オフェンスラインがダメなチームが多い?



まずは、昨日の補足から。


昨日書いた感想は、「Play-By-Play」を見た直後に書いているので、
スタッツは全く確認してなかったのですが、改めてスタッツを確認してみると、
「あれ? そうだっけ?」と思うことが出てくるのもしばしば。


今回、ビックリしたのは、ヒューストン・テキサンズのQBデイヴィッド・カー


「そろそろ、カーの立場も、まずくなってくるかもしれません」なんて、
昨日書いてましたが、なんのなんの。


昨日のカーのスタッツは、26回中22回成功219ヤード獲得3タッチダウンで、
QBレーティングは「140.2」という素晴らしいものでした。


いやぁ、どうも、「インディアナポリス・コルツにやられっぱなし」という、
そんな感じにしか思えなかったので、かなり驚きです。
いや、勝負がほとんど決まった後の第4クォーターにヤード数などは稼いでますが、
パス成功率の良さは、その前から良かったからこそでしょうし。


サックされまくっていた」というイメージも、
改めて見てみると、4回しかサックされてませんでした。


「4回」っていうのは、多いと思われる方もいるかもしれませんが、
カーにしては(テキサンズオフェンスラインにしては)特別多いわけではないですし、
他のチームと比べてみても、全くそんなことはないです。


ファンブルを何回もしてしまうのは良くなかったですが、
それを除けば、改善の兆しが見られるのかもしれないですね。


来週以降、まだまだ期待していきたいと思います。


・・・と思っていたら、テキサンズTチャールズ・スペンサーが、
怪我でシーズン終了、というニュースが・・・。


よりによって、パスプロテクションに重要な左タックル選手ですかい・・・。


・・・えーっと・・・。
「代わりの選手が予想外の活躍!」とか、良い方向に転べばいいなぁ。(ポジティブ?)


それにしても、先ほど「他のチームと比べても」と書きましたように、
他の試合を見ていてもサックが多いこと、多いこと。


ミネソタ・ヴァイキングスのQBブラッド・ジョンソンが5被サック
アリゾナ・カーディナルズのQBカート・ウォーナーも5被サック
デトロイト・ライオンズのQBジョン・キトナが6被サック
オークランド・レイダーズのQBアンドリュー・ウォルターも6被サック
セントルイス・ラムズのQBマーク・バルジャーも6被サック
ワシントン・レッドスキンズのQBマーク・ブルネルも6被サック
マイアミ・ドルフィンズのQBダンテ・カルペッパーが7被サック
そして、ニューヨーク・ジャイアンツのQBイーライ・マニングが8被サック


昨日の試合だけでも、5被サック以上のクォーターバックがこんなに。
ちょっと驚きじゃないですか?


なんか、どうも例年よりサックが多いように思うのですが、(気のせい?)
今シーズンはオフェンスラインが悪いチームが多いのか、
それとも、ディフェンスが良いチームが多いのか・・・。


非常に気になるところです。


しかし、こうして名前を並べてみますと、マニングの名前がかなり異色。
当然のことでしょうが、被サックの多いチームは、負けたチームばかりです。
よくジャイアンツは、これで勝てたものだよなぁ。


あ、ちなみに、ニューオリンズ・セインツのQBドリュー・ブリーズも、
サックされてファンブル」が2回もあって印象的でしたが、
結局、サックされたのは4回だけだったりします。


このあたりが、「勝てるオフェンス」かどうかの境界になるのかな?
(いや、もちろん、それより少なくても負けるチームは負けるけど)


来週以降も、ちょっと注意して見ておきたいですね。


あと1つ、スタッツを見ていて気が付いたこと。


レイダーズのQBアーロン・ブルックスが途中退場したのは昨日書いたとおりですが、
クォーターバックスタッツを見たら、途中出場のウォルターの名前しかありませんでした。


「あれ? なんで?」と思ったのですが、
どうやら、1回もパスプレーが無いままでの退場だったようですね。


・・・一応、2シリーズあったのに・・・。


さてさて、では、その後の試合の感想を。


先ほどちょっと触れましたように、ラムズバルジャーの6被サックもあって、
サンフランシスコ・49ersに敗戦。


いや、49ersファンには悪いですが、ここで負けるとはなぁ。
49ersはチーム状態が良くなっている、という話も聞きますが、
まだ僕は信用していないので。


ラムズは、先週デンバー・ブロンコスに勝っておいて、49ersに負けますか。
49ersは、先週アリゾナ・カーディナルズに負けているわけで、
よく分からない力関係です・・・。


サンディエゴ・チャージャーズは、言うことなし。
もちろん、相手関係もあるでしょうが、やっぱり強い。


ニューイングランド・ペイトリオッツニューヨーク・ジェッツの試合は、
「24対7」というスコアから、ジェッツが徐々に追いついていったので、
(実際には「24対0」からだけど)
ジャイアンツが逆転した試合を思い出して、「もしや!?」と思ってしまいました。


同じニューヨークのチームだからといって、そんなところで連動するか・・・。


まあ、さすがに、そんなことはなかったので、良かったです。
(とはいえ、24対17までにはなりましたが)


ダラス・カウボーイズは、まあまあ、安心して見ていられる展開で勝利。


そうそう、先週欠場していたカウボーイズKマイク・ヴァンダージャットが、
今週は出場してました。


50ヤードフィールドゴールに成功したりしていたので、ちょっとホッとしました。


・・・といったところで、最後に、NHKBS1で放映していた、
アリゾナ・カーディナルズシアトル・シーホークスの試合の感想を。


もちろん、カーディナルズを応援して見ていたわけですが、
カーディナルズシーホークスも、反則が多くて落ち着かない感じでしたねぇ。
あと、ミスも多い多い。


特にカーディナルズが多かったから、結果として負けたわけですが、
どちらにせよ、なんともスッキリしない試合でした。


試合中継を見ていて、観客(シーホークスファン)のブーイングの多さが、
非常に気になったのですが、やっぱり、お客さんもスッキリしなかったんだろうなぁ。


あと、カーディナルズは、もう、見ての通り、オフェンスラインがもたない、もたない。
先ほどの一覧にも並んでましたが、もちろん、
カーディナルズも「被サックの多いチーム」の1つです。


見ていた感じでは、逆によく「5被サック」で収まったな、という気さえしてきます。
ウォーナーが、よく逃げていた、ということになるのでしょうかね。


基本的に「オフェンスのチーム」なのに、こんな状況では、
勝てる試合も勝てないですわな。


ホント、あれだけシーホークス側にミスが多かったのだから、
この試合で勝たないで、いつ勝つよ、という感じ。


来週以降、また頑張ってもらいたいです。


以上、第2週日曜日の試合の感想でした。