィル・シムズ」、
という紹介は、されなくなりますかね。(日本では、まだ言われるだろうけども)


果たして、プレーオフでは、どんなプレーを見せてくれるか。


一方のセインツのQBトッド・バウマンのプレーは、初めて見たように思いますが、
なんか、あんまりパッとしない感じでした。


QBアーロン・ブルックスを下げてバウマンに替えたのは、
来シーズン以降を見越してのことでしょうが、
これでは、来シーズンも任されるかどうかは、危ういところかもしれませんね。


セインツは、この敗戦で、ドラフト全体2位指名権を手に入れましたので、
ここでクォーターバックUSCのQBマット・ライナート?)を指名してくることも、
大いにありそうです。


今後に注目したいところですね。


そして、テレビ放映でも最後に言われていましたが、
セインツのジム・ハズレットヘッドコーチが解任されました。


まあ、今シーズンはハリケーンカトリーナの影響があったとはいえ、
ここ数年、プレーオフ進出できていなかったので、
こういう判断になるのも、仕方ないことかもしれません。


それにしても、今年はヘッドコーチの解任(辞任)が多いですねぇ。


昨年ヘッドコーチが変わったのは3チームでしたが、
マイアミ・ドルフィンズニック・セイバン
 クリーブランド・ブラウンズロメオ・クレネル
 サンフランシスコ・49ersマイク・ノーラン
今年は、これまでに8チームで解任(辞任)が起こっています。


今後も増える可能性はありますが、
「多いなぁ」と思った一昨年の「7人」を既に超えています。
(調べていないので、それ以前は分かりませんが)


全部で32チームある中での「8人」ですから、
やっぱり多いなぁ、という感じで。


いろいろなところでニュースになっているので、
既知のことかと思いますが、とりあえず、列挙してみます。


まず、先々月、デトロイト・ライオンズスティーヴ・マリウーチが解任され。


今月に入って、1月1日、
カンザスシティ・チーフスプレーオフ進出できないことが確定し、
今シーズン限りで引退する、としていたディック・ヴァミールが辞任。


また、ミネソタ・ヴァイキングスは、
今シーズン限りで契約が切れるマイク・タイスと、
契約延長しないことを発表し、事実上の解任。


1月2日には、前述したセインツのハズレットと、
セントルイス・ラムズマイク・マーツ
グリーンベイ・パッカーズマイク・シャーマン
ヒューストン・テキサンズドム・ケイパーズが、それぞれ解任され。


そして、昨日、1月3日に、
オークランド・レイダーズノーヴ・ターナーが解任されました。


以上、8チームのヘッドコーチ職に空きがあるわけです。


ライオンズは、シーズン途中から、
ディフェンスコーディネーターディック・ジャローンが、
「暫定ヘッドコーチ」となっていましたが、まだ来シーズンは分かりません。


さてさて、それぞれのチームに誰が「後任」として来るのか。


先ほど、「8チームに空き」と書きましたが、
逆に言えば、「8人がフリー」になったわけですから、
誰かが他のチームに行くことも、大いにあり得るわけです。


あ、ヴァミールは「引退」だから、「7人がフリー」か。
(「復帰」の可能性が無いとは言えないけど、さすがに今年は無いか・・・)


個人的には、ラムズから解任されたマーツが、
ちょっとかわいそうだなぁ、と思っており、
どこかのチームでの復帰に期待したいところです。


シーズン中盤に、病気のため入院し、
結局、シーズンが終了するまでチームに戻らず仕舞いだったのですが、
実は、マーツ本人は、「もう大丈夫」って言っていたようなんですよね。


ところが、チームは、それを許さず。


マーツの体を気遣って・・・とも見えますが、
どうも背景には、チーム内の権力闘争というか、確執のようなものがあったようで、
マーツの体調不良を理由に、これ幸いとばかりに、
体よくチームを追い出されたようなイメージがあるんですよね。


現在、体調がどうなのかはよく分からないのですが、
本人がやれると言っているのなら、まだまだ頑張ってもらいたいところです。


もしマーツがどこかのチームのヘッドコーチに就任したら、
来シーズンは、ちょっとそのチームを応援したくなるかも。


動向に注目したいです。


あと、パッカーズの後任候補の1人として、
ディフェンスコーディネータージム・ベイツの内部昇格も取りざたされているようで。


前にもちょっと書きましたが、
ベイツは昨シーズン、マイアミ・ドルフィンズで、
シーズン途中から暫定ヘッドコーチを務めており、
その指揮ぶりを見ていたら、なんか、ちょっと応援したくなってました。


ベイツがヘッドコーチになってくれたら、これも嬉しいことだなぁ。


しかし、こういう話題が増えてくると、
「ああ、オフシーズンに入ったんだなぁ」という感じがしますねぇ。


いや、まだまだ、プレーオフはこれからなのですが。