契約・解雇の嵐



ここ数日、契約情報の量が凄いのですが、(「NFL選手ステータス」参照)
これは、各チーム、トレーニングキャンプ入りを目前に控えて、
ドラフト指名選手の契約が次々と結ばれているのに加え、
かなり、解雇者が多くなっているんですよね。


ドラフト指名選手の「ロースター(または、サラリー)枠」の確保のため、
こういった動きになっているのだと思うのですが、
それにしても、こんな、トレーニングキャンプ直前になってなぁ。


「さあ、キャンプでアピールするぞ!」と意気込んでいたのに、
直前で解雇されてしまった・・・とか考えると、
ちと、かわいそうだなぁ、と思わないでもないです。


どうせなら、もうちょっと早く解雇してくれていれば、
他のチームに再挑戦するのも、それなりにやりやすいだろうに・・・。


例えば、SSドワイト・スミスは、7月20日にニューオリンズ・セインツを解雇され、
7月25日にミネソタ・ヴァイキングスと契約を結んでいたりするので、
ギリギリでなければ、それなりに動けそうな感じはします。


いや、裏事情は分からないので、
もしかしたら、みんな事前に「解雇予定だよ」と言われているのかもしれませんが・・・。


ともあれ、あと2・3日、契約・解雇の嵐が続きそうです。


ちなみに、トレーニングキャンプ開始日は、チームによってまちまちですが、
(もう始まっているチームもいくつかあります)
7月30日までには全てのチームが開始する予定となっています。


そうそう、先日、「膝の手術で今シーズン絶望」というニュースのあった、
セントルイス・ラムズRBマーシャル・フォークですが、
シーズン終了確定となる「インジャリーリザーブリスト」ではなく、
試合復帰が可能な「PUPリスト」に登録された模様です。


・・・ということは、まだ今シーズン中の復帰見込みがある、ってことなのか?


あ、もう1つ契約関連ニュース。


今週初めに、「無制限フリーエージェント」が「無制限」に契約できる期間が終了したのですが、
以前も書きましたように、やはり今シーズンは移籍数が多く、
フリーエージェント制度ができて以来、史上2番目の多さとなったようです。


無制限フリーエージェント149人が移籍し、
制限付きフリーエージェントは4人移籍、トランジション選手が1人移籍で、
計154人がフリーエージェント移籍した、とのこと。


1995年の「179人」には及びませんが、
今まで2番目に多かった1994年の「132人」は大幅に超えています。


時間が出来たら、また内訳を調べてみようかなぁ。