第３週対戦カードの紹介

そうこうしているうちに、もうNFLヨーロッパの第３週の試合ですよ。
いやぁ、試合を追い始めると、１週間経つのが早いなぁ。


例によって、第３週の対戦カードをざっと見ていきます。
今週も、先週と同じく、土曜２試合に日曜１試合。


まずは、ベルリン・サンダー対ハンブルグ・シーデビルズ。


共に前週負けているチーム同士の対戦。
特に、シーデビルズは開幕２連敗しております。


過去の対戦成績はサンダーの２勝０敗。


如何にホームといえども、シーデビルズの苦戦が予想される・・・というところですが、
しかし、開幕から２試合のサンダーのディフェンスは、かなりボロボロ。


更に、先週は、オフェンスも「０点」とボロボロでした。
シーデビルズにとっては、付け入る隙がありそうな感じがします。


なお、サンダーは、先週２番手に上がったものの、かなり成績の悪かった、
QBブライアン・ローベルを下げ、再びＢ・Ｊ・シモンズが２番手に上がっています。


どちらにとっても、負けると非常に辛い１戦。
まだ３週目ですが、必ず勝たなければならない、という試合になるのではないでしょうか。


シーデビルズは、開幕３連敗となると、
もう、ほぼ今シーズンは終了気味になってしまいますね・・・。


さてさて、どうなることか。


次は、フランクフルト・ギャラクシー対アムステルダム・アドミラルズ。


こちらは、先週初勝利を挙げたチーム同士の対戦です。


過去の対戦成績は、ギャラクシーが１２勝１０敗と勝ち越しており、
また、１９９５年の第３回ワールドボウルで対戦したときにも、
ギャラクシーが勝利し、初制覇を飾っております。


ただし、アドミラルズのホームでは８勝３敗。
昨年も、対戦成績は１勝１敗でしたが、
アドミラルズのホームゲームでは、アドミラルズが４８対１０と大勝しています。


アドミラルズは、開幕から２週の試合を見ていて、
かなり爆発力のあるチームであることは分かりました。


ただし、まだ安定感に欠けるきらいはあると思います。
果たして、今週は「はまる」かどうか。


２番手クォーターバックが、QBジャレッド・アレンから、
QBレジー・ロバートソンに変わっていますが、
それが、試合に何か影響してくるかもしれませんね。


ギャラクシーも、先週の週間MVP（オフェンス部門）を受賞した、
エースRBロジャー・ロビンソンが好調をキープしていれば、
大量得点を奪った先週の再現が出来そうな感じです。


なんにせよ、少ない得点同士の決着にはなりそうにないですね。
オフェンス合戦を期待します。


なお、インジャリーレポートによると、アドミラルズのLBリキヤ・イシダが、
足の怪我で「アウト（出場可能性０％）」とのことです。
大事でなければ良いのですが・・・。


そして、日曜日は、ライン・ファイヤー対ケルン・センチュリオンズ。


センチュリオンズの勝利で、よろしくお願いします。


・・・って、この試合だけ「希望」かよ。


開幕２連勝のファイヤーに対して、
先週、非常に悔しい敗戦を喫してしまったセンチュリオンズ。


過去の対戦成績は２勝２敗と五分で、
更に、どちらのホームゲームでも１勝１敗となっています。
昨シーズンの対戦成績も、１勝１敗。


どちらが優勢とも言えないこの１戦は
今後のシーズンの行方を占う上で、重要なものとなりそうです。


センチュリオンズは、先週のようなオフェンスの詰めの甘さを解消して、
ファイヤーの固いディフェンスを突き崩せるかどうか。


それが、ポイントとなってきそうです。
接戦の良い試合を期待しましょう。


なお、インジャリーリザーブ入りしていたファイヤーのWRショウエイ・ハセガワが、
この試合から復帰する模様です。


「ライバル」のアドミラルズWRノリアキ・キノシタが、
自身の怪我の間にまた１歩先に行ってしまった悔しさを、
是非、ぶつけてもらいたいですね。


以上、NFLヨーロッパ第３週対戦カードの紹介でした。