NFL帯同ナショナルプレーヤー発表
週初めに予想したとおり、NFLヨーロッパで活躍したナショナルプレーヤーの中から、
「NFLインターナショナル・デヴェロップメント・プラクティス・スクワッド」枠で、
NFLチームに派遣される選手が発表されました。
選手名 | 国籍 | 派遣チーム |
---|---|---|
LB エイデン・デュルディ | イギリス | シンシナティ・ベンガルズ |
T サミュエル・グーテクンスト | ドイツ | ボルチモア・レイヴンズ |
DE ウルリッヒ・ヴィンクラー | ドイツ | クリーブランド・ブラウンズ |
WR マーヴィン・アレン | イギリス | ピッツバーグ・スティーラーズ |
LB カールヨハン・ビョーク | スウェーデン | ダラス・カウボーイズ |
LB フィリップ・ガーデン | フランス | ワシントン・レッドスキンズ |
S クローディアス・オセイ | ドイツ | ニューヨーク・ジャイアンツ |
DE クリスチャン・モーア | ドイツ | フィラデルフィア・イーグルス |
というわけで。
残念ながら、WRノリアキ・キノシタは選出されませんでした。
うーん、いや、ホント、残念。
リターナーとして抜群の成績を残したキノシタが選ばれない材料としては、
「英語力がない」「レシーブ成績が今ひとつ」「怪我をした」、
というあたりがあったかとは思うのですが、やっぱり厳しいものですねぇ。
個人的には、怪我をして、終盤記録が落ちたのが一番響いたんじゃないか、
・・・という気がしています。
でも、NFLのプレーヤーの中に入っても、十分に戦えることを示したシーズンだったと思います。
また来シーズン、NFL入りを目指して頑張ってください。
なお、この仕組みについて、補足しておきますと、
派遣された選手は、今シーズン中ずっと、チームの練習と試合に帯同することができますが、
試合に出場することは出来ません。(給料は出ます)
選手たちは、練習の中でチーム関係者にアピールをして、
シーズン終了後に正式契約を結ぶことが、当面の目標となってきます。
派遣されるチームは、NFL側で毎年ローテーションで決められており、
今年は、NFC EASTとAFC NORTHの計8チームとなりました。
ちなみに、今回選出された8人のうち、
モーアは一昨年シアトル・シーホークスに派遣されており、
デュルディはカロライナ・パンサーズ、オセイはタンパベイ・バッカニアーズに、
昨年、それぞれ派遣されておりました。
ので、この3人は「2度目のチャレンジ」ということになりますね。
この中から、何人が正式契約を結ぶに至れるか、注目していきましょう。
個人的には、シーズン中もたびたび名前を出しておりましたが、
ビョークとガーデンに、やはり注目していきたいところですねぇ。