カンファレンスチャンピオンシップにまつわる調べもの2つ



現在、カンファレンスチャンピオンシップの試合開始数時間前、
という時間帯です。


いよいよですねぇ。


特に直前情報というものでもないのですが、
昨日、ふと思い立って、2つほど調べものをしてみました。


1つは、「第5・第6シードチームのカンファレンスチャンピオンシップ成績」。


ピッツバーグ・スティーラーズが、第6シードチームとして、
初めてカンファレンスチャンピオンシップまで進んだ、
ということは、よく話題になっていますが、
調べてみると、ホント、ちょっと意外なほど、
下位シードチームって、カンファレンスチャンピオンシップに進めていないんですねぇ。


第5シードチームがカンファレンスチャンピオンシップに進んだのも、過去6度だけ。
しかも、前回は1996年シーズンと、9年も前のことで。


今回、第6シードのスティーラーズとともに、
NFCでは第5シードのカロライナ・パンサーズが勝ち残っていますが、
これは、かなり異常事態と言えるわけです。(当然、これは史上初のこと)


普通に考えれば、ワイルドカードプレーオフから「2回勝つだけ」なので、
もっといっぱいあってもおかしくないと思うのですが、
それだけ、ホームで試合を行えることというのは有利なのだ、
ということを、よく表しているのかもしれませんね。


これで、スティーラーズとパンサーズが両方とも勝ったら、
「異常事態、ここに極まれり」といった感じですねぇ。(そうなってほしいけど)


なお、これは確かテレビ中継でも紹介されていましたが、
過去、第5・第6シードでスーパーボウルに勝ち進んだのは、
1985年のニューイングランド・ペイトリオッツのみ。


そのときは、ペイトリオッツスーパーボウルで敗退していますから、
是非今年は、スーパーボウルで勝利するような事態になって、
「異常プレーオフ」(?)の締めくくりとしてもらいたいものです。


もう1つの調べものは、「シアトル・シーホークスプレーオフ全成績」。


先週、シーホークスディビジョナルプレーオフに勝ったときに、
「1984年シーズン以来21年ぶりのプレーオフ勝利」で、しかも、
NFCカンファレンスチャンピオンシップ初出場」と紹介されてました。


これも、なんか、ちょっと意外な感じがしたので、調べてみたら、
・・・あれ? カンファレンスチャンピオンシップ、出てるじゃん・・・。


ああっ、そうか!
シーホークスって、以前はAFC所属だったから、(2001年まで)
前回は、「AFCカンファレンスチャンピオンシップ出場」だったんだ。


なんか、ちょっと、一杯食わされた感じ。


あと、シーホークスは、1976年に出来たチームと、
32チームの中では、比較的新しいチームではありますが、(6番目に新しいチーム)
そもそも、プレーオフ自体あまり出場していませんから、
「21年ぶり勝利」も、まあ、やむなし。


先週のワシントン・レッドスキンズ戦が、
シーホークスの「プレーオフ10試合目」でした。


この間、4勝6敗だから、そんなに悪い成績でもないんだよなぁ。
「21年前以前」と「それ以降」で分けても、
「3勝2敗」と「1勝4敗」だから、そんなに極端な成績でもないし。


まあ、1995年に出来たパンサーズが、(3番目に新しいチーム)
既にここまで、「プレーオフ8試合」していることを考えると、
そもそももっとプレーオフに進んでないと・・・というところなのでしょうが。


ちなみにパンサーズは、ここまでプレーオフ6勝2敗。
これはこれで、とんでもない成績だよなぁ。


なお、AFCスティーラーズデンバー・ブロンコスについては、
調べるのが面倒になるほど、いっぱいプレーオフに出場していますので、
ここでは割愛させていただきます。


・・・そう考えると、AFCNFC、非常に対照的な対戦カードなんだなぁ。


そういえば今日、新聞(一般紙)を見たら、両試合とも「クォーターバックが鍵」で、
AFCは「期待の星」対決、NFCは「下積み」対決・・・とか書かれていて、
ちょっと笑いました。


確かにそうなるのか。


まあ、どちらにせよ、「派手なAFC」と「地味なNFC」というイメージそのままで。
ある意味、現在のNFLの状況をよく表している対戦カードなのかもしれませんね。


以上2つの「調べもの」の詳しい内容は、「NFL備忘録」に載せてありますので、
興味のある方は、どうぞ見てやってくださいませ。


さあ、試合だ、試合だ!