レギュラーシーズン終了時点のパワーランキング



さて、既にワイルドカードプレーオフの試合も終わっているようなタイミングですが、
各テレビ局の「パワーランキング」にちょっと触れておきます。


いつもどおり、大きく順位が変わったところを見てみると、
カンザスシティ・チーフスが先週平均10位強から平均13位強にダウンしています。


チーフスは、第17週ではシンシナティ・ベンガルズに大勝しているのに・・・、
と思うところですが、これは、ちょっと仕方の無いところで。


どうも、どこのパワーランキングも、
プレーオフ進出チーム(12チーム)が12位以内に並ぶように、
調整しているみたいなんですよね。


まあ、強いチームがプレーオフに進出しているはず、ということから言うと、
そういうことになるんでしょうねぇ。


そうなると、「ギリギリ」プレーオフ進出を逃してしまったチーフスは、
どれだけ高く評価されても、13位以下にならざるを得ないわけで。
まあ、なんか、ちょっとかわいそうなところではありますね。


というわけで、せっかく「レギュラーシーズン終了時点」なので、
CBS」「ESPN」「FOX」のパワーランキングを平均したランキングの、
ベスト12(つまり、プレーオフ進出チームのランキング)を掲載しておきます。
(「平均」なので、順位が小数点以下の数字になってます)


  1.3位 インディアナポリス・コルツ
  2.3位 デンバー・ブロンコスシアトル・シーホークス
  6.0位 ピッツバーグ・スティーラーズ
  6.7位 ニューイングランド・ペイトリオッツ
  7.3位 シンシナティ・ベンガルズ
  7.7位 シカゴ・ベアーズジャクソンビル・ジャガーズ
  8.7位 タンパベイ・バッカニアーズ
  9.0位 ニューヨーク・ジャイアンツワシントン・レッドスキンズ
 10.0位 カロライナ・パンサーズ


先週も書きましたが、AFCのチームが軒並み評価が高くて、
NFCのチームが軒並み評価が低いのが、よく分かると思います。


さて、実際にプレーオフでは、どういう結果になっていくのでしょうかねぇ。


ちなみに、最終的な「最下位」は、
僅差でニューオリンズ・セインツでした。
平均31位。


ただし、ヒューストン・テキサンズが平均31位弱、
サンフランシスコ・49ersが平均30位強と、ほとんど変わらない評価なのですが・・・。


さて、「週間MVPノミネート累積人数」によるランキング。


 1位(49人) ピッツバーグ・スティーラーズ
 2位(47人) タンパベイ・バッカニアーズ
 3位(38人) カンザスシティ・チーフス
 4位(29人) インディアナポリス・コルツワシントン・レッドスキンズ
 6位(28人) ニューヨーク・ジャイアンツ
 7位(27人) ニューイングランド・ペイトリオッツ
 8位(24人) シカゴ・ベアーズ
 9位(22人) バッファロー・ビルズ
 10位(21人) カロライナ・パンサーズデンバー・ブロンコス
        マイアミ・ドルフィンズミネソタ・ヴァイキングス
        シアトル・シーホークス


10位に5チーム並んでいるので、都合14チームの名前が載っていますが、
うち、プレーオフ進出チームは10チーム。


ベスト10(ベスト14)から漏れたプレーオフ進出チームは、
シンシナティ・ベンガルズ(18人・16位)と、
ジャクソンビル・ジャガーズ(11人・27位)でした。


レギュラーシーズンを通して、このランキングに妥当性はあるのか、
と見てきたのですが、こうして見ると、
あながち「とんでもなく見当違い」とも言えなさそうですねぇ。


もちろん、基本的に「勝ったチームから多くノミネートされる」ものであり、
勝ち星が多いほど、このランキングでも上位に来やすいので、
当然といえば当然の結果なのかもしれませんが。


この前も書きましたが、最終的な細かい順位はともかく、
シーズン中盤に、「どこがプレーオフに残りそうか」ということを見るのに、
このランキングを使用するのは、悪くないかもしれませんね。


来シーズンは、そういう目的で使用してみようかなぁ。


ついでながら、先週、「オフェンスラインスタッツ」のところで紹介した、
「ラインパワー」の最終的なベスト12も載せておきます。(順位だけですが)


 1位 デンバー・ブロンコス
 2位 インディアナポリス・コルツ
 3位 シアトル・シーホークス
 4位 デトロイト・ライオンズ
 5位 ワシントン・レッドスキンズ
 6位 シカゴ・ベアーズ
 7位 カロライナ・パンサーズ
 8位 ニューヨーク・ジャイアンツ
 9位 カンザスシティ・チーフス
 10位 シンシナティ・ベンガルズ
 11位 ニューオリンズ・セインツ
 12位 サンディエゴ・チャージャーズ


うち、プレーオフ進出チームは8チーム。
ここから外れたのは、スティーラーズ(14位)、ペイトリオッツ(15位)、
バッカニアーズ(16位)、ジャガーズ(29位)。


なんか、ジャガーズだけ異様に低いですが、
他はそれなりにそれなりな感じがしますね。


結構、順位的にも、「パワーランキング」と合致しているように思えますし。
(ただし、先週も書きましたとおり、4位のライオンズが「変」ですが)


これも、来シーズン、毎週追ってみる価値はありそうです。


以上、「レギュラーシーズンのまとめ」の第1弾でした。