一方的展開の土曜2試合
NFLヨーロッパ第2週のうち、土曜日の2試合の感想を。
なんというか、ここまで「見立て」と正反対の展開・結果だと、
選手の皆さんには、「すいませんでした」と謝るしかないですね。
「Play-By-Play」を追いながら、そう思いました。
まずは、ライン・ファイヤー対ベルリン・サンダーの試合。
ファイヤーのQBドリュー・ヘンソンは、24回投げて17回成功、
171ヤード獲得1タッチダウンの活躍。
・・・すいませんでした。
対するサンダーは、「ある程度オフェンスは計算できる」どころか、
結局、1点も取ることが出来ず。
・・・すいませんでした。(誰に謝ってるんだ?)
とりあえず、この試合を見て思ったのは、
ファイヤーのディフェンスは素晴らしいのではないか、ということで。
先週の試合、ファイヤーは相手のミスに乗じて勝った感があったのですが、
今週も、随所に相手のファンブルやインターセプトなどが見受けられました。
ちなみに、相手のサンダーは、先週の試合でファンブル1回、被インターセプトなし。
しかし、今週はファンブル4回、被インターセプト3回。
また、これは後からも触れますが、
先週、ファイヤーの対戦相手だったフランクフルト・ギャラクシーは、
その試合でファンブル4回だったのですが、今週はファンブルなし。
これはもう、ファイヤーのディフェンス陣が、
相手のミスを引き起こしている、ということにほかならないのではないでしょうか。
サンダーのオフェンスは、全く何も出来なかったかというと、そうでもなく、
ゴール前まで攻め込んだりもしているのですが、
いいところでインターセプト、いいところでファンブル・・・と。
これも、ファイヤーのディフェンスが如何にかみ合っていたか、ということですね。
素晴らしいです。
対するサンダーのディフェンス陣は、先週29失点、今週22失点と、
もう、明らかにボロボロです。
立て直しが必要でしょうねぇ。
結局この試合、ヘンソンの活躍も素晴らしかったですが、
とにかく、ディフェンスの出来の差が、「22対0」という結果になったのかな、と。
そんな感じがします。
しかし、そうなると、先週、このサンダーに、
33点も取られたアムステルダム・アドミラルズのディフェンス陣が、
非常に心配になってくるのですが・・・。
ともあれ、サンダーは得意なはずのホームの試合で負けてしまい、
対するファイヤーは、2勝0敗の好スタートを切ったことになりました。
さて、もう1試合は、ハンブルグ・シーデビルズ対フランクフルト・ギャラクシー。
なんと言ってもこの試合は、ギャラクシーのRBロジャー・ロビンソンが、
150ヤード獲得1タッチダウンの大活躍。
・・・すいませんでした。
加えて、クォーターバック陣も、
QBジェフ・オーティスが15回中12回成功125ヤード1タッチダウン、
QBクレイグ・オクスも14回中9回成功134ヤード2タッチダウン、という活躍。
・・・すいませんでした。
先ほどもちょっと書きましたが、ロビンソンは、
先週1人で3ファンブルという大乱調でしたが、今週はこの活躍。
もちろん、この中間、本人がトレーニングを積んだ、ということもあるでしょうが、
クォーターバック陣の活躍を見ても、先週の対戦相手だったファイヤーのディフェンス陣が、
とにかく素晴らしかった、ということなんでしょう。
シーデビルズのクォーターバック陣は、
QBブロック・バーリンもQBジェイムズ・キリアンも、先週ほどの乱調ではありませんでしたが、
それだけでは勝てないわけで。
ランも抑え込まれてましたしね。
これで、ギャラクシーは、対シーデビルズ戦初勝利。
対するシーデビルズは、開幕2連敗スタートとなってしまい、苦しいところです。
・・・と、まあ、ざっとしたことだけを書きましたが、
「Play-By-Play」を追っていても、最初から最後まで、
とにかく一方的展開だったので、もう、これ以上、なんとも言いようがありません。
さてさて、日曜日の試合はどうなるか。
ちょうど時間帯的には今やってるところですが、「Play-By-Play」が載るのは遅いので、
この試合の感想は、また明日に。