週間MVP受賞者(第9週)
今週も、NFLヨーロッパの週間MVP受賞者を簡単に紹介したいと思います。
オフェンス部門 | RB ジャマール・ブランチ (ケルン・センチュリオンズ) |
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ディフェンス部門 | LB ラッセル・レイブ (ハンブルグ・シーデビルズ) |
スペシャルチーム部門 | P グレン・パクラーク (アムステルダム・アドミラルズ) |
ナショナルプレーヤー部門 | WR スコット・マクリーディ (ハンブルグ・シーデビルズ) |
オフェンス部門は、センチュリオンズの「新2枚看板」の1枚として、
チームを勝利に導いたブランチが受賞。
試合の感想のときにもチラッと書きましたが、
ブランチは今週、26回124ヤード1タッチダウンの活躍。
(感想のときに「タッチダウンこそなかったものの」と書きましたが、これは勘違いでした)
ちなみに、この試合では、RBフレッド・ラッセルが19回ランをしている他、
チーム合計で52回もランをしていたのですが、(パスは26回)
「1試合52回ラン」というのは、NFLヨーロッパ史上3位の記録だそうです。
開幕前から、「センチュリオンズはランオフェンス」と書いてきましたが、
ここにきてようやくその形になってきたか・・・、という思いです。
・・・ちょっと遅かった。
ディフェンス部門は、6タックル2サックを記録し、
チームを今シーズン2勝目に導いたレイブが受賞。
ちょっと・・・いや、かなり意外でした。
対戦相手のライン・ファイヤーCBロニエル・ウィテカーが、
100ヤードインターセプトリターンタッチダウンを記録していたので、こちらかと。
レイブの記録も、そんなに目立つ感じではないですしねぇ。
やはり、「勝利した」という事実が大きいのでしょうか?
まあ、試合の感想でも書きましたように、この試合、
シーデビルズディフェンスはサックを6回も記録していましたので、
そのうちの2回を記録したレイブが、ディフェンス陣を代表して受賞、
・・・ってことなのかもしれませんね。
スペシャルチーム部門は、パント7回平均45.3ヤード最長59ヤード、
敵陣20ヤード以内は3回という記録で、相手オフェンスを奥に押し込め、
チームの勝利に貢献したパクラークが受賞。
シーズン平均も42.2ヤードでリーグ1位なのですが、
それを上回る活躍をしたことになります。
今週は、アドミラルズディフェンスが頑張ったのですが、
「耐えに耐えた」ことが出来た一因は、このパントのおかげということもあるでしょうね。
ナショナルプレーヤー部門は、レシーブ7回87ヤード、そして、
逆転のタッチダウンを記録して、チームを勝利に導いたマクリーディ(イギリス人)が受賞。
マクリーディは、第2週・第6週に続いて、今シーズン3回目の受賞となります。
素晴らしいですねぇ。
そういえば、先週、この部門はイギリス人の受賞が多い、と書きましたが、
今週を入れてイギリス人受賞の5回中3回はマクリーディのものですから、
そりゃ多くもなるか、という感じで。
シーズン通算では37レシーブで、これはリーグ2位、
獲得455ヤードはリーグ3位です。
ナショナルプレーヤーの枠を超えた活躍と言えますね。
以上、NFLヨーロッパ第9週の週間MVP受賞者紹介でした。