親子ヘッドコーチ対決が実現するか!?
・・・と、それだけではなんなので、あと1つ気になったニュースを。
近年、元ニューオリンズ・セインツのQBアーチー・マニング(父)と、
インディアナポリス・コルツQBペイトン・マニング(兄)、
ニューヨーク・ジャイアンツQBイーライ・マニング(弟)などを代表として、
NFLでの「親子選手」が増えてきたりしていますが、
ボチボチと、「親子コーチ」というのも増えてきているようで。
アトランタ・ファルコンズのジム・モーラヘッドコーチのお父さんが、
元コルツヘッドコーチのジム・モーラ(同名)というのが、
こちらの有名なケースでしょうか。
最近だと、サンフランシスコ・49ersのマイク・ノーランヘッドコーチが、
「お父さんのディック・ノーランも49ersでヘッドコーチをしていた」、
ということで話題になっていたりしました。
やはり、NFLも長く続いてきている、ということで、
こういうこともだんだん起こってきているんでしょうね。
で、本日の話題。
ニューヨーク・ジェッツが、新しいオフェンスコーディネーターとして、
「ブライアン・ショッテンハイマー」さんを雇ったそうです。
まあ、ここまでの流れと、苗字を見れば、一目瞭然かと思いますが、
この方、サンディエゴ・チャージャーズの、
マーティ・ショッテンハイマーヘッドコーチの息子さんです。
今シーズンまで、チャージャーズでクォーターバックコーチをしていたようですが、
32歳と、コーチとしては若い年齢ですから、
大抜擢と言っても良いでしょうね。
最も、ジェッツのエリック・マンジーニ新ヘッドコーチが「35歳」という若さなので、
それに合わせた、ということも言えそうですが。
さておき、「オフェンスコーディネーター」職は、
ディフェンスコーディネーターと並んで、コーチ職のトップ群に位置しますので、
「親子対決」があれば、また、その話題で盛り上がりそうです。
(来シーズンはチャージャーズとジェッツのレギュラーシーズン対戦はありませんが)
ただ、僕がそれ以上に期待したいのは、早い時期にヘッドコーチに抜擢され、
「親子ヘッドコーチ対決」が実現すること。
前述の「親子ヘッドコーチ」は、お父さんの方が既に引退していますから、
残念ながら、直接対決は実現していません。
しかし、ショッテンハイマー親子は、親が62歳で子が32歳。
十分、今後「対決」が見られそうな感じはします。
最近続々と決まっていた新ヘッドコーチの前職の多くが、
オフェンスコーディネーターやディフェンスコーディネーターであることからも、
この職は、ヘッドコーチ職へのステップであることは間違いありません。
もちろん、来年・再来年の話では無いですが、
是非、実現してもらいたいなぁ。
そして、もう1つ。
ヒューストン・テキサンズが、ワイドレシーバーコーチとして、
「カイル・シャナハン」さんを雇ったそうです。
まあ、ここまでの流れと、苗字を見れば、一目瞭然かと思いますが、
・・・っていうか、どっちのケースも分かりやすい苗字だなぁ。
はい、デンバー・ブロンコスのマイク・シャナハンヘッドコーチの息子さんです。
今シーズンまではタンパベイ・バッカニアーズでアシスタントコーチをしていましたが、
その役職は「オフェンスクオリティコントロール」という、
コーチの中では下の方に位置する職だったので、
ポジションコーチになった、というのは出世と言えるでしょう。
こちらは、まだアシスタントコーチなので、
先ほどのショッテンハイマー親子のケースとは同列に出来ませんが、
ただ、特筆すべきは、年齢の若さ。
親が52歳で子が24歳。
カイル・シャナハンが素晴らしいコーチであるならば、
もしかしたら、ショッテンハイマー親子よりも、
シャナハン親子の「ヘッドコーチ親子対決」の方が、実現度が高いかもしれません。
・・・まあ、少なくとも10年以上後の話になるでしょうが。
同じ日にこんなニュースが並んでいたので、ちょっと取り上げてみました。