カナディアンフットボールについての新発見(?)
話は変わりますが。
カナディアンフットボールリーグ(CFL)のプレシーズンゲームが始まりました。
で、どんな感じの試合なんだろうなぁ、と思い、
軽く「Play-By-Play」を追いかけてみることに。
「サードダウンまでしかない」というルールなので、
攻守が頻繁に入れ替わる、というように聞いていたのですが、
印象としては、そうでもなかったです。
フォースダウンまであったって、あっという間に終わるときは終わりますしねぇ。
まあ、プレシーズンゲームだから参考外の部分もあるでしょうが。
どういうときに「タッチバックのようなケースで1点」ということになるのか、
というのが、一番見たかったのですが、
今日の試合では、そういうケースはありませんでした。
ホント、どういうケースなんだろう・・・。
新たに分かった、「アメフト(NFL)とは違う点」は、
まず、「ツーミニッツウォーニング」ならぬ、
「スリーミニッツウォーニング」というものがあったこと。
フィールド内で倒れても時計が止まるルールなのに、1分長いというのは、
ちょっと「ウォーニング(警告)」するには早いかなぁ、という気がしないでもないですが。
サードダウンまでしかないから、ニーダウンで時間を全部費やすことも出来ないし。
・・・アメリカとカナダの国民性の違い? (考えすぎ?)
あと、見ていて「あれ?」と思ったのは、
フィールドゴールを取られた直後のプレーで、キックオフもなく、
いきなりRBリッキー・ウィリアムズが、走っているプレーがあったこと。
いや、最初は「Play-By-Play」の記載ミスかな、と思ったのですが、
ルールブックを読んでみたら、フィールドゴールを決められた直後は、
キックオフか、自陣35ヤード地点からそのままプレーを始めるかを選択できるようです。
へぇー。
ちなみに、タッチダウン後は、必ずキックオフとなります。
タッチダウンかフィールドゴールかで、状況が違うのかぁ。
なんか、ゴール前の戦略的にも、ちょっと影響がありそうな気がします。
そして、ルールブックを読んでいてさらにビックリしたのは、キックオフが、
「得点をしたチームがそのチームの35ヤード地点からキックオフする」だけではなく、
「得点されたチームがそのチームの35ヤード地点からキックオフする」、
ということも選択できる、ということ。
えーっ、それって、どういうときに選択するんだ!?
確かに、敵陣奥深くまで蹴りこんで、あっという間に止めてパントを蹴らせれば、
次に、かなり良い位置からオフェンス出来る、ということはあるのかも。
でもなぁ・・・。
・・・とか、いろいろ考えていたのですが、
もしかしたら、これって、オンサイドキックなんじゃないか、
という気がしてきました。
確かにオンサイドキックはギャンブルですが、
成功したときは、けっこう良い位置からオフェンスを開始できますから、
切羽詰ったときには、一か八かで選択する価値はあるかもしれません。
フィールドの広さも110ヤードとちょっと長いですし、そういうこともあるのかも。
あっ。
あと、「タッチバック狙い」というのも、ありかも。(タッチバックじゃないけど)
試合時間残りわずかで、同点だったりしたら、これで「1点」入ればラッキー、
入らなかったらオーバータイムでいいか、ってところで。
ちなみに、このキックオフは、タッチダウンでもフィールドゴールでも、
また、セイフティの時も選択できるようです。
もちろん、セイフティのときは、選択権があるのは得点をした方のチームですが。
・・・と、「オンサイドキック説」とか「タッチバック狙い説」は、僕の想像ですので、
違っていたら、すいません。
でも何か、こういった違いも、新鮮で面白いなぁ。
さて、肝心のウィリアムズですが、
この試合のスタッツは、ラン4回7ヤード止まり。
「パスプロテクトはしっかり出来ていた」という話もありますが、
それは当然、出来なきゃいけないことだわなぁ。
ただ、まあ、まだ始まったばかりですし、
ウィリアムズは、昨シーズンも、シーズン後半に調子が出てきてますので、
これで、「ウィリアムズはダメだ」と言うことはないでしょう。
(思い起こせば、昨シーズン初めの頃も「ダメだ」と言われてましたね)
今後に期待します。
本日は、こんなところで。