ベアーズの課題はプレーコール?



ディビジョナルプレーオフの最後の1試合、
カロライナ・パンサーズシカゴ・ベアーズの試合が、NHKBS1で放映されました。


ホント、ベアーズQBレックス・グロスマンと、控え新人QBカイル・オートンは、
どちらが年上なんだか、分からないですねぇ。
・・・というネタは、前にも書きましたが。


並んで座っている図は、なかなか面白いものがありました。


まあ、前から散々書いていますとおり、
僕は、オートンを応援していますから、
最初、グロスマンのパスが全く成功しなかったときに、
「おお、このまま失敗し続けて、後半はオートンが出てこないものか」、
・・・なんてことを思ってしまったわけですが。
NHKBS1の放映では途中カットされてましたが、結構長く失敗し続けていたので)


結局、グロスマンも結構頑張りましたね。


ベアーズは、レギュラーシーズン中は、オートンの出来が悪くて散々批判されて、
グロスマンに交代しても、結局オフェンス力は上がらなかったわけですが、
この試合を見て思ったのは、
「実はオフェンスのプレーコールが悪いんじゃないの?」ということでした。


前に、オートンが試合途中で下げられた第15週の試合の感想で、
「あれじゃあ、パスって読まれやすくて、失敗が多くなるのも仕方ないだろう」、
みたいなことを書きましたが、今週の試合でも、ちょっとそう思いました。


いや、もちろん、第15週のときはオートン
そして今週はグロスマンが、もっと「素晴らしい出来」だったら、
それでも良かったんでしょうけども。


でも、それは、この段階では望みすぎなんじゃないですかねぇ。


ピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーのことを評するときに、
よく、「育ちやすいチーム環境の中でプレー出来ている」と言われますが、
それって、オフェンスのプレーコールが良い、ということだと思うんですよね。
(端的に言えば、「ラン主体」ということになるしょう)


もちろん、元々ロスリスバーガーの能力が高かった、ということもあるのでしょうが、
そうやって、更に素晴らしいクォーターバックになっていっているわけですし。


オートングロスマンを批判する前に、
まずそこから変えるべきなんじゃないのかなぁ、とそんな風に思いました。


まあ、とにもかくにも、パンサーズ勝利。
良かったです。


QBジェイク・デロームも絶好調。
興奮の度合いも最高潮。
素晴らしいです。


この調子で、是非、スーパーボウルまで駆け抜けていってもらいたいですね。